「中古車は値引き交渉できるの?」
「中古車の値引き相場は?」
「中古車の値引きのコツは?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
中古車の購入において「値引きはしないもの」という声もありますが、実際はどうなのでしょうか。
せっかく買うなら少しでも値引きして、安く購入したいですよね。
本記事では中古車の値引きの相場や交渉のコツ・言い方を解説していきます。
中古車の購入を検討中の方は最後まで読んでいただき、ぜひ値引きにチャレンジしてみてください。
中古車の値引き交渉は可能!?
結論、中古車の値引きは可能で、下記が証拠です。
車を買い替えることを決意し散々悩んだ結果、中古のアコードを買うことにした!
基本値引きは難しい中古車だけど車両価格から2万、バッテリーなどの消耗品交換サービス、車検込みメンテパック半額まで頑張ってやってくれたので買うことに決めた。某ホンダさんめっちゃ頑張ってくれた。— ぺんたん@コメダでアプリ開発 (@pengoya) November 22, 2022
契約後、色々と用事を足して帰宅。
商談の結果装備してる純正ナビに対応した純正バックカメラと対応ドアハンドル付けてもらった上に万単位の端数まで値引きしてもらいました✨
自社下取り車とはいえ値引き渋い中古車でここまでサービスして貰えれば御の字だね👌
納車は来月5日。楽しみだねぃ☺️ pic.twitter.com/w443QTwVJp— 野良猫Mitchie (@Mitchie09443503) October 22, 2022
中古車を購入する際に、値引きしてもらえる可能性は十分あります。
全ての中古車販売店が交渉できるわけではありませんが、応じてくれる業者も少なくありません。
そのため値引き交渉する価値は十分あります。
値引き交渉ができない場合もある
ただし業者によっては値引き交渉できない場合もあります。
新車の場合は必ずと言っていいほど値引きがありますが、中古車は値引きできない場合もあるので注意が必要です。
無理に値引き交渉すると悪い雰囲気になる可能性もあります。
中古車の値引き相場
まずは中古車の値引き相場について見ていきます。
中古車を購入の際は相場を参考にしましょう。
一般的な値引き相場の目安
以下が一般的な相場の目安です。
・150万円の中古車→10万円
・100万円の中古車→5万円
・50万円の中古車→3万円
一般的に値引きが期待できても、100万円の車両本体価格に対して5万円程度が限界、2〜5万円の値引きでも良い方です。
100〜150万円たりの中古車なら、最高値引き額10万円を目指して値引き交渉するのがベストです。
ボディタイプ別値引き相場
ボディタイプ別の値引き相場は以下の通りです。
・ミニバン・SUV:10%程度
・セダン・ステーションワゴン:8%程度
反対に軽自動車やコンパクトカーは中古車試乗での利益がさほど見込めないため、値引き相場も良くありません。
そのため購入予定の車のボディタイプや価格帯を考慮し、値引き交渉することが大切です。
中古車の値引き交渉を成功させる条件
値引きのしやすさは車種や価格、販売店によっても異なります。
【成功しやすい条件】
・販売店:表示価格が明確
・車種:人気車種
値引きしてもらえる可能性の高い販売店を見極める方法は、表示価格が明確かどうかをチェックすることです。
「車両本体価格しか書かれていない」「諸費用が不明確」など、価格の正確性に欠ける買取店は値引きの可能性が低いです。
また車種に関しては「人気が高い」「在庫が多い」車を狙うと値引きに成功しやすいです。
中古車販売店は大量な長期在庫は維持費だけがかかるため、値引きしてでも早く売りたいと考えています。
中古車の値引き交渉が難しい場合のコツ
車両本体価格の値引きが難しい場合は、まずはオプションやサービスの値引き交渉をしてみましょう。
洗車用品やカーメンテナンスキッドなどの交渉が有効的で、値引きに応じてくれる場合が多いです。
基本的に販売店の負担が少ないサービス内容であれば交渉してみる価値アリです。
中古車の探し方のコツ
店頭での値引き交渉が難しい場合は、ネット上で中古車を探してみるという手もあります。
ネット上で売られている中古車は基本的に店頭価格より安い場合が多いです。
また、最初から予算内の中古車を見つけられるなら、店頭での値引き交渉がそもそも不要です。
とはいえネットでは情報が少ないため車の良し悪しが分からず、購入を躊躇しまいがちですよね。
車をネットで探す際はズバット車販売の「中古車無料お探しサービス」がおすすめです。
一般市場に公開される前の「非公開在庫」から希望の車を探してくれるので、自分では見つけられない車に早くリーチできます。(登録は無料)
中古車は新車とは異なり一品ものです。良い車はすぐ売れてしまうので、良い車が入ったらすぐに契約できるよう、登録だけでもしておくと良いかもです。
≫ズバット車販売公式サイト
【事前準備】中古車の値引きは下準備が必要
中古車を値引きしてもらいたい場合は、交渉前の事前準備が必要です。準備は2つです。
- 不要な諸費用を確認
- 月末期・決算期のタイミングを狙う
それぞれ詳しく解説します。
不要な諸費用を確認
見積もり書の総額の中には車両本体価格だけでなく、色々な諸費用が加算されています。
まずは項目ごとにしっかりチェックしてください。
主な項目は下記の通りです。
・代行費用:名義変更などの手続き代行
・登録費用:中古車の移転登録の手続き費用
・納車整備費用:洗車や車内清掃の費用
・保証費用:アフターサービス費用
具体的には「【中古車の購入時にかかる諸費用とは!?】諸費用の内訳や節約テクニックを紹介」の記事で詳しく解説しています。

例えば、洗車や車内清掃を自分で行うなら納車整備費用は外しても問題ありません。
また県をまたぐような遠方での中古車購入は、陸送費がかかるため注意が必要です。
車庫証明を自分で取りに行くのはおすすめ
上述した「代行費用」の中に含まれる車庫証明の取得ですが、見積もり時に1〜3万円加算されています。
自分で車庫証明を取りに行ことで数万円の費用が浮きます。
具体的には「【中古車購入に必要な車庫証明】取得方法、必要書類や費用を詳しく解説」の記事で解説しています。

月末期・決算期のタイミングを狙う
中古車の値引き交渉で来店するなら月末がおすすめです。
なぜならその月の目標台数を達成するために、中古車販売業者は1件でも成約がほしいところです。
購入の意思を強く出せば値引きに応じてくれる可能性があります。
また年間で以下のような時期もお得に中古車を手に入れられる可能性が高いです。
・4月、5月→需要低下で中古車が売れにくい
今すぐに中古車が必要でなければ、これらの時期に値引き交渉するのが得策です。
結論:一番おすすめは3月
中古車の購入は3月が一番お得になります。
決算の直前が一番値引きを引き出しやすいです。
営業マンも必死で売りたいと考えるためです。
中古車の値引き交渉の言い方・コツ
当日の交渉のコツは以下の4つです。
- 他店の中古車販売価格を比較に出す
- 予算の限界を低めに言う
- 「今日ここで買う」という意思を伝える
- オプション値引きの交渉
これらが値引きのポイントです。
他店の中古車販売価格を比較に出す
他の中古車販売店で安く販売されていれば、それを材料に交渉してみてください。
特に上述した月末のタイミングであれば、営業マンが必死になるため、値引きを引き出しやすいです。
車種比較もアリ
同じ車の価格に差がない場合は、車種で比較するのもありです。
例えばRAV4とフォレスター、ヴォクシーとセレナなどが有効です。
ライバル車比較も交渉材料に使えるので、事前にチェックしておくようにしましょう。
予算の限界を低めに言う
中古車の値引き交渉では、予算を低めに申告するのがコツです。
予算内に合わせるために値引きを頑張ってくれる可能性があります。
低すぎはNG
とはいえある程度販売店側の提示に合わせた額にしないと、交渉にならないケースもあるので注意が必要です。
そのためには車の相場や値引き率を事前に調査しておくことが大切です。
提示価格の5〜10万円程度低い金額を予算にすると良いかもしれません。
「今日ここで買う」という意思を伝える
値引き交渉で意外と大事なのが、「こちらの本気度を伝えること」です。
店側も商売なので、買うかどうか分からない客に値引きやサービスはしません。
「今日、この店で買います」という姿勢を見せましょう。
営業マンもやる気を出して値引きに応じてくれる可能性が高いです。
交渉タイミングは見積書の提示
中古車の値引き交渉は「見積書を出してもらったタイミング」がベストです。
見積書が出る前に交渉をすると悪い雰囲気になり、交渉がスムーズに進まない可能性があります。
そのため見積書が出るまでは何も言わず、出てきたら少しずつ交渉に入りましょう。
オプション値引きの交渉
車両本体価格だけでなく、カーナビなどのオプションも値引き交渉しましょう。
その際、初めからオプションの値下げの話は出さず、まずは車両本体の値引き交渉をしてください。
車両の交渉が無理そうなら、オプションの交渉へと移行します。
場合によっては「車両本体価格は無理ですが、オプションなら値引きできます」と向こうから提案されるケースもあります。
値引きではなく、サービスなどの追加も有効
値引き交渉ではなく、各種サービスの無償提供を交渉するのも一つの手段です。
・キズの修理を無料で依頼
・タイヤやバッテリー、フィルターなどを無料交換
・消耗品の提供
値引きを断られたり、少額の値引きしかできなかったときに試してみましょう。
【乗り換えの場合】車を高く売って購入資金を確保
今乗っている車を高く売ることも安く車を購入するためのポイントです。
少しでも高く売れれば、その分購入資金を安く抑えることができます。
車を売る場合は「車一括査定」一択
もし車を少しでも高く売りたい場合は、「車一括査定」で車を売却するようにしてください。
普通に車を売るより高く売れる可能性が高いです。以下が証拠です。
ハリアー(1年8ヶ月、3.3万キロ)売却まとめ
一括査定価格が331万円(入札時+20万)
ディーラー下取りが220万
目安に使用したダイハツAI査定が278万
なお購入価格が諸税含めて313万、残債234万車を売るなら
①ダイハツAI査定で相場把握
②MOTA一括査定で入札価格把握
③現車一括査定(3社)→名刺裏入札 pic.twitter.com/hQO0QAXHBn— かっち (@kacchi25) August 22, 2022
上記の通りで、ほとんどの場合で普通に売るより高く売れます。
当サイトおすすめ一括査定「MOTA車買取」
一括査定のおすすめサイトは『MOTA車買取』です。
MOTA車買取はこれまでの一括査定のデメリットを無くした優れたサービスです。
MOTA車買取の特徴
MOTA車買取 | 一般の一括査定 | |
最大比較社数 | 20社 | 10~20社 |
電話数 | 3社 | 10社 |
ネット上で概算額提示 | あり | なし |
料金 | 無料 | 無料 |
MOTAは手間なく高額査定が引き出せます。
詳しくは「【MOTA車買取のデメリットは2つ!】メリットやデメリット、口コミ・評判まで解説」の記事で解説しています。

車一括査定は車の引き渡し時期や条件が個別に相談できる、柔軟性の高い売却方法です。
少しでも高く売りたい方は利用してみてください。
≫【完全無料】MOTA車買取の一括査定を申し込む
中古車値引きのQ&A
中古車の値引きに関するQ&Aをピップアップしました。
- どこの店でも値引きできる?
- 値引き交渉で印象は悪くならない?
- 現金一括やローンなど支払い方法で有利なのは?
それぞれの回答は下記です。
どこの店でも値引きできる?
値引き交渉ができない店は存在します。
過去の実績やTwitterなどを参考にそのお店で値引き交渉できるか事前に確認するようにしてください。
値引き交渉で印象は悪くならない?
値引きをしても、常識の範囲内なら問題ありません。
とはいえ新車のように「50万円の値引きに成功」なんてことはできません。
中古車の値引きは多くても10万円程度です。
また信頼関係を壊すほどの交渉しては、今後の付き合いもしづらくなります。
交渉はうまくいけばラッキーぐらいの気持ちでのぞみましょう。
現金一括やローンなど支払い方法で有利なのは?
値引きの可能性が高いのは「ローン」です。
理由はローンなら手数料で会社に儲けが発生するためです。
とはいえトータルで見たら、どちらが良いとかはありません。
自身の予算や環境で決めれば問題ありません。
まとめ
- 不要な諸費用はカット
- 購入は月末を狙う
- 他店の中古車価格を比較
- 予算の限界を低めに言う
- 「今日買う」という意思を伝える
- オプションの値引き交渉をする
本記事では中古車の値引き交渉について解説しました。
中古車購入は交渉次第で数万円安くなる可能性があります。
そのため必ず交渉するようにしましょう。
とはいえ、やりすぎは関係が悪化するので、ほどほどに交渉するのが重要です。
中古車購入の際は、お目当ての中古車を少しでも安くゲットできるよう、値引き交渉にチャレンジしてみましょう。