【ガソリンの種類】レギュラー・ハイオク・軽油の違い

ほとんどのガソリンスタンドではレギュラー」、「ハイオク」、「軽油」の3種類が給油できるようになっています。

みなさんはそれぞれどのような燃料・違い等についてご存知でしょうか?

意外と全てを理解している方は少ないのではないでしょうか?

今回は普段何気なく給油するガソリンや軽油について、その種類や価格、給油できる種類の違いなどをみていきます。

ガソリンの種類と価格

車の燃料であるガソリンには、レギュラーとハイオクがあります。

また、同じ石油から作られる燃料として軽油、灯油などがあります。

ここでは、それらについてみていきます。

レギュラーとハイオクの違いについて

ガソリンにはレギュラーガソリンとハイオクガソリンがあります。

両者の違いは「オクタン価」にあります。

オクタン価とは、ガソリンの燃えづらさやそれによる振動(ノッキング)の起こしにくさを示す尺度です。

オクタン価の数値が高いほど高圧で燃焼させても異常燃焼が生じづらく、より高出力を出すことができます。

品質規格において、レギュラーのオクタン価は89以上、ハイオクは96以上という決まりがあります。

かつてハイオクはオクタン価をあげるための添加剤に鉛が用いられましたが、人体に有害であることから1970〜80年台にかけてガソリンの無鉛化が実施されました。

その名残から、「無鉛プレミアムガソリン」とも呼ばれます。

レギュラーはハイオクと同じく、有鉛ガソリンと区別するため、「無鉛レギュラー」や「無鉛ガソリン」と呼ばれます。

また、価格に関しては、ハイオクがレギュラーより1ℓあたり10~15円ほど高くなります。

ガソリンと軽油の違いについて

軽油も車種によって燃料となります。

軽油はガソリンよりも沸点が高いため、ガソリンを蒸留する過程で採取してできるものです。

そのため、ガソリンの価格よりも安くなっています。

価格はレギュラーガソリンよりも1ℓあたり20~30円ほど安くなります。

この価格には、軽油取引税とガソリン税の差が反映されています。

なお、軽油は主にディーゼル車(エンジン)の燃料として使われます。

軽油を燃料とする車種以外は、軽油が使えない構造となっているため注意が必要です。

車種によって決められた燃料が違う理由

ほとんどの方がご存知のように、車の車種により燃料の種類が異なります。

おおよそですが、

・高級車がハイオク

・外車やマツダ車、一部のSUV車、トラックが軽油、

・その他(軽自動車含む)がレギュラー

というような分類になっています。

燃料別に車種の違いをみていきます。

ハイオク車

上でも述べましたが、ハイオクは異常燃焼によるノッキングが起こりにくいです。

軽い踏み込みでもスムーズな加速ができ、安定した高速走行ができます。

高速道路・急な上り坂など、どのような道でも運転が楽で、長時間運転しても疲れにくいです。

そのような特徴から、ハイオクエンジンはスポーツカーや高級車、外車に採用されています。

また、ハイオク車はメリットとして「走行性の高さやエンジンが長持ちする」などが挙げられますが反面、デメリットとして「車両価格や維持費の高さ」があります。

ハイオク車はレギュラー車に比べて燃費が悪いことが多く、かつ1ℓあたりの価格も高いため、維持費は他の種類の車に比べて多くかかってきます。

レギュラー車

レギュラー車は、ハイオク車よりもノッキングを起こしやすいと考える方もいるかもしれません。

考えとしては正しいですが、通常のレギュラー車にレギュラーガソリンを入れていれば、ノッキングは起こりにくいです。

どちらかと言えばハイオク車に比べ、レギュラー車の方が起こしやすいというだけです。

頻繁に起こるものではないので特に気にしなくても良いと思います。

もし起こった場合は対処が必要です。

ディーゼル車

ディーゼル車はガソリンよりも着火性の高い軽油を燃料とするエンジンを搭載しています。

また、ディーゼル車はエンジンから発生する熱エネルギーの変換効率が高いため、燃費に関してもレギュラー車やハイオク車よりも優れています。

同じ車種でディーゼル車とガソリン車がある場合はディーゼル車の方が燃費が良い場合が多いです。

詳しくは以前、トヨタのランドクルーザープラドでまとめましたのでこちらをどうぞ。

ランドクルーザープラド 買うならディーゼル?ガソリン?徹底比較!!

また、費用面でも税金制度でガソリン車に比べ優遇されています。

ガソリン車に比べて購入する際の税金が少なく済みます。

他にも、エンジンの熱効率の良さから大きな回転力も可能にしています。

トルクが大きい分、発進時の加速があります。

ただし、エンジンの高回転域はガソリン車よりも劣るため、高速性ありません。

そのため、ディーゼル車にはターボチャージャーが組み合わされていることが多いです。

また、軽油は低温で流動性が低下するため、寒冷地でディーゼル車を長期保管するときは、燃料の凍結を防ぐ必要があります。

ですので、普段は寒冷地以外で暮らしていて、冬に旅行等で寒冷地へ行く際は、行き先のガソリンスタンドで軽油を入れる必要があります。

そうすることで燃料の凍結が防げます。

指定の燃料以外を使うと危険

それぞれの車種に指定された燃料がありますので、給油する際は間違えないよう注意しましょう。

万が一、指定以外の燃料を入れてしまうと危険です。

ハイオク車にレギュラーを入れてしまった場合、走行性能が低下し、場合によってはエンジンの寿命を縮める可能性があります。

一方でレギュラー車にハイオクを給油しても大きな問題はありません。

ただ、特に大きな問題にはならないかもしれませんが、あまりおすすめはできません。

基本的にはその車に入れるべきガソリンを入れるようにしましょう。

ディーゼル車にガソリンを入れると危険?

ディーゼル車に指定(軽油)以外の燃料を入れたときは、注意が必要です。

ディーゼル車にガソリンを入れてしまうと、ガソリンに潤滑性がないため燃料噴射ポンプの破損などに繋がります。

また、燃料タンクの軽油の残量にもよりますが、レギュラーガソリンと軽油が混合すると馬力の低下や、場合によっては、排ガスに白煙が混じることがあります。

それにより、噴射ノズルや燃料ポンプの破損が考えられます。

このように、車のエンジン仕様に合わせた燃料を使用しなかった場合は不具合が生じます。

特に、セルフスタンドで給油する場合は、しっかりと油種を確認してから給油するようにしましょう。

車の油種が分からない場合

レンタカーを借りた時などに、レギュラー、ハイオク、軽油どれを入れたら良いか分からない場合があります。

その際は車検証で確認しましょう。

車検証には「燃料の種類」という項目があり、適合する油種がガソリンか軽油の区別で記載されています。

ただし、レギュラーかハイオクかは記載がないため、メーカーのカタログや取扱説明書で確認が必要です。

まとめ

車の燃料にはレギュラーやハイオク、軽油があります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にこれが良いとは言えません。

車を購入する際はそれぞれを乗り比べてみるのも良いかもしれません。

また、車には適切な油種があります。

指定以外の燃料を入れると車の故障にも繋がるため、油種をしっかり確認し、給油するようにしましょう。

 

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