【車の交渉はめんどくさい】
【交渉って必要なの?】
【上手く交渉するコツは?】
この記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
車を購入する際、絶対に車の値引き交渉があります。そのためディーラーの営業マンとの交渉が必要です。
しかし、「車の値引きはしたいけど、交渉が面倒・苦手」という方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では値引き交渉が苦手な方向けに、上手に値引きするコツを解説していきます。
車の値引き交渉に不安を感じる方は、ぜひ参考にしてください。
また、値引きを最大限に引き出す“交渉術”については「【失敗しない新車の値引き交渉術7選!】」の記事を参考にしてください。
車の値引き交渉がめんどくさい場合はどうする!?
車の値引き交渉がめんどくさい場合は事前に値引き交渉について理解しておくことが大切です。
値引き交渉を理解していない、漠然と値引き交渉することで「めんどくさい」と感じてしまいます。
人は〇〇円値引きしますと言われると、「じゃあ〇〇円+△△円までは値引きできるかも」と、つい欲が出て交渉に力が入りがちです。
欲が出て値引き交渉にエネルギーを使うことで、段々とストレスを感じます。
そうならないためにも、値引き交渉について理解しておくことが非常に大切です。
値引きが面倒な人のためのコツと手順
値引きが面倒な場合は以下のコツが大切です。
- 目標額を決めておく
- 下取り額アップを狙う
- ハンコを持参する
- 車の買い時を知っておく
上記を把握しておくことで、上手に値引き交渉することができます。
目標額を決めておく
車の値引きは目標額を決めておくことが非常に大切です。
値引きの目標額を決めておくことで、納得して車を購入することができます。
そのため、値引き交渉の前に「〇〇万円の値引きを目標にしよう」と明確な目標を決めておきましょう。
目標額を決めるポイントは以下の2つです。
・目標額は高く設定しすぎない
ネットで相場をチェック
目標額を決める際はネットで値引き相場を調べておきましょう。
おすすめは価格.comです。数多くの実際の値引き額が掲載されています。
掲載されている値引き額の最新10件程度を把握しておきましょう。
目標額は高く設定しすぎない
目標金額は高く設定しすぎないことがポイントです。
具体的には相場の中間あたりを目標にすると良いでしょう。
例えば、値引き額が20〜50万円だった場合は25〜30万円を目標設定するようにしてください。
値引き額の上限は目指さず、25〜30万円値引きできたら合格ラインとすることで、目標達成しやすいです。
下取り額アップも狙う
値引き交渉の際は、下取り額を高くしてもらうこともポイントです。
下取り額が高ければ、その分だけ値引き額をアップしたのと同じ効果があります。
ディーラー下取りは恐ろしいほど安く見積もられるケースがあるので、ここで損をしないことも非常に大切です。
そのため事前にネットで下取り額を把握しておきましょう。
下取り相場の確認は「ナビクル」がおすすめ
下取り額の確認は「ナビクルの買取・下取り相場検索」がおすすめです。
全ての車種の買取・下取り相場を調べることができます。
交渉の前に必ずチェックしておきましょう。
相場の調べ方については「【車の買取相場の調べ方は!?】具体的な手順を紹介/高く売るコツあり」の記事で詳しく解説しています。
詳しく調べるなら「一括査定」がおすすめ
上記のナビクルで簡単に相場を調べることができますが、実際に査定するわけではありません。そのため実際の査定額は異なります。
もし自身の愛車を詳しく調べたい場合は「車一括査定サービス」の利用がおすすめです。
実際に査定してもらい、査定額を知ることができます。
おすすめの車一括査定サービスは「【車一括査定のリアル評判は!?】悪い口コミあり/おすすめ人気ランキング5選!」の記事で紹介しています。
ハンコを持参する
値引き交渉が面倒な人は必ずハンコを持参しましょう。
実際にハンコを持参すると、「今日買う気がある人だ」とディーラーの営業マンはやる気を出してくれます。
ディーラーとしては、車が売れるなら多少値引き額をアップしても良いと判断する可能性が高いです。
そのため、結果的に値引きを目標額に近づけることができます。
車の買い時を知っておく
目標額を達成するためには値引きしやすい時期を知っておくことも大切です。値引きしやすい時期は普段より5〜10万円程度高く値引きできます。
値引きがししやすい時期は以下の通りです。
・モデルチェンジ前
車の購入は上記2つのどちらかがおすすめです。
3月、9月
ほとんどディーラーは3月が決算、9月が中間決算です。そのため売上を強く意識します。
ディーラーの営業マンにとっても自身の営業成績がかかる、大事な時期です。
したがって1台でも多くの車を売ろうとするため、値引き額も必然とアップします。
車検などの都合がない場合は3月または9月に購入するようにしましょう。
モデルチェンジ前
モデルチェンジ前は言わば「セール」みたいなものです。
新型が出る前に現行モデルを売り切る必要があります。そのため値引きが緩くなりやすいです。
モデルチェンジを狙うのは難しいかもしれませんが、この時期が値引きのチャンスであることを理解しておきましょう。
満足するためには最低値引きラインも決めておく
値引き額では目標を設定しておくのと同時に、最低値引き額も決めておきましょう。
たとえば値引き目標が40万円、最低限値引き目標が25万円に設定しておけば、40万円値引きに到達できなくても、25万円以上の値引きで満足できます。
さらに30万円以上であれば、達成感が得られ、値引き額に納得できるでしょう。
そのため値引き交渉が面倒・苦手な方は、値引き目標額と合わせて最低値引き額も決めておくことが大切です。
ディーラーの営業マンが苦手!上手にやり取りするコツとは?
ディーラーとのやり取りが苦手な人は、まず仲良くなることを心がけましょう。
ディーラーの営業マンと仲良くなるコツは2つです。
- 相手の話を聞く
- 値引きの話を自分から出さない
それぞれ詳しくみていきます。
相手の話を聞く
ディーラーの営業マンと仲良くなるコツは「相手の話を聞くこと」です。
普段の会話でもそうですが、相手の話をよく聞くことで円滑なコミュニケーションを取ることができます。
実際に、相手の話をよく聞く人の方が好かれやすい傾向あります。
少しずつ仲良くなってくると、値引きのガードも緩んでくるかもしれません。ガードが緩んでくれば、値引きのやり取りもスムーズになります。
値引きの話を自分から出さない
交渉の際は値引きの話を自分から出すのはNGです。営業マンも嫌な気持ちになります。
車の本体費用やオプション、諸費用などの話をしている時はしっかりと聞くようにしましょう。
全ての話が終わった後に値引きの話を営業マンの方から持ちかけてくることが多いです。
そこで初めて自身の意見・目標額を言うようにすることで、上手に営業マンとのコミュニケーションを取ることができます。
注意:今後の付き合いを考えておく
実際に車を買うことになったら、そこの店舗でメンテナンスなどのお世話になることになります。
購入から5年程度は付き合いが発生します。
上手く付き合うためにも良い関係を作っておくことが大切です。
値引き交渉しないメリットもある
しつこい値引き交渉もなく、営業マンの望む形で車を購入すれば、ディーラーにとって良いお客様と認識されます。
ディーラーの営業マンと良い関係を作っておくと、色々な相談できたり、時にはメンテナンス費用を安くしてくれる可能性もあります。
また、次回車を買い替えるときなどに良い情報をくれるかもしれません。
値引きをすることは大切ですが、その後を考えてディーラーと良い関係を気づくことも非常に重要です。
値引きが少なくても問題はない
もし値引きが思っていた目標額に届かなくても問題ありません。
理由は「その分ディーラーと良い関係を築けるから」です。
もし値引き交渉でしつこくやり取りした場合、その後の関係が悪くなることが多いです。関係が悪いままメンテナンスなどのやり取りするのはお互い気持ちよくないですよね。
値引きできなかった5〜10万円でディーラーとの信頼関係を買ったと思えば、安く感じるはずです。
まとめ
本記事では値引き交渉が面倒・苦手な方に向けて、値引き交渉のコツを解説しました。
値引き交渉は交渉のやり方を理解し、目標額を決めておくことが大切です。
目標額を決めておくことで満足感が得られて、納得がいく結果を得ることができます。
そのため車の購入前は、必ず値引き相場を調査し、目標額を決めて値引き交渉に臨みましょう。
また車を安く買うコツについて「【車を安く買う方法・コツ5選!】初めて車を買う方必見/おすすめの買い方あり」の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。