CX-8は2017年に登場したマツダのフルサイズSUVです。
そんなCX-8に対して「CX-8の荷室は大きい?」、「ライバル車より荷室は広いの?」、「ゴルフバックは4つ積める?」など、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
本記事では、CX-8の荷室サイズをライバル車との比較を交えながら見ていきます。
この記事を読むことでCX-8の荷室の大きさがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、CX-8を購入予定の方は「【CX-8の値引き限界は70万円!】値引き額の相場は20〜40万円/値引きのコツを紹介」の記事も参考にしてください。
CX-8のシートアレンジ
出典:CX-8ホームページ
CX-8はシートアレンジによって「4人乗りor6人乗り」と「5人乗りor7人乗り」の設定が可能です。
4または5人乗りは3列目を倒した状態で、6または7人乗りは3列目を起こした状態です。
その日の用途によって簡単にアレンジすることができます。
CX-8の荷室サイズは大きい!?
出典:CX-8ホームページ
CX-8の荷室サイズを3列目と起こした状態と倒した状態それぞれで見ていきます。
CX-8の3列目を起こした状態
- 長さ:約500mm
- 幅:約1,480mm
- 高さ:約740mm
- 荷室容量:239L(BOSE搭載車は222L)
幅、高さは充分大きいですが、長さは500mmしかないので、やや使い勝手は悪いです。大きな荷物を積む場合は3列目を倒すなどして工夫が必要かもしれません。
CX-8の3列目を倒した状態
- 長さ:約1,350mm
- 幅:約1,480mm
- 高さ:約740mm
- 荷室容量:572L(BOSE搭載車は255L)
3列目を倒した場合は長さ、幅、高さ全てにおいて大きいため、使い勝手は非常に良いです。ショッピングや旅行でたくさん買い物をしても余裕で荷物を積むことができます。
ゴルフバックは4つ積める
3列目を倒したい状態であれば、9インチのゴルフバックを4つ積むことができます。3列目を起こした状態でも2つ積むことができます。
ただし、グラブの長さによっては引っかかる可能性があります。
また、ゴルフバックを4つ積むと後方の視界が悪くなる場合があるので注意が必要です。
CX-8のサブトランク収納
出典:CX-8ホームページ
荷室の床下には、深さ307mmのサブトランクが用意されています。カー用品や緊急用の傘を常備するなどに役立ちます。
BOSEサウンドシステム搭載車は深底サブトランク内の左側にウーファーが搭載されているため、少しスペースが制限されます。
サブトランクの容量はBOSE無しが65L、有りが48Lです。
CX-8のバックドアはハンズフリー機能あり
出典:CX-8ホームページ
一部のグレードにおいて、CX-8のバックドアは自動開閉が可能です。方法は下記の4つです。
- バックドアのスイッチ
- アドバンストキーのスイッチ
- クラスタースイッチ(ハンドル右下)
- ハンズフリー機能(足の動きを検知)
CX-8はこれら4つの方法で荷室のドアを開閉することができます。特に、ハンズフリー機能は買い物などで両手がふさがっていても簡単に開閉することができます。
このハンズフリーのパワーバックドアは「25T Black Tone Edition」、「Sports Appearance」、「Exclusive Mode」のみ標準装備になります。
CX-8の荷室サイズをライバル車と比較!
出典:CX-8ホームページ
CX-8とライバル車の荷室サイズ比較していきます。
比較は下記の4車種です。
- トヨタ:プラド
- トヨタ:ハリアー
- マツダ:CX-60
- 日産:エクストレイル
それぞれを比較していきます。
まずは一覧を確認ください。
同条件にするため、全て5人乗り時を想定しています。
CX-8 | プラド | ハリアー | CX-60 | エクストレイル | ||
荷室 | 長さ(mm) | 1,350 | 1,145 | 985 | 975 | – |
幅(mm) | 1,480 | 1,390 | 1,265 | 1,275 | – | |
高さ(mm) | 740 | 900 | 750 | 817 | – | |
荷室容量(L) | 572 | 553 | 409 | 570 | 575 |
それぞれ長さ、幅、高さ、荷室容量を載せてあります。長さ、幅、荷室容量ではCX-8が大きく、高さはプラドが大きくなっています。
総合的にみるとラゲッジスペースとしてはCX-8が一番大きいです。CX-8は大柄なボディサイズに見合う荷室を確保しています。
また、CX-8ボディサイズについては「【マツダ:CX-8の大きさは!?】CX-5やCX-60、ライバル車とボディサイズを比較」の記事で詳しく解説しています。
それではCX-8とそれぞれの車種を比較していきます。
CX-8とトヨタ:プラドの荷室サイズ
下記がCX-8とプラドを比較した表です。
CX-8 |
プラド | ||
荷室 | 長さ(mm) | 1,350 | 1,145 |
幅(mm) | 1,480 | 1,390 | |
高さ(mm) | 740 | 900 | |
荷室容量(L) | 572 | 553 |
CX-8とプラドでは長さ、幅、荷室容量においてCX-8の方が大きいです。荷室の高さのみプラドの方が大きいです。
プラドの方が高さがあり開口が広いため、荷物の積み下ろしはしやすいかもしれません。
とはいえ、全体的にほぼ同等と見て良いです。
CX-8とトヨタ:ハリアーの荷室サイズ
下記がCX-8とハリアーを比較した表です。
CX-8 |
ハリアー | ||
荷室 | 長さ(mm) | 1,350 | 985 |
幅(mm) | 1,480 | 1,265 | |
高さ(mm) | 740 | 750 | |
荷室容量(L) | 572 | 409 |
CX-8とハリアーでは荷室の高さはほぼ同じです。長さとは幅、荷室容量がCX-8の方が大きいです。荷室容量が150L以上違うので、実際に見るとかなりの差を感じると思います。
全体的に見てCX-8の方が使い勝手は良さそうです。
CX-8とマツダ:CX-60の荷室サイズ
下記がCX-8とCX-60を比較した表です。
CX-8 |
CX-60 | ||
荷室 | 長さ(mm) | 1,350 |
975 |
幅(mm) | 1,480 | 1,275 | |
高さ(mm) | 740 | 817 | |
荷室容量(L) | 572 | 570 |
長さ、幅、荷室容量はCX-8の方が大きいですが、高さはCX-60の方が大きいです。幅に関してはあくまで「最大幅」ですので、実際にはほとんど変わりません。
並べてみるとCX-8の方が奥行きのあるラゲッジスペースになっています。
対して、CX-60はプラドのように開口が広いタイプです。
CX-8と日産:エクストレイルの荷室サイズ
下記がCX-8とエクストレイルを比較した表です。
CX-8 |
エクストレイル | ||
荷室 | 長さ(mm) | 1,350 | – |
幅(mm) | 1,480 | – | |
高さ(mm) | 740 | – | |
荷室容量(L) | 572 | 575 |
エクストレイルは荷室容量しか記載がありません。荷室容量に関してはCX-8とエクストレイルほぼ同等です。
おそらく使い勝手もどちらもあまり変わりません。
CX-8のシートアレンジ/荷室は大きくなる?
出典:CX-8ホームページ
CX-8は2列目の座席を倒して荷室を広くすることができます。後部座席を倒すことでスキー板やスノーボード、釣竿などの長尺物も積むことが可能です。
後席を倒した場合、背もたれとラゲッジスペースの間には少しの段差ができます。フラットといっても真っ平らではありません。
単純に荷物を乗せることはできますが、何も対策せずに車中泊とか難しいです。もし車中泊などをする際はマットなどを敷くことで快適に過ごすことができます。
CX-8のトランクマットは必要!?
出典:CX-8ホームページ
CX-8は荷室が広いため、ゴルフバックやスーツケースなどの大きな荷物でも載せることができます。
そんなCX-8の荷室におすすめのアイテムがトランクマットです。トランクマットがあることで車内をキレイに保つことができます。
CX-8のトランクマットはネット購入がおすすめ
もしトランクマットを購入する際はAmazonや楽天などのネットで購入するようにしてください。安くて上質な商品があります。
マツダで買うよりもコスパが良いです。
まとめ:CX-8の荷室は大きくて快適
出典:CX-8ホームページ
- CX-8の荷室は大きい
- ライバル車と比べても大きい
- シートアレンジで荷室は拡大
今回はCX-8の荷室サイズについて見てきました。
CX-8の荷室は大きく、ライバル車と比較してもかなり大きいです。また、シートアレンジでさまざまな用途にも対応しており、ファミリー層でも扱いやすいSUVです。
CX-8の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。