新型ヴェゼルについて、インターネット上ではさまざまな意見が飛び交っています。
「新型ヴェゼルはひどい」と検索する人が増えているようですが、実際のところ、どのような評価を受けているのでしょうか?
この記事では、新型ヴェゼルの実際の評判や問題点、そして魅力や便利な機能を紹介していきます。
・新型ヴェゼル購入後にユーザーが後悔している内容
・新型ヴェゼルのデザインや価格帯の評価
・不具合やリコール情報、初期不良
・新型ヴェゼルの売れ行きや市場
新型ヴェゼルが「ひどい」「壊れやすい」と言われる理由は!?
出典:ヴェゼルホームページ
Googleで新型ヴェゼルを検索すると、予測変換に「ひどい」「後悔」「壊れやすい」といった言葉が出ることがあります。
これは、人々が新型ヴェゼルについて心配している点を反映しています。
調査の結果、新型ヴェゼルに対する悪い評判は以下の5つが挙げられます。
- 内装デザインが質素
- 走行性能や乗り心地が悪い
- 燃費がイマイチ
- 不具合やリコールが多い
- 価格が高い
それぞ詳しくみていきます。
内装デザインが質素
新型ヴェゼルのデザインは、外見が以前のモデルより鋭く、スポーティになりました。
内装はシンプルで質素
しかし、内装はシンプルで質素に感じる人もいます。
デザインは好みが分かれるところですが、前モデルを好んでいた人の中には「スタイルが悪くなった」「見た目が安く見える」「使いづらくなった」と感じる声があります。
対策・改善
好みに合わせて自分だけの車にすることが可能です。
シートカバーやフロアマットを選んで車内をおしゃれにすることができます。
また、エアロパーツやホイールを変えて外見をカスタマイズしたりできます。
走行性能や乗り心地が悪い
新型ヴェゼルにはガソリンとハイブリッドの2種類のエンジンがあり、どちらも燃費と加速に優れています。
乗り心地はイマイチかも
しかし、走るときの感じや乗り心地に関しては、前のモデルより固くて重たく感じる人が多いようです。
特にハイブリッドモデルでは、エンジンと電気モーターの切り替わりがスムーズでなく、振動や音が気になるという意見があります。
エンジンの音については、「発電機のようだ」「トラクターみたいだ」「うるさい」という不満がよく聞かれます。
さらに、加速に関しては「力が足りない」「反応が鈍い」「速度が出にくい」と感じる声もあります。
対策・改善
ドライビングモードの設定を変えることで、アイドリングストップの機能などを調整し、燃費や加速の性能を変えられます。
さらに、タイヤやサスペンションなどの部品を新しいものに交換することで、運転の感じや乗り心地を良くすることが可能です。
不具合やリコールが多い
新型ヴェゼルの発売後、故障や不具合の報告が続いています。
特にハイブリッドモデルでは、バッテリーがうまく充電されない、エラーメッセージが表示されるなどの問題が多く見られました。
ナビゲーションシステムやオーディオ装置も時々不安定になり、操作できなくなることがあります。
リコールが多数
これらの品質に関する問題に対して、ホンダはリコールやソフトウェアの更新を行っていますが、解決していない問題もあるようです。
例えば、下記のようなトラブルが報告されています。
【ヴェゼルのトラブル事例】
・パーキングブレーキが作動しない
・パワーステアリングが効かなくなる
・エアバッグが誤作動する
・ナビゲーションシステムが故障する
・ドアミラーが剥がれる
これらの問題は新しい車によくある初期不良とも言えますが、新型ヴェゼルの品質に対する信頼性に影響を与えています。
特に、パーキングブレーキやパワーステアリングのような安全に直結する部分に不具合があるのは大変危険です。
ナビゲーションシステムやドアミラーの故障は、快適性や便利さに大きく影響し、日常生活での不便を招きます。
新型ヴェゼルには、e:HEVシステムを含む品質に関する多くの問題があります。
対策・改善
故障や不具合が見つかったら、すぐにホンダのディーラーやサービスセンターへ連絡することが大切です。
また、定期的な点検やメンテナンスをしっかりと行うことで、問題を起こる前に防ぐことが可能です。
ナビゲーションシステムやオーディオ装置などは、最新のソフトウェアへのアップデートにより、より安全で使いやすくなることがあります。
価格が高い
新型ヴェゼルの価格は、前のモデルより上がりました。
上位グレードは約400万円
特にハイブリッドエンジンを搭載した最上位のグレードは、400万円近くになることもあります。
この価格が、提供される性能や品質に見合っているかは、考えるべき点です。
対策・改善
購入するときは、値引きや特典の交渉が可能です。
また、新車以外にも中古車やレンタカーといった選択肢があります。
自分が求める満足度を得るためには、ニーズや予算に合わせて、適したグレードやオプションを選ぶことが重要です。
新型ヴェゼルは悪い評判がある一方で、良い口コミもある
出典:ヴェゼルホームページ
新型ヴェゼルがひどいと言われる一方で、良い評判もあります。
新型ヴェゼルの良い評判は下記のとおりです。
- 売れ行きは今も好調
- ヴェゼルは「貧乏人の車」なのか?
- 視界が悪い?
- 新型ヴェゼルの乗り心地に対する評判
- ヘッドクリアランスが気になる口コミも
- ハイブリッドモデルの燃費が良い
- ラゲッジスペースは実用性十分
- 新型ヴェゼルの基本スペック
それぞれ詳しくみていきます。
売れ行きは今も好調
新型ヴェゼルは発売直後からとてもよく売れ、2021年4月には3700台以上が売れました。
これは、前月の3月の約1800台と比べて大幅に増えています。
新型が出てから1ヶ月で、予定していた5000台をはるかに超える3万2000台の注文が入りました。
発売から1年が経った時点で、年間の販売台数は5万9674台に達し、1ヶ月あたりの平均が4972台となり、目標の5000台にとても近い結果となりました。
2023年8月の販売台数も3387台と、新型ヴェゼルの人気は安定しています。
ヴェゼルは「貧乏人の車」なのか?
ヴェゼルは低価格であるため「貧乏人の車」と見られがちですが、実際には先進的な機能や高い性能を持っており、お金の価値に見合った車として高く評価されています。
特に、運転がしやすく、若いドライバーや運転初心者に人気があります。
ただ、多くの若者や初心者に選ばれることで、そういったイメージが強くなってしまっている面もあります。
しかし、ヴェゼルの能力や機能性をしっかりと理解すれば、ただの「貧乏人の車」というレッテルを超えた、本当の価値がある車だと分かるはずです。
視界が悪い?
新型ヴェゼルに関して、一部の人たちは運転席の周りの空間、特に天井と頭の間のスペースについて口コミです。
背が高い人の中には、天井に頭が触れることがあるかもしれないと感じている人もいます。
しかし、多くの人は車内が広く感じられると言っています。
この天井と頭のスペースに関する問題は、試乗するときに、座席の位置を調整してみることが大切です。
そうすることで、自分に合った快適な設定が見つかるはずです。
新型ヴェゼルの内装設計では、目を動かす距離を短くしたり、スイッチなどの操作がしやすいように工夫されています。
運転中に必要な情報が見やすい位置にメーターや画面があるため、運転がしやすくなっています。
このような設計は、運転の安全にも直接つながっています。
ただ、車の良し悪しは、実際に運転してみないとわからない部分も大きいです。
だから、自分で運転してみて、その感じ方を大切にすることが重要です。
新型ヴェゼルの乗り心地に対する評判
新型ヴェゼルの乗り心地について、人によって意見が分かれています。
後部座席では狭く感じる人もいるようです。
これは、車のデザインが新しくなり、屋根の高さが低くなったり、背もたれの角度が変わったりしたためかもしれません。
でも、足元のスペースや膝の前の空間は広がっているため、この点を良いと感じる人もいます。
また、車が段差を越える時の衝撃が気になるという意見もあります。
これは、車の足元の部品やサスペンションの設定によるものかもしれません。
しかし、タイヤには高品質なミシュランのプライマシー4が使われており、運転時の安定感や静かさを良いと感じる人もいます。
結局、新型ヴェゼルの乗り心地は、車の設計や装備の変更の影響を受けていると言えます。
人それぞれの好みや使い方によって感じ方は変わりますので、実際にどう感じるかは試乗してみないとわかりません。
ヘッドクリアランスが気になる口コミも
新型ヴェゼルに関する話題の一つに、車内での頭のスペース、特に天井と頭の間の距離があります。
背が高い人からは、頭が天井に触れることがあるという声が聞かれます。実際に頭をぶつけてしまう人もいるようです。
この問題は、車をおしゃれに見せるために全体の高さを低くした結果と思われます。
それでも、多くの人は車内が広く感じられると言っています。
座席の位置を調整することで、頭と天井のスペースの問題が解決することもあります。
しかし、この問題をとても大切に考える人は、新型ヴェゼル以外の車も見てみる価値があるかもしれません。
ハイブリッドモデルの燃費が良い
カタログでの燃費が良くても、実際の運転でその数値を出せなければ意味がありません。
そこで役立つのが、実際のオーナーが燃費を記録している「e燃費」というサイトのデータです。
2021年11月の時点で、現行ヴェゼルの実燃費を見てみると、ハイブリッドの2WDが最も燃費が良く、平均で22.16km/Lという結果になっています。
これはカタログ燃費にかなり近い数値です。
次にガソリン車の2WDが平均19.18km/L、ハイブリッドの4WDが平均17.69km/Lと続きます。
ガソリン車の2WDはカタログ燃費を上回る驚きの記録ですが、ハイブリッドの4WDは少し伸び悩んでいるように感じられます。
ガソリン車の4WDはまだ平均燃費のデータが出ていない状態です。
また、既にデータがある仕様についても、これからさらに実燃費の投稿が増えていくことを考えると、数値の変化に注目しておく必要がありますね。
SUVの燃費について詳しくは「【2024年版:SUVの燃費ランキングTOP15】低燃費なSUVを実燃費で紹介」の記事を参考にしてください。
ラゲッジスペースは実用性十分
新型ヴェゼルの後ろの部分は、最新の「クーペSUV」のような形でデザインされており、後ろの窓が斜めになっています。
この形は車をかっこよく見せますが、荷物を入れるスペースに少し影響があります。
実際、前のモデルと比べると、荷物を入れる部分の長さが約3cm短くなっています。
でも、見た目とは違って、大きなスーツケースを4個も入れられます。
つまり、新型ヴェゼルは見た目が良いだけでなく、使いやすさも考えられていて、日常生活で困らないようになっています。
新型ヴェゼルの基本スペック
ホンダ ヴェゼルの基本スペックは以下の通りです。
メーカー | ホンダ |
車種名 | ヴェゼル |
全長 | 4,330mm |
全幅 | 1,790mm |
全高 | 1,580mm |
ホイールベース | 3,000mm |
燃費 | 15.6〜25.0km/L |
排気量 | 1,496cc |
新車価格 | 2,399,100円〜 |
新型ヴェゼルの値段は2,399,100円から3,418,800円で、BセグメントSUVとしては少し高めです。
この値段は、ヴェゼルが提供する高級な内装や最新のハイブリッド技術など、普通のBセグメントSUVよりも優れた装備や機能を考慮して設定されています。
まとめ
出典:ヴェゼルホームページ
本記事では新型ヴェゼルが「ひどい」「壊れやすい」と言われる理由を紹介しました。
一部の人からデザイン、性能、品質、価格に不満があるのは事実です。
しかし、新型ヴェゼルは、ホンダの人気コンパクトSUVで、多くの人は気に入って乗っています。
人気車種で販売台数も多いので悪い評判があるのは仕方ないことでもあります。
一部の悪い評判はありますが、改善する方法や対処方法はあります。
新型ヴェゼルを購入するかどうかは、個人の判断ですが、この記事が参考になれば幸いです。