みなさんは車のフロアマットの手入れを普段からしていますでしょうか。普段は気づきにくいですが、ふと足元を見るとゴミや砂などで汚い時ありませんか。
フロアマットは普段から掃除や水洗いなどをしないとカビになったり異臭がする場合があります。そうなってしまうと快適に運転できませんし、周りの人からも悪い印象を持たれます。
そこで今回は誰でも簡単にできるフロアマットの洗い方について紹介していきます。
車のフロアマットを洗う理由
車のフロアマットは、使用しているうちに靴に付着した砂や泥などですぐに汚れます。また砂や泥だけでなく、食べ残しが落ちたり雨水が入り込む、たばこの臭いがつくなどさまざま要因で汚れていきます。
あまり目立たないですし、どうせ汚れるからという理由で洗わない方もいると思いますが、車のフロアマットは必ず洗ってください。
理由は以下の通りです。
- ダニや雑菌で空気が悪くなる
- 異臭が漂う
- 見た目が悪く清潔感がなくなる
3つ目の見た目に関しては個人の自由ですが、1つ目と2つ目は重要です。フロアマットを掃除せずに放置していると汚れが原因でダニや雑菌が繁殖するなどといった問題が発生します。
その結果、車内が臭くなり、ダニの死骸や糞がダニアレルゲンとなってアレルギーを引き起こすこともあります。
フロアマットの汚れがひどいと、フロアマット以外の車内にも汚れが広がる可能性があります。
ですので車のフロアマットは定期的な清掃が必要です。
車内の臭いを取る方法は「【車のニオイを除去する5つの方法!】車の嫌なニオイの原因と対策・予防方法について」で紹介しています。
フロアマットの掃除に適した時間・場所
フロアマット清掃は下記の条件で行ってください。
- 天気:快晴または晴れ
- 時間:早朝
- 場所:周囲が汚れても良い場所
特に重要なのが「天気」と「時間」です。
フロアマットの掃除ですが月に一回くらいは砂や埃を払う、年に1回の水洗いが目安です。
車のフロアマットの洗い方は!?
ここでは車のフロアマットの洗い方(水洗い)の手順について見ていきます。
手順は下記の通りです。
2、砂や埃を落とす
3、水洗い、洗剤で洗う
4、すすぐ
5、乾燥させる
フロアマットを取り外す
まずは全席全てのフロアマットを取り外します。この際、マットに乗った砂や埃はなるべく車内に残さないよう丁寧に取り出しましょう。
砂や埃を車内に落としてしまうと、その後の車内清掃が大変です。
砂や埃を落とす
車内から取り出したらまずは砂や泥、埃などを落とします。時間があれば先にしばらく天日干ししておくとダニや雑菌を死滅させることができます。
砂や埃を落とすには下記の方法が有効です。
・手で叩く
・壁に打ちつける
・車用の掃除機で掃除
これらの方法であれば砂や埃を落とすことができます。この時、砂煙が舞うので洗濯物の近くを避けるとなど、周囲に注意して作業してください。
また砂煙を吸い込んだり、目に入ったりする場合もあるので、心配な方はマスクなどを着用しましょう。
また下記のハンディークリーナーや高圧洗浄機もおすすめです。
水洗い、洗剤で洗う
続いては水洗いです。まずは先ほど叩いた砂や埃を水で再度洗い流します。水洗いで落とせる汚れを落としてから洗剤を使用します。
洗剤は油汚れも落とせる台所用洗剤などがおすすめです。フロアマット専用の洗剤もありますが、台所用洗剤で十分なのでわざわざ買う必要はありません。
洗う道具はたわしや毛が硬めのブラシなどを使ってフロアマットの毛の奥まで洗います。車のボディのようにキズをつける心配がないのでゴシゴシと力を入れても問題ありません。
とはいえ、表側の方が汚れが激しいので表メインで洗います。
すすぐ
洗剤で洗った後は水ですすいで洗剤や汚れを落とします。洗剤の成分が残ると、臭いやカビの原因になるので、丁寧に作業しましょう。
乾燥させる
最後に乾燥させます。
上でも書きましたが、できるだけ早朝に洗って干しておくようにしましょう。
完全に乾いてない状態で車内に戻すと、車内の湿気がこもりカビが発生する恐れがあります。また車内の湿度が高くなることで窓ガラスが曇ることもあり、運転の際に危険です。
フロアマットは必ずしっかり乾燥させて車内に戻すことが大切です。
車のフロアマットを洗う際の注意点
注意点は下記の3つです。
- おすすめの日時以外では洗わない
- 粉末洗剤ではなく液体洗剤を使用
- 洗濯機は使用不可
それぞれ詳しく見ていきます。
おすすめに日時以外では洗わない
上でも書きましたが、おすすめの日時以外ではフロアマットを洗わないようにしましょう。せっかくフロアマットを洗っても生乾きでは本末転倒です。
しっかり乾かせる天気が良い日に作業するようにしましょう。
粉末洗剤ではなく液体洗剤を使用
粉末の洗剤は水に溶けにくい性質があります。マットの毛と毛の間に粉末剤が詰まってしまう可能性があります。粉末剤が残ると車内に臭いが残る可能性があります。
ですので台所用洗剤もしくは専用の洗剤を使いましょう。
洗濯機は使用不可
汚れがあまりにひどいと洗濯機で洗ってしまう方もいますが、絶対にやめてください。
またコインランドリーなどの使用もやめてください。他の方に迷惑がかかります。
その他で車のフロアマットを洗う方法
自宅以外では下記の方法で車のフロアマットを洗うことができます。
- ガソリンスタンド
- 業者に依頼する
この2つの方法も簡単にフロアマットをきれいにすることができます。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドにもフロアマットの洗浄機が置いてあるところがあります。ガソリンスタンドに設置してある種類にもよりますが、フロアマット洗浄機の使い方はとても簡単です。
お金をいれて、フロアマットを洗浄機に入れるだけでフロアマットの洗浄と乾燥が可能です。
乾燥機能が付いていてもしっかり乾かない場合があるので、その際は天日干しするようにしましょう。
繰り返しですが、乾いていないと嫌な臭いとカビが発生します。
業者に依頼する
フロアマットを洗う時間がない時は、業者に依頼する方法もあります。オートバックスやイエローハットなどでは車内清掃のプランを用意しています。
業者ですのでもちろん綺麗になります。
ただし業者によって費用がピンキリですので、しっかりリサーチしてから依頼するようにしましょう。
まとめ
- 月に1回は砂や埃を落とす
- 年に1回は水洗いする
- 水洗いした後はしっかり乾かす
今回はフロアマットの洗い方について紹介しました。
フロアマットは汚れが直接付く場所です。汚れは目立ちにくいですが、雑菌やダニが入り安く、嫌な臭いの原因になります。
定期的に掃除することで清潔感は全然違いますので、みなさんも意識して掃除するようにしてください。