「車の処分はディーラーでできる？」
「ディーラーで処分するのがおすすめ？」
「ディーラー以外で処分する方法は？」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
車の処分はどこにすれば良いか困りますよね。
もちろんディーラーでお願いすることできます。
とはいえ、ディーラーで処分する場合は、費用がかかることがあるため、損をする可能性が高いです。
本記事では、車の処分をディーラーでするメリット・デメリット、その他の処分方法を解説していきます。
車の処分を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
車の処分はディーラーでやるな！
結論、車の処分はディーラーではなく他の選択肢を検討すべきです。
理由は、ディーラーは下取り価格が低く、利益を最大化しようとします。
一般的にディーラーの下取り価格は市場価格より10～20％安いことが多く、オークションや個人売買の方が高値で売れることがあります。
ディーラーでの処分は手間が少なく安心だという意見もありますが、少しの手間で数万円の差がつくことを考えると、他の方法で処分する価値は十分にあります。
より良い条件で車を処分するためには、ディーラー以外の処分方法を積極的に活用することが重要です。
車の処分をディーラーでするメリット
ディーラーで処分を依頼するメリットは以下の2つです。
それぞれ詳しく見ていきます。
面倒な手続きも安心
ディーラーに廃車を依頼するメリットは、煩雑な手続きを代行してもらえる安心感にあります。
廃車手続きには多くの書類が必要で、時間と労力がかかります。
登録抹消や解体証明の取得は、一般の人には複雑で面倒な作業ですが、ディーラーであればこれらをスムーズに代行してくれます。
そのため。忙しい人や手続きに不安を感じる人にとって、ディーラーによる廃車の依頼は有効で安心な解決策です。
下取りになることもある
ディーラーへの廃車依頼のメリットとして、時に下取りとして価値を認められるケースがあります。
ディーラーは状態が良い部品を再利用したり、リセールが可能な場合があるため、一定の下取り価格を提示することがあります。
エンジンやトランスミッションなどの重要部品が健全であれば、ディーラーはこれらを評価し、廃車予定の車両でも下取り価格をつけることがあります。
したがって、廃車を検討する際には、ディーラーに相談することも大切です。
車の処分をディーラーでするデメリット
ディーラーで処分を依頼するデメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しくみていきます。
廃車費用がかかる
ディーラーに廃車を依頼するデメリットとして、余計な廃車費用が発生する点が挙げられます。
ディーラーは廃車プロセスにおいて手数料や追加サービス費を要求することがあり、これが総費用に影響します。
特に古い車や市場価値の低い車の場合、ディーラーによる処分では、車体価値以上の費用が請求されることがあります。
確かに、手間を省くためにはある程度の費用は仕方がないとの反論もありますが、無料または低コストで廃車を受け入れてくれる業者も存在します。
コストを最小限に抑えるためには、ディーラー以外の処分方法も視野に入れることが大切です。
価値がつかない可能性が高い
ディーラーに廃車を依頼する主なデメリットは、車に価値がつかない可能性が高いことです。
ディーラーは新車販売に重点を置いており、古い車や状態の悪い車に対しては低い評価額を提示する傾向があります。
動作する古い車でも、ディーラーの下取り価格は象徴的な金額になることが多く、市場での販売や部品取りとしての価値が考慮されない場合があります。
査定がつかないと廃車と判断されやすい
ディーラーでの廃車依頼のデメリットは、車の査定価格がつかない場合、廃車と判断されやすいという点です。
ディーラーは通常、新車の販売が主目的であり、中古車の価値を見出すことには積極的ではありません。
具事故車や故障が多い車は、ディーラーによる査定では価値がほとんど認められず、直接廃車と判断されることがしばしばあります。
そのため、最適な価値を引き出すためには、複数の処分方法を検討することが重要です。
廃車はディーラー以外でもできる
実は、車の処分はディーラー以外でも可能です。
具体的に廃車処分を行う方法は以下の2つです。
それぞれ詳しくみていてきます。
廃車を自分で行う
廃車手続きは自分でも行えます。
そのため、時間がある方は自分で行うのもありかもしれません。
ただし、廃車手続きは時間と手間、さらには費用も発生します。
具体的には下記の通りです。
【手続き費用】
・一時抹消登録：0〜3万円
・永久抹消登録0〜8万円
自動車税の還付もあるため、場合によっては自分で廃車手続きすることでお得に車を処分できる可能性もあります。
廃車買取業者に依頼する
廃車買取業者では、廃車同然の車を積極的に買い取ってくれます。
ディーラーで価値が付かなかった車でも5万円以上で買い取ってくれる可能性もあります。
廃車買取業者は解体した車をパーツとして販売したり、金属資源として販売したりすることで、収益を上げる仕組みです。
そのため、廃車同然の車でも価値を見出すことができます。
ディーラーで価値がないと言われた場合は、一度、廃車買取業者に査定してもらうと良いかもしれません。
おすすめの廃車買取業者は「【2023年最新】おすすめの廃車買取業者ランキング！人気9社を徹底解説」の記事で解説しています。
車の処分（廃車）でよくある質問
よくある質問は以下の3つです。
それぞれ詳しく回答していきます。
古い車を下取りに出しても値段はつかない？
ディーラー下取りでは、再販価値がないような車でも、新車購入の値引きとして値段をつけてくれる可能性はあります。
ただし、一般的には車そのものの査定は低くなりがちです。
そのため、少しでも高く売りたい方は廃車買取業者に売るのがおすすめです。
下取りだと廃車費用がかかるの？
ディーラーは廃車を引き取っても、再販して利益を上げることはできません。
さらに、廃車手続きには費用がかかるため、下取りに出すことで逆に手数料を請求されることもあります。
そのため、税金の還付分も含め、損をしないように気をつけましょう。
下取りでも還付金はもらえるの？
下取りに出した車が廃車になる場合、すでに支払った未経過分の自動車税および自動車重量税が還付されます。
廃車にせず再販される場合でも、業者によっては自動車税も還付してくれる可能性があります。
そのため、税金の取り扱いについては、事前に確認しておくことが大切です。
まとめ：車の処分はディーラー以外もあり
車の処分をディーラーへ出すことはメリットがある一方、デメリットも存在します。
そのため、デメリットを理解したい上でディーラーへ下取りに出すことが大切です。
少しでも愛車を高く処分したい場合は、廃車買取業者へ売却することも一つの手段です。
想像以上の価値がつくかもしれません。
また、普通に売れば高値がつきそうな車であれば、「車の一括査定」の方がおすすめです。
詳しくは「【2023年最新！失敗しない車一括査定サイト5選！】おすすめランキングを紹介」の記事で解説しています。
