今回はCVTについてです。
目次
車の「CVT」とは?
CVTとは「Continuously Variable Transmission)の略で、「連続可変トランスミッション」または「無段変速機」という意味です。
オートマチックトランスミッション(AT)と同様に、アクセルペダルとブレーキペダルの2ペダルのみでクラッチペダルはありません。ですので、運転操作としてはAT車と同様です。
近年、乗用車を中心に急速に普及しています。
CVT車の特徴
特徴は2つです。
- ギアがない
- クリープ現象がない
それぞれ見ていきます。
ギアがない
通常のAT車はトランスミッションの中にギア(歯車)があり、アクセルを踏むだけでキアの組み合わせをコンピューターで自動で切り替わります。
一方、CVT車はそもそもギアがありません。
ベルトやチェーンと組み合わさった2つの滑車(プーリー)で変速比をシームレスに変化させます。
クリープ現象がない
CVT車には基本的にクリープ現象がありません。
ですので、勝手に車が動き出すことがあります。
「クリープ現象がないこと」については良い意見だけでなく、「不便だ」というような意見もあるようです。