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ryosuke
約10年前、スバルのインプレッサを購入。
その後、トヨタのランドクルーザープラドを購入し、5年後に売却。
車一括査定を利用し、ディーラーの下取りより40万円以上高い買取を経験。
日々、カーセンサーで中古車を確認しつつ、最新の車情報を発信。
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【残価設定ローンは一括返済がお得!?】残クレを途中で一括返済のメリット解説

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【残価設定ローンは一括返済がお得!?】残クレを途中で一括返済のメリット解説

「残価設定ローンは一括返済がお得?」
「そもそも途中で返済できるの?」
「お得な返済タイミングは?」

本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。

車を残クレ(残価設定ローン)で組んでいる方で、金銭的に余裕ができ、途中で一括返済したい方もいるのではないでしょうか。

残クレを一括返済すると、総返済額が低くなるメリットの一方で、いくつかの注意点があります。

本記事では残価設定ローン(残クレ)は一括返済がお得なのか、途中で一括返済するメリットやデメリットを解説していきます。

残価設定ローンを一括返済するか迷われいている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそも残価設定ローン(残クレ)とは?

そもそも残クレ(残価設定ローン)とは?

残クレとは、残価設定ローン残価設定クレジットのことをいいます。

通常の方法で買う場合よりも支払い負担が少なくして新車を購入できる支払い方法です。

残クレの仕組み

残クレは車両価格の30%〜50%程度を下取り時の買取保証額、つまり「残価」として設定し、残価を除いた50%〜70%程度の金額を返済する支払い方法です。

返済期間は3〜5年が一般的で、5年間の60回払いなら59回に分けて残価以外の部分を毎月支払い、60回目の最終支払額で残価を負担します。

59回まで支払えば残価は下取りっで相殺できるため、実際に負担する車の購入費用は車両価格の50%〜70%程度と毎月の利息だけです。

支払い期間の終了時には車をどうするか3つの選択肢から選ぶことができます。

  • 新車に乗り換える
  • 残価を支払って乗り続ける
  • ディーラーに返却

詳しくは「【「残クレ」とは!?】残クレの意味や仕組み、メリット・デメリットについて」の記事で解説しています。

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残クレは途中で一括返済できない?

残クレは一括返済できない?

残クレも通常のカーローンと同様に途中で一括返済することが可能です。

一括返済することで返済の手間がなくなったり、返済総額も減らせるといったメリットがあります。

ただし一括返済を行っても利子が全額免除されるわけではありません。

一般的には、本来支払うはずだった利子の一部を手数料として負担する必要があります。

一括返済を検討する場合には、事前にディーラーへ条件を問い合わせ、手数料などを計算しておきましょう。

また、そのまま車に乗り続けたい場合は、残価分も支払う必要があります。

そのためかなり大きな金額を用意する必要があります。

残価設定ローンは一括返済がお得!?メリットを解説

残クレは一括返済すべき!?メリットを解説

残クレを一括返済することで金銭面だけでなく、家計の管理が楽になるなど、さまざまなメリットがあります。

残クレ一括返済のメリットは以下の3つです。

  • 返済総額が抑えられる
  • 車が自分名義になる
  • 他のローンを組みやすくなる

返済総額が抑えられる

一括返済を行うことで総支払額を抑えることが可能です。

残クレに限らずローンを利用すると、借入額に応じて利子を支払う必要があります。

数%の金利でも、借入額が数百万となると、利子だけで大きな負担となります。

また返済期間が長く設定していれば、その分、利子も増えていきます。

一括返済にあたって手数料を請求されることもありますが、それを差し引いてもトータルで得になる場合が多いです。

そのため少しでも負担を抑えたい方にはおすすめです。

車が自分名義になる

残クレの返済中、車の名義はディーラーです。

そのため急いで買い替えが必要になっても自身の裁量で売却できません。

しかし一括返済すれば、名実ともに自分のものになるので、長く乗り続けることも売却も自由にできます。

自分の名義になりますので、走行距離の制限や、車のキズを気にせず乗れるようになり、カスタムも自由に行うことができます。

他のローンを組みやすくなる

残クレを一括返済することで、他のローンを組みやすくなるというメリットもあります。

ローンを組む場合は、年収に対してどの程度の借入れがあるかがチェックされ、借入れの割合が多いと判断されれば、新たなローンを組むことができません。

しかし残クレを一括返済すれば、その分借入れが減るので住宅ローンなど新たなローンを組みやすくなります。

残クレを一括返済する際のデメリット

残クレを一括返済する際のデメリット

残クレにはいくつかのデメリットがあります。

そのため一括返済の前に確認しておきましょう。

デメリットは以下の3つです。

  • 手数料がかかる
  • タイミングによっては損をすることがある
  • 売却価格が保証されない

手数料がかかる

上記で述べたように、ローンの一括返済時には手数料が発生する場合があります。

手数料の金額は契約しているローンによって異なります。

ローン契約時に確認しておきましょう。

タイミングによっては損をすることがある

一括返済を行えば、完済が前倒しになった分、利子の発生が抑えられるため、返済総額を減らすことができます。

しかし返済期間が残り少ない場合は注意が必要です。

例えば、3年ローンで、返済期間が残り1年を切っている場合には、減らせる利子よりも、手数料の方が上回ってしまう恐れがあります。

一括返済を検討する際は、事前にディーラーへ問い合わせて返済金額と手数料を確認し、予定通り返済し続けるのとどちらが得なのか必ず確認するようにしましょう。

ちなみに、返済を始めてから1年程度であれば、ほとんどの場合、一括返済したほうが得になります。

売却価格が保証されない

残クレでは契約時に設定された残価が保証されていますが、一括返済をすると完全に自身の所有物となり、価格の保証もなくなってしまいます。

そのため需要の少ない車種などの場合、後で売却しようとしても思ったような価格がつかず、予定通り返済し続けて、完済時に売却した方が得だったということもありえますので注意が必要です。

残クレを一括返済するのに適したタイミングとは?

残クレを一括返済するのに適したタイミングとは?

残クレの一括返済自体は、資金さえあればいつでも可能で、予定通り返済するよりも利子の総額を抑えることができます。

しかし返済期間が半分以上進んでいると、利子の計算基準である元金も減っているため、減らせる利子も少なくなってしまいます。

残クレの一括返済は、返済期間が半分を過ぎる前に行うのがおすすめです。

具体的には、5年ローンであれば、最初の1年、あるいは2年目に入ったばかりのタイミングが狙い目です。

また一括返済を検討する際は、現時点でのローン残高や減らせる利子の額を事前に確認しておきましょう。

残クレを途中で一括返済する手順

残クレを一括返済する手順

残クレを一括返済したい場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか。

一般的な流れは以下の通りです。

1、ローン会社に連絡する
2、一括返済する
3、車の名義変更をする

1、ローン会社に連絡する

一括返済する場合は、まずディーラーに一括返済したい旨を連絡を入れて、返済金額や手数料などを確認しましょう。

車を売却したいのか、そのまま乗り続けたいのかも、このとき伝えてください。

2、一括返済する

実際の返済は、振込と書類の郵送のみで完結できる場合もあれば、店舗などに出向く必要がある場合もあります。

そのため契約しているローンによって異なります。

3、車の名義変更をする

そのまま乗り続けることを選択した場合、車を自分名義に変更する必要があります。

手続きは自身で行う必要があります。

名義変更にあたっては、以下の書類が必要なので、事前に準備しておいてください。

書類が揃ったら、運輸支局へ持参して、手続きを行なってください。

〈自身が準備する書類〉
 ・印鑑証明書
 ・車検証
 ・車庫証明書
 ・手数料納付書
 ・税申告書
 ・実印
〈ディーラーから受け取る書類〉
 ・(記名押印済みの)譲渡証明書
 ・印鑑証明書
 ・委任状
このように残クレの一括返済には手間も注意点も多く、慎重に検討しなければなりません。
支払い総額を抑えられるかもしれませんが、手続きには少し手間がかかります。

まとめ

残クレの一括返済は、その後の利子を払う必要がなくなるため、トータルでみると得になります。
まとまった資金がある場合は一括返済をしてもいいかもしれません。
しかし、タイミングによっては、減らせる負担よりも手数料の方が高くなったり、手続きも必要で手間がかかったりします。
自身の状況をしっかり確認の上、検討してみてください。
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