「今の車をいつ売ろうか?」
「車を売るタイミングはいつおすすめ?」
「結局、車は乗り続けた方がお得?」
この記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
車を持っている方にとって、「車を売るタイミング」、「乗り換えタイミング」って迷いますよね。
私もいつも「新しい車欲しいな」なんて考えています。お金があればたくさんの車を乗ってみたいです。
とは言え、車は決して安い買い物ではないため、乗り換えの決断ができないでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、本当にお得な乗り換えタイミングについて見ていきます。
車は「乗り換え」と「そのまま乗り続ける」のはどっちがお得?
車を買い替える場合、新車を安く買っても100万円以上、中古車なら30万円程度の費用がかかります。
車の購入は、家計に大きな負担になるのは間違いありません。
乗り続けた方がコスパが良い
まず結論ですが、「車乗り続けた方がコスパが良い」です。3年や5年スパンで車を乗り換えるよりも10年、20年同じ車に乗り続けた方がお得です。
故障や修理代があっても新車を買うよりお得
年式が古くなり走行距離が増えてくると、いろいろな箇所が故障してきます。その度に修理が必要で、故障内容によっては10万円以上の修理費用が掛かることもあります。
とは言え、単純に出ていく金額だけで見ると、新たに新車を購入するよりも修理をして乗り続けた方が、結果的に出費は少なく済みます。
税金の負担が増えても乗り続ける方がお得
車を長く乗り続けると税負担が重くなることはご存知でしょうか。
新車から13年以上経過した車は、毎年支払う自動車税が最大で約15%増額します。
詳しくは下記を参照ください。
→「【自動車税・軽自動車税とは!?】自動車税の対象者や税額、節税方法について」
また、車検の際に支払う自動車重量税も増加します。
とは言え、税金が増額されても、増額分は多くても年間で10万円弱です。
例えば、仮に100万円の車を新車でフルローンし、5年返済とした場合、1年間のローン返済額は約20万円です。(金利考慮なし)
単純にコスパだけで見た時は、乗り換えよりも乗り続けた方がお得です。
乗り換えのタイミングは「ライフスタイル」の変化
「コスト」で考えたら車をそのまま乗り続ける方が出費を抑えることができます。
ただし、「快適な生活をするための道具」として捉えた場合、乗り換えは「コスト」だけで判断はできません。
そこでポイントとなるのが、結婚や出産、転勤、引っ越しなどのライフスタイルの変化です。
家族構成の変化
例えば、普段乗る人数が夫婦2人だけであれば、燃費の良いエコカーで十分ですし、おしゃれにスポーツカーという選択肢もあります。
ですが、結婚して子どもが生まれた場合、チャイルドシートがつけやすい車種に買い替えが必要になるかもしれません。
子どもが2人以上になれば、コンパクトカーではなくファミリーカーが必要になります。
転勤や引っ越し
また、転勤や引っ越しになった場合、車を売る必要があります。
こういった「ライフスタイルの変化」が車の買い替えタイミングになります。
車検前も買い替えタイミング
車を持っていれば、2年に1回必ず車検を通す必要があります。車検は、税金などを入れて約10万円程度必要になります。
もし部品が故障していれば、20万円近くなることもあります。そのため、車検を機に車の乗り換えを考える方も少なくないのではないでしょうか。
実際に車検前の方が得をするケースがほとんどですので、もし買い替えを検討している方は、車検前の売却がおすすめです。
少しでもお得に乗り換えるなら「3月・9月」がベスト!
車をお得に乗り換えるなら、繁忙期である「3月と9月」がおすすめです。
多くの企業の決算期である3月、9月は、車業界全体でもっとも忙しくなる時期です。そのため車の売買が活発になります。
通常月では値引き額に上限が設定されていますが、ディーラーでは決算期になると値引き額の上限が解放されます。また、キャンペーンなども実施されます。
乗り換え検討中の方で、時期が決まっていない方は「3月または9 月」に合わせて乗り換えするようにしてください。
3月・9月は新車だけでなく中古車購入もおすすめ
中古車販売店も新車ディーラーと同じく、決算期である3月・9月は高い販売目標があります。
そのため各中古車販売店では、ローンの低金利キャンペーンや購入後のオイル交換無料など、お得になるサービスを実施しています。
新車と同様、中古車の購入を検討している方も3月と9月の買い替えがおすすめです。
3月から4月は、入学や転勤など人々のライフスタイルが大きく変わるタイミングです。その分、車の動きが活発になります。
中古車販売店にとって、特に3月は1年で最も販売台数にこだわる重要な時期です。
そんな繁忙期に、売れる中古車の在庫をきちんと確保しておかないと、中古車を買おうと訪れたユーザーに期待に応えることができません。
そのため、中古車販売店は多くの中古車を確保しようと、中古車の買取を強化をします。その結果、車の買取相場が上がります。
簡単な計算をします。
6月の販売台数が100台で1台あたりの利益が10万円
→トータル利益:1000万円
3月の販売台数が300台で1台あたりの利益が5万円
→トータル利益:1500万円
かなりざっくり書きましたが上記の通りで、業者としては1台当たりの利益が小さくてもトータル利益は3月の方多くなります。
つまり、3月は新車や中古車の「購入価格が下がりやすい」のと同時に中古車の「買取価格も上昇」します。
乗り換えは2月上旬から動き出すのが良い
車は高い買い物です。3月になって慌てて購入すると失敗します。失敗したからと言って気軽に乗り換えなどはできません。
もし3月に乗り換えを完了しようするなら、2月上旬から動き出すようにしましょう。
乗り換えの大まかな流れは以下の通りです。
車乗り換えの流れ
- 買い替えの検討
- 車種選び
- 商談
- 購入・売却の決定
- 書類の提出
- 車の引き渡しと納車
最短でも1ヶ月は必ずかかります。そう考えると、2月上旬から動き出すことでスムーズに買い替えを行うことができます。
もちろん、無理に時期を合わせる必要はありませんので、こだわりがない場合は、いつでも構いません。
車を売る流れについては下記で紹介しています。
→「【車を売るための5ステップ!】売却方法から必要書類まで、一連の流れを徹底解説!」
車を高く売るためには相見積もりが必須
車の査定額を上げるためには、複数の買取業者を競わせることが重要です。業者間が査定価格を競って少しずつ値段が上がっていきます。最低3社に出張査定を依頼すると良いです。
とはいえ、自分で3社に査定依頼をするのは非常に時間と労力を使います。手間を省くには「車一括査定」の利用がおすすめです。
「車一括査定」を利用することで時間をかけずに車を高く売ることができます。
具体的な方法は「【「車一括査定」おすすめ5選!】車一括査定で失敗しない方法を紹介」で紹介しています。
まとめ
- 車は乗り続けた方がお得
- ライフタイルの変化が乗り換えタイミング
- 車は3月・9月が売り時
- 見積もりは最低3社取ると良い
今回は車の乗り換えについて紹介しました。
まず一番重要なことは「自分が何に乗りたいか」です。乗りたい車があればすぐに乗り換え検討をするようにしてください。
その際には上記で紹介した、高く売る方法やタイミングを検討するようにしてください。
実践することで普通に乗り換えるよりかなり費用を抑えることができるので、ぜひ参考にしてください。