JC08モードは2011年に設定された試験方法です。カタログ燃費として使われていました。しかし現在は「WLTCモード」が使われています。
JC08モードはエンジンが冷えた状態からも試験をします。
また、平均速度や最高速度を引き上げて実際の走行パターンに近づけることで、ユーザーが実際に運転して得られる「実燃費」により近い数値を得られるようになりました。
最新のカタログ燃費「WLTCモード」についてはこちら
→燃費の「WLTCモード」とは?
目次
JC08モードと実燃費は異なる
とはいえJC08モード(カタログ燃費)と実燃費の違いは大きいです。たとえばJC08モード(カタログ燃費)で20 km/Lあったとしても実燃費は15km/L程度のケースがよくあります。5km/L程度の誤差があります。
とくにハイブリッド車のような低燃費車の場合、JC08モード(カタログ燃費)と実燃費の差大きくなりがちです。
ですのでJC08モード=実燃費にならないので注意が必要です。
最新のカタログ燃費は「WLTCモード」
現在のカタログ燃費は「WLTCモード」が採用されています。「JC08モード」は日本独自の試験方法に対し、「WLTCモード」は世界基準であるため世界的にも認められており、精度も高いです。
「JC08モード」の実燃費との差が5km/Lに対し、「WLTCモード」は2~3km/L程度の誤差になっています。
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