📅 本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。
「プラドのH4F・H4L・L4Lってどう使い分けるの?」
「4WDの切替方法がわからない」
「どのシーンでどのモードを使えばいい?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
ランドクルーザープラドにはH4F・H4L・L4L・L4Hの4つの走行モードが搭載されており、路面状況に合わせて使い分けることで最大限の走破性を発揮できます。
本記事では各モードの意味・使用シーン・切替方法を図解でわかりやすく解説します。
📋 この記事でわかること
- プラドの4WDモード一覧と意味
- プラドH4F・H4L・L4Lの意味
- プラドのセンターデフロック
- プラドH4F・H4L・L4Lはいつ使うのか?
- プラドの走破性
⏱ この記事でわかること(3秒まとめ)
- プラドの4WDモード一覧と意味
- プラドH4F・H4L・L4Lの意味
- プラドのセンターデフロック
- プラドH4F・H4L・L4Lはいつ使うのか?
- プラドの走破性
📋 目次(クリックで移動)
プラドの4WDモード一覧と意味
| モード | 正式名称 | 使用シーン | 速度制限 |
|---|---|---|---|
| H4F | 高速4WD(フリー) | 乾いた舗装路・通常走行 | 制限なし |
| H4L | 高速4WD(ロック) | 雪道・砂利道・濡れた舗装路 | 約100km/h以下 |
| L4H | 低速4WD(ハイ) | 険しいオフロード・急坂 | 約25km/h以下 |
| L4L | 低速4WD(ロック) | 極めて険しい悪路・岩場・深泥 | 約25km/h以下 |
プラドH4F・H4L・L4Lの意味

まずは「H4F」、「H4L」、「L4L」の意味を紹介していきます。
下記がそれぞれの意味になります。
・H4L:ハイレンジ 4WD センターデフロック
・L4L:ローレンジ 4WD センターデフロック
先頭にくる「H」と「L」が「ハイレンジ」または「ローレンジ」を意味しており、「H(ハイレンジ)」は「高速走行」という意味になります。
反対に「L(ローレンジ)」は「低速走行」という意味になります。
末尾にくる「F」と「L」は「センターデフフリー」と「センタデフロック」を意味しています。
プラドのセンターデフロック

プラドの4WDは前後にデファレンシャル(デフ・左右に回転差を吸収する機構)があり、その前後を繋ぐところにもセンターデフが付いています。
タイヤのグリップが良い場所だとデフが左右輪の回転差を吸収しセンターデフが前後輪の回転差を吸収してスムーズに走ることができます。
ただ、これが滑りやすい路面になると片輪が完全に滑ってしまうとデフがその回転差を吸収しようとしても片方の車輪にトルクが伝わらなくなります。
センターデフもその回転差を吸収しようとするので4輪のうち1輪でも完全に滑ってしまうと全ての車輪にトルクが伝わらなくなります。
これを防ぐためにセンターデフを固定して前後のドライブシャフトを直結にし、1輪が滑っても前または後の車軸にだけはトルクを伝えることができるようになっています。
プラドの【おすすめスタッドレスタイヤ】についてはこちら。
→【プラドのスタッドレスタイヤおすすめ7選】「本格派」と「とにかく安価」に分けて紹介!
プラドH4F・H4L・L4Lはいつ使うのか?

まず伝えたいことして、「基本的に【H4F】しか使いません。」。
ですので、その他のモードは滅多に使わないということを覚えておいてください。
実際に使ったことない方がほとんどだと思います。
それでは、それぞれの使用条件を確していきます。
プラドのH4F
「H4F」は高速走行できる直結4WD 状態を指します。
これは一般走行時に適しており、通常はこの「H4F」で走行します。
プラドのH4L
「H4L」は高速走行できる直結4WD でセンターデフがロック状態です。
舗装道路上は走行できません。
取説では「悪路・氷雪路・砂地路・泥道などタイヤが空転しやすい路面の走行時に適しています。」と記載してありますが、滅多な状況でない限り使用しません。
スキーやスノーボードに行く際に積雪があるからといって切り替える必要はありません。
積雪があっても基本的に「H4F」で問題ありません。
特にひどい状況の場合のみ使用します。
プラドのL4L
「L4L」は低速走行の直結4WD状態でセンターデフロック状態です。
急な上り坂や泥道など、特に大きな駆動力を必要とする時に適しています。
悪路走行や強力な駆動力・牽引力を必要とする場合に切り替える四駆モードです。
こちらも「H4L」同様にとんでもない状況でない限り使用しません。
オフロードでH4LからL4Lに切り替える必要があるとするならば泥地やロックセクション・急な上り坂があるコースに入った場合にミッションに負荷が掛かり過ぎるのを防ぐために使用します。
オフロードで「このモードで走行する」と設定された道・エリアのみ使用すると考えてください。
プラドの「おすすめオフロードタイヤ」についてはこちら。
→【プラドのオフロードタイヤおすすめ6選!!】オールテレーンとマッドテレーンに分けて紹介!
基本的には「H4F」での走行!
先ほども述べましたが、プラドはフルタイム4WDですので一般道ではH4Lに切り替える必要もないですし、L4Lに切り替える必要もありません。
普通の車として使うだけでしたら切り替えいることはまず無いと考えていただければ問題ありません。
「H4L」と「L4L」はオフロード走行時やスタック脱出時のみ使います。
駆動力が必要なときに使うので、雪道や凍結路で使うと駆動力が強すぎて逆にタイヤが空転し、滑る恐れがあります。
雪道でも基本的にはH4Lで問題ありません。
H4Lの方が滑りにくので、変に切り替えない方が良いです。
プラドの走破性

プラドは「ランドクルーザー」の弟分として、国内屈指の走破性を持つSUVです。
骨太の設計思想。改良で本格的なSUVに
プラドは高価なモデルながらSUV販売ベスト10入りを果たしています。
現行の150系は2009年にデビューし、ロングライフ車になっています。
骨太な設計で、改良を重ねるごとにプラドの良さが高まっているように感じます。
デザインやドライブフィールドは時代に合わせてアップデートされており、現行モデルはインテリアがリフレッシュされ高級感が増し、装備も充実してます。
エンジンは、以前はガソリンのV6もありましたが、現行モデルはいずれも直4の「2.8Lディーゼルエンジン」と「2.7Lのガソリンエンジン」の2つです。
走りの完成度は高く、舗装路の乗り味はゆったりとしています。
圧倒的な悪路走破性で長く乗るほど魅力が際立つ4WD
プラドには圧倒的な悪路走破性があります。
駆動方式は副変速機付きフルタイム4WDです。
いちはやくリアにトルクセンLSDを採用し、5つの走行モードを持つドライブモードセレクトが最上位グレード「TZ-G」に標準装備されています。
オフロード走行に対応した工夫も満載です。
傾斜角や4輪のトラクションとデフロックの作動状態、タイヤ切れ角はディスプレイに表示されます。
ボディサイズは全長4825mm×全幅1835mm×全高1885mmとなっています。
フラッグシップのランドクルーザー300系と比べると全長は150mmほど短く、全幅と全高はそれぞれ約100mm狭くて低いです。
ランドクルーザーよりは一回り小柄ですが、街中を走る迫力は一際目立つ存在です。
プラドはオフローダーとしての卓越した悪路走破性とタフさ、そして一般道でも無難に走りをこなす高い完成度を持っています。
高級感や快適性もハイレベルな1台で、世界でも名の通った満足度の高い車です。
まとめ

今回はプラドのトランスファイスイッチ(「H4F」、「F4L」、「L4L」)について紹介してきました。
悪路を走行するために設定がありますが、基本的には「H4F」で問題なく走行することができます。
また、プラドはフルタイム4WDで走破性に優れている車と言えます。
雪道や砂地路、泥道など、どんな悪路でも走行を可能にする車です。
ただし、どんな車での絶対はありませんので、雪道を走行する際は必ずスタッドレスタイヤをつける必要がありますし、悪路はゆっくり走行する必要があります。
プラドだからといって過信せずに、常に安全運転を心掛けるようにしましょう。
📚 プラド関連記事
4WDモード使用時の注意点
- 乾いた舗装路でH4L以上を使わない:ブレーキ鳴き・旋回異常(タイトコーナーブレーキング現象)の原因になります
- 高速走行中にL4に入れない:ドライブトレインへのダメージになります。必ず停車または低速で切り替えてください
- L4走行後は必ずH4Fへ戻す:切り替えを忘れると燃費悪化・異音の原因になります
まとめ
- プラドにはH4F・H4L・L4H・L4Lの4つのトランスファーモードがある
- 通常の舗装路はH4F、雪道・濡れた路面はH4L
- 本格オフロードではL4H→L4Lの順で使用する
- 乾いた舗装路でL4系を使うのはNG(車へのダメージあり)
プラドの維持費・車検費用についてはプラドの維持費は年間38万円の記事もあわせてご覧ください。
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✍️ この記事の著者について
国産SUV・ミドルクラス乗用車の購入・売却に詳しいカーライフアドバイザー。RAV4・ランドクルーザー・ハリアー・CX-5など主要車種の実走評価を継続的に行い、年間100件以上の査定情報をもとに最新の相場・グレード選び・値引き交渉のポイントを解説しています。
よくある質問(FAQ)
プラドはどんな人におすすめですか?
プラドはSUVの中でも実用性・デザイン・走行性能のバランスが取れており、幅広いライフスタイルの方におすすめです。
プラドの購入で後悔しないためのポイントは?
①グレード選びを慎重に②オプションは必要なものだけに絞る③試乗して実際の乗り心地を確認する④売却時の査定も念頭に置く の4点が重要です。
プラドを売るときはどうすればいいですか?
MOTA車買取などの一括査定サービスで複数業者に競わせるのが最も高く売れる方法です。
プラドの最新情報はどこで確認できますか?
トヨタ・ホンダ・マツダ・スバルなどの公式サイト、またはディーラーへの問い合わせが最も確実です。
プラド走行モード:シーン別推奨設定(2026年版)
| 走行シーン | 推奨モード | 理由 |
|---|---|---|
| 高速道路・一般道(通常走行) | H2(2WD)または H4H(4WD High) | 燃費と走行性能のバランスが良い |
| 雪道・凍結路 | H4H(4WD High) | 4輪駆動でトラクションを確保。スタッドレス必須 |
| 砂利道・未舗装林道 | H4H(4WD High) | 砂利や凹凸でのグリップ向上 |
| 急な登り坂・急な下り坂(悪路) | L4L(4WD Low) | エンジンブレーキと低速トルクが大幅向上 |
| 砂浜・深い泥・岩場 | L4L + デフロック | 4輪全てにトルクを配分。最大トラクション |
| 川渡り・水深のある場所 | L4L(低速で慎重に) | 急な加速は避け一定速度を保つ |
切替時の注意事項
- H2⇔H4H(高速4WD切替):走行中でも切替可能(H4Hは通常約100km/h以下推奨)
- H4H⇔L4L(低速4WD切替):必ず停車してニュートラルにしてから操作する
- デフロック:脱出後は必ず解除する。舗装路での走行は禁止(タイト・コーナー・ブレーキングが不安定になる)
- 4WD状態での舗装路高速走行:H4Hで高速走行は可能だが、L4Lでの高速走行は禁止(ギア・ドライブシャフトへのダメージ)
追加FAQ:プラドの4WD切替に関する疑問
プラドは普段からH4H(4WD)で走った方がいいですか?
通常の舗装路走行ではH2(2WD)の方が燃費が良く、タイトコーナーでの旋回性も自然です。H4H(4WD High)は悪路・雨天・雪道・砂利道などでトラクションが必要な場面に使うのが基本です。常時H4Hで走ると燃費が悪化し、ドライブシャフトへの負担も増えます。状況に応じて切り替えることがプラドを長く大切に使う秘訣です。
L4L(Low 4WD)はどんな時に使いますか?
L4L(Low 4WD)は「非常に低いギア比+4WD」の組み合わせで、急な登坂・急な下り坂・深い泥濘・岩場・砂浜脱出などの本格オフロードシーンで使います。ギア比が大きく下がることでエンジンブレーキが強くなり、低速で力強いトルクが出ます。舗装路や通常の悪路では使用しません。L4Lへの切替は必ず停車してニュートラルにしてから行ってください。
プラドの4WDモード別おすすめ使用シーン一覧
| 走行モード | 使用シーン | 速度制限の目安 | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| H2(2WD高速レンジ) | 舗装路の通常走行・高速道路 | 制限なし | 燃費最優先。舗装路では常時このモードを使用 |
| H4(4WD高速レンジ) | 雪道・滑りやすい路面・泥濘路・砂道 | 〜100km/h程度 | 舗装路での長時間使用は避ける(タイトコーナーブレーキング現象) |
| L4(4WD低速レンジ) | 急斜面・岩場・深雪・急な下り坂 | 低速限定(〜30km/h) | 停車または5km/h以下でシフト操作。舗装路使用不可 |
| L4+センターデフロック | 極限の悪路・スタック時 | 低速限定 | 通常の悪路走行では基本不要。スタック・極限状況のみ |
プラドの4WDを雪道・冬季に使う際のポイント
- 雪道走行はH4(高速4WD)で対応:一般的な雪道・アイスバーンはH4で十分。急な山道・深雪はL4への切り替えを検討する
- スタッドレスタイヤとの組み合わせが前提:プラドの4WDはあくまで「駆動力の分配」システム。雪道では4WDに加えてスタッドレスタイヤが必須
- ダウンヒルアシストコントロール(DAC)の活用:急な下り坂では4WD+DACを使うことで安全に降坂できる。DACはブレーキを踏まなくても一定の低速で降坂をアシストする機能
- 4WD切替はスピードに注意:H2→H4の切り替えは走行中にも可能だが、L4への切り替えは必ず停車または極低速時に行う
追加FAQ:プラドの4WDモード切替に関する疑問
プラドでH4とH2はどちらで走るべきですか?
通常の舗装路(晴れ・ドライ路面)ではH2(2WD)で走行するのが燃費的に最適です。H4(4WD)は雪道・滑りやすい路面・悪路での使用に適しており、舗装路での常時4WD走行は燃費悪化・タイトコーナーブレーキング現象(旋回時に4輪が干渉して起きる現象)の原因になる場合があります。路面状況に応じてH2とH4を使い分けることがプラドの4WDシステムを上手く活用する基本です。


