【車の「トリップメーター」とは!?】誰でも簡単に使える便利機能を紹介!

みなさんは車の「トリップメーター」や「オドメーター(ODO)」をご存知でしょうか。どちらも運転席前のメーターパネル内に必ずあり、運転に役立つ機能を持っています。

どちらも走行距離を表す
上記の通りで、どちらも走行距離を表す積算計で、「150.0km」などと表示されます。

今回は、「トリップメーター」と「オドメーター」について使い方や違いについて見ていきます。

その車の総走行距離を表すオドメーター

「ODO」と書かれているメーターが「オドメーター」であり、、その車が製造されてから今まで走った総走行距離を表します。。

その車のいわゆる「走行距離」を確認することが可能です。

オイル交換などの整備タイミングの目安や、中古車を購入する際に状態を知る判断材料にしたりします。また中古車を購入する際には、メーターパネルの交換をしていないか整備記録簿等の確認をしましょう。

交換されている場合は、オドメーターの値=総走行距離ではない可能性があるので注意が必要です。

トリップメーターはリセット可能な「区間走行距離」

オドメーターはリセットできないメーターですが、トリップメーターいつでもリセット可能なメーターです。

リセットのタイミングはさまざま

リセットの主な使い方は下記です。

  • 旅行の時
  • 給油した時
  • 月始まり

旅行の際、ガソリン代の目安に

例えば、友人と旅行に行った帰りにガソリンを入れ忘れた際、トリップメーターを旅始まりにリセットしておくことで旅行で走った距離を確認することができます。

その車のおおよその燃費とガソリンの値段を計算することでガソリン代を算出することができます。計算式は下記です。

走行距離÷燃費×1ℓ当たりのガソリン代
また単純に旅行やドライブで出かけた時に走った距離を知ることができます。

給油後のリセットで給油の目安に

毎回給油後にリセットすることで、何km走ったら給油か目安になります。

例えば400kmで給油したら、おそらく次の給油時も400kmが給油の目安になります。実際、私も給油後のリセットしており、おおよその給油タイミングを走行距離で見ています。

また「実燃費」の計算も可能です。燃料満タン時にゼロにしておけば、次の給油時に入れたガソリンの量で燃費計算することもできます。計算式は下記です。

走行距離÷給油量=燃費(km/L)
これで実燃費を知ることができるので、非常に便利です。入れ方により多少の誤差は生じますが、これを満タン法と呼びます。

月始まりにリセットで1ヶ月の走行距離を確認

月に1度リセットするのもありです。

「1ヶ月にどのくらい走行したか」をチェックすることができます。これを繰り返すことで自身が何月が車をたくさん走らせているか確認することができます。

表示タイプは2つ

オドメーターとトリップメーターの表示方法は下記の2つです。

・ディスプレイ表示
・ディスプレイ切り替え表示

少し前まではほとんどの車がディスプレイ表示でしたが、近年はディスプレイを切り替えて表示させる車が増えています。

近年では車に関するさまざまな情報をディスプレイで表示させるようになっており、瞬間燃費や給油後の平均燃費、航続可能距離などを表示させることができます。

ですのでこの「トリップメーター」や「オドメーター」が常に表示されず、切り替え表示の車が多いです。

車のメーターに不要なものはない

普段はスピードメーターと燃費計しか見ない人も多いかもしれません。しかし先ほど述べましたが、オドメーターでオイル交換の目安になりますし、トリップメーターで給油の目安になります。

どのメーターも必ず運転手にとって便利な意味があります。日ごろ気にしない方はこの機会にぜひ一度チェックしてみてください。

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