みなさんは「タコメーター=エンジンの回転数を示す計器」ということを知っているはず。
ですが、なぜ「タコメーター」と呼ぶか知っている方は少ないのではないでしょうか?
タコメーターが「タコメーター」と呼ばれる由来についてみていきます。
タコメーターは古いギリシャ語に由来!
「タコメーター」のスペルは「tachometer」です。
タコ=8本足の海の生物だと思う方(私も昔は関係あると思っていてました。)もいると思いますが、違います。
タコ=tachoは速度を意味する古いギリシャ語「τάχος(タコス)」に由来しています。
tachoは速さ・速度の意味を表し、meterが計器や計測器を意味します。
アメリカではこちらのtachometerが使われることが多いです。
また、「タコメーター」は日本語では「回転計」を指します。
これをそのまま英語に訳すとrevolution-counterとなります。
日本では聞き慣れませんが、
実際にイギリスでは「タコメーター」をrevolution-counter(=回転運動の計測器)と呼びます。
略称としてrev-counter(レブカウンター)とも呼ばれます。
ただ、タコメーターと英語で言っても通用します。
普段は特に意識する必要はありませんが、
もし外国へ行ったり、外国の方と会話する際に通じない場合は「revolution-counter」に変換すると伝わるかもしれません。