再再販(2023年)のランクル70の実燃費の予想はズバリ、
- 実燃費:8〜9km/L
今回のモデルは、エンジンがディーゼルターボに刷新され、燃費が向上しています。
車を維持していく上で車の燃費は重要ですよね。そもそも、ランクル70に燃費は求めないかもしれませんが・・・
本記事ではトヨタ:ランクル70の実燃費や燃費性能を解説していきます。
この記事を読むことで、ランクル70の実燃費がわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ランクル70の燃費の特徴
出典:ランクル70ホームページ
ランクル70はAXの1グレードのみで、パワートレインは以下の通りです。
・2.8L直噴ディーゼルターボ
ランクル70は2.8L直噴ディーゼルターボ「1GD-FTV」エンジンで、6速ATをセットしています。
エンジンが刷新されたため、従来のSUVでは考えられない燃費性能になり、ランクル70の人気はさらに増してます。
トヨタ:ランクル70のカタログ燃費
出典:ランクル70ホームページ
2023年11月に再再販されたランクル70の燃費は良いのでしょうか。
今回のモデルは、ディーゼル車のみの展開になっています。
そんな再再販されたランクル70のカタログ燃費をみていきます。
ランクル70:ディーゼル車のカタログ燃費
ランクル70:カタログ燃費は以下の通りです。
ランクル70 (ディーゼル車) |
|
WLTCモード(km/L) | 10.1 |
市街地モード(km/L) | 8.0 |
郊外モード(km/L) | 10.5 |
高速道路モード(km/L) | 11.0 |
WLTCモードで10.1km/L、その他のモードで、8.0〜11.0km/Lのカタログ燃費になっています。
今回のランクル70は「パートタイム4WD」ですが、この数値は2WDの数値として見ればよいでしょう。
2014年モデルの再販ランクル70より燃費向上
後ほど、詳しく解説しますが、2014年の再販モデルよりも燃費が向上しています。
下記が2014年モデルとの比較です。
2023年 ランクル70 |
2014年 ランクル70 |
|
WLTCモード(km/L) | 10.1 | – |
市街地モード(km/L) | 8.0 | – |
郊外モード(km/L) | 10.5 | – |
高速道路モード(km/L) | 11.0 | – |
JC08モード(km/L) | – | 6.6 |
燃費の測定方法が異なるため、正確にはわかりませんが、2014年モデルより約6km/L燃費が向上しています。
2014年モデルはV6の4Lガソリンに対し、今回は2.8Lのディーゼルのため、エンジン自体の違いも大きいといえるでしょう。
さらに油種もハイオク→経由になっているため、コスパがかなり良くになっています。
再再販(2023年):ランクル70の実燃費は!?
出典:ランクル70ホームページ
続いてランクル70の実燃費です。
実燃費はまだ出てきておりませんので、あくまで予想レベルでの解説になります。
ランクル70:ディーゼル車の実燃費
再再販:ランクル70の実燃費予想は下記の通りです。
実燃費予想:8〜9km/L
上記のように予想ができます。
ランクルプラドで比較予想した
今回は同じ2.8Lディーゼルエンジンを持つ「ランドクルーザープラド」の実燃費をもとに算出しました。
プラドの実燃費は下記の通りです。
プラド ディーゼル車 |
|
実燃費(km/L) | 10.25 |
カタログ燃費(km/L) | 11.2 |
上記の通りで、実燃費はカタログ燃費より、およそ1km/L悪くなっています。
そのため、ランクル70でもカタログ燃費より1km/L程度悪い結果なると予想できます。
再再販:ランクル70の燃費を過去モデルと比較
出典:ランクル70ホームページ
続いて、再再販のランクル70を過去モデルと燃費比較していきます。
比較モデルは下記の通りです。
- ランクル70(2014年)
- ランクル70(2001年)
上記と比べた表が下記です。
ランクル70(2023年) ディーゼル車 |
ランクル70(2014年) ガソリン車 |
ランクル70(2001年) ディーゼル車 |
|
実燃費(km/L) | 8〜9? | 6.6 | 8.1 |
実燃費において、2014年モデルは一番悪いです。ただし、2014年モデルはV6の4.0Lエンジンを積んでいます。
当初モデル(2001年)のランクル70はディーゼルエンジンということもあり、実燃費は比較的良いです。
そして、今回の再再販モデルは過去モデルよりも良くなると予想されます。
再再販:ランクル70をライバル車と燃費比較!
ここからはライバル車と燃費比較をしていきます。
今回はライバル車である下記のSUVと比較します。
- トヨタ:ランクル300
- トヨタ:ランクルプラド
- マツダ:CX-8
各車の「ディーゼルエンジン」で、カタログ燃費と実燃費それぞれで比較していきます。
カタログ燃費で比較
カタログ燃費を比較したものが下記になります。
ランクル70 | ランクル300 | ランクルプラド | CX-8 | |
実燃費(km/L) | 10.1 | 9.7 | 11.2 | 15.8 |
ランクル70は全体で3番目に良い燃費です。
この表を見ると、CX-8の燃費がずば抜けて良いですね。ディーゼルエンジンで燃費を求めるなら、CX-8が良いかもしれません。
ランクル70はランクル300とほぼ同等のカタログ燃費になっています。
実燃費で比較
続いて各車を実燃費で比較していきます。
実燃費は「e燃費」からの抜粋になります。
ランクル70 | ランクル300 | ランクルプラド | CX-8 | |
カタログ燃費(km/L) | 8〜9? | 9.03 | 10.52 | 13.88 |
実燃費においても、やはりCX-8の燃費が良いです。
また、各車1〜2km/Lカタログ燃費より悪くなっているので、ランクル70の実燃費はやはり8〜9km/Lが妥当だと考えられます。
ライバル車と比べるとランクル70の燃費は良いとはいえません。
SUVの中では燃費が悪い
上記の通りで、最近のSUVはほとんどが15km/L以上の燃費性能です。
そのため、SUV全体から見ても、ランクル70の燃費は悪い方です。
SUVの燃費について、詳しくは「【2023年版:SUVの燃費ランキングTOP15】低燃費なSUVを実燃費で紹介」の記事で解説しています。
再再販:ランクル70の走行性能や安全性能
出典:ランクル70ホームページ
ランクル70はライバル車同等の燃費性能で、過去モデルより燃費性能が優れていることが分かりました。
しかし、ランクル70の良さは燃費だけではありません。最新の走行性能や安全性能を採用することで、日本トップクラスの人気SUVになっています。
ここからはランクル70の燃費以外の優れた性能について見ていきます。
ランクル70の走行性能
ランクル70はトランスミッションが5速MTから6速ATに変更することで幅広いユーザーに対応しています。
ローギアが選択できる副変速機により、高い負荷がかかる状況でも力強い走行性能を発揮します。
MTがないのは残念に思うユーザーも多いかもしれませんが、ATが誕生したことで、多くのユーザーが楽しむことできます。
また、ランクル70の4WDシステムは、従来型と同じパートタイム4WDです。
さらに、新型ランクル70では、悪路走行に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、以下の装備も備わっています。
・ビークルスタビリティコントロール(VSC)
・アクティブトラクションコントロール(A-TRC)
・ヒルスタートアシストコントロール(HAC)
・ダウンヒルアシストコントロール(DAC)
上記のような駆動力、制動力制御システムを採用し、高い操縦安定性を実現しています。
ランクル70の安全性能と運転支援技術
ランクル70の快適性能・装備
ランクル70は運転をより快適にする装備も備わっています。
具体的には、以下の装備が追加されています。
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・先行者発信告知
・クルーズコントロール(一定速度)
上記を採用することで運転快適性が高められています。
再再販されたランクル70は、過去のモデル”ランクル70″のかっこよさを残しつつ、現代の最新機能を追加した、今までにない新たな”ランクル70″として登場しました。
まとめ:ランクル70の実燃費は8〜9km/L
出典:ランクル70ホームページ
- 再再販:ランクル70のカタログ燃費は10.1km/L
- 実燃費は8〜9km/Lが予想される
- ライバルSUV同等の燃費性能
本記事ではランクル70の燃費性能や実燃費について解説しました。
ランクル70は前回のガソリンエンジンから2.8Lのディーゼルエンジンに刷新され、よりパワフルな走破性を実現しました。
実燃費は8〜9km/Lが予想されるので、ガソリン代もかなり安く抑えることができます。また、ライバルSUVと比べても引けを取らない燃費性能を実現しています。
注文が殺到し、納期も2年以上の噂ですが、登場するのが楽しみな1台ですね。