「自転車が積める車ってあるの?」
「自転車が積める車の特徴は?」
「自転車が積めるおすすめの車は?」
本記事は、こんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
ごくまれに、「自転車を車で運びたい時」ってありますよね。
また、サイクリングが趣味の方は頻繁に自転車を積む必要がありますよね。
とはいえ、「自転車を簡単に積める車なんてあまり無いのでは?」と思ってる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、自転車がそのまま積める車の特徴から、おすすめの車種をミニバンと軽自動車に分けて紹介していきます。
自転車を積めるおすすめの車を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
自転車を車内に積める車の特徴
自転車を室内に積める車の特徴は以下の3つです。
それぞれ詳しくみていきます。
室内高が高い
自転車が積める車の特徴1つ目は車内の天井が高いことです。
特に、コスパが良いの軽自動車や、ファミリーカーとして人気のミニバンは、車内の天井が高いです。
そのため、すぐに自転車を運びたいとき、いちいち業者に依頼することなく、車で運ぶことができます。
また、分解が難しいママチャリであっても、簡単に立てて積むことが可能です。
荷室開口部が広い
自転車を積むことができる車の特徴2つ目は、荷室の開口部が広いことです。
ホンダのステップワゴンのような車は、荷室の開口部が広く設計されているため、自転車の積み込みがスムーズに行えます。
さらに、自転車と車が接触するリスクも低いため、車をキズつける心配もありません。
せっかくの愛車をキズつけたり、汚したくないですよね。
低フロア設計でアレンジが多彩
3つ目は、低フロア設計で、アレンジが多彩なことです。
N-BOXなどの軽自動車は低フロアでシートアレンジが自由なため、自転車を積む際に手間が少なくて済みます。
また、自転車を載せた状態でも大人2人が乗れるのも特徴です。
ただし、低フロアの場合、車高が高い車より運転しづらい場合があるので注意が必要です。
車高が高い車にご興味ある方は、「【2024年版】車高が高い車12選!/運転しやすい車をタイプ別で紹介」の記事も参考にしてください。
自転車がそのまま積める車5選!ミニバン
まずは、自転車がそのまま積めるミニバンを紹介します。
自転車がそのまま積めるミニバンは以下の5車種です。
それぞれ詳しくみていきます。
トヨタ:アルファード
出典:アルファードホームページ
メーカー | トヨタ |
車種名 | アルファード |
全長 | 4,995mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,935mm |
ホイールベース | 3,000mm |
燃費 | 10.3km/L〜 |
排気量 | 2,493cc |
新車価格 | 5,400,000円〜 |
【ポイント】
・実用性とデザイン性を兼ね備えたミニバン
・ママチャリを2台積むことが可能
・どんな自転車でも積むことができる
アルファードは国産車のミニバンの中で最も大きなサイズを誇り、非常に人気がある車種です。
その魅力は、スタイリッシュなフロントグリルと快適な室内空間にあります。
特に、ママチャリなどの自転車を楽に積める広さがあり、自転車運搬に最適です。
また、自転車を積んでいても4名が乗車可能なので、自転車を乗せて家族で出かけることもできます。
ホンダ:ステップワゴン
メーカー | ホンダ |
車種名 | ステップワゴン |
全長 | 4,800mm |
全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,840mm |
ホイールベース | 2,890mm |
燃費 | 12.9km/L〜 |
排気量 | 1,496cc〜 |
新車価格 | 3,053,600円〜 |
【ポイント】
・自転車の積みやすいバックドア
・自転車を積んでも人が5人乗車可能
・3列目を格納するだけで自転車を積むことができる
2022年に発売された6代目「ステップワゴン(RP6/7/8型)」は、フィヨルドミスト・パールなどのパステルカラーを主なボディカラーとしています。
初代を思い出させるAIRタイプと、ダーククロームのメッキパーツで迫力を加えたSPARDAタイプを展開しています。
ステップワゴンは、トラフィックジャムアシストや後方誤発進抑制機能が付いた最新のHonda SENSINGを搭載し、安全性が高く評価されています。
特に家族向け車として人気です。
テールゲートの開口部は約530mm(FF)と低く設計されており、3列目シートを床下に格納し、2列目シートを前方にスライドさせることで、お子様の自転車も女性でも簡単に積めます。
三菱:デリカ
出典:デリカホームページ
メーカー | 三菱 |
車種名 | デリカ |
全長 | 4,800mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,875mm |
ホイールベース | 2,850mm |
燃費 | 12.6km/L |
排気量 | 2,267cc |
新車価格 | 4,156,900円〜 |
【ポイント】
・マウンテンバイクでも積める
・サイクリング時での移動が便利
・アウトドア時には最適なミニバン
三菱のデリカは、三菱が誇るAWC(All Wheel Control)を搭載した、進化を続けるアウトドア仕様のミニバンです。
デリカは、広い室内を活かし、サードシートを倒してセカンドシートをスライドさせることで、自転車を積むスペースを作ることができます。
また、SUVに匹敵する悪路走行性能を持つデリカには、サイクルアタッチメントを追加することも可能です。
これにより、山道などで数名でのアクティブなドライブやサイクリングを楽しむことができます。
自転車を載せて、アウトドアやサイクリングを楽しみたい方には最高の1台です。
トヨタ:シエンタ
出典:シエンタホームページ
メーカー | トヨタ |
車種名 | シエンタ |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,695mm |
ホイールベース | 2,750mm |
燃費 | 18.3km/L〜 |
排気量 | 1,490cc |
新車価格 | 1,950,000円〜 |
【ポイント】
・ファミリーカーとしても人気がある
・ボディサイズがちょうど良く、運転しやすい
・ミニバンで最も燃費が良い
2022年8月に登場した3代目「シエンタ(MXP1#G型)」は、ファミリーカーとしての人気が高いです。
特徴的な四角い丸い形のデザインで個性を強調しています。
シエンタはGA-Bプラットフォームを基に開発され、バイクも検知できるプリクラッシュセーフティなどの最新Toyota Safety Senseを搭載し、安全性を高めています。
また、シエンタはトヨタのミニバンの中でも小さいクラスですが、最大7名が乗れる3列シート仕様があります。
サードシートを格納し、セカンドシートを折りたたんでフラットにすることで、荷室を広げ、2台の自転車を積むことができます。
さらにシエンタはミニバンの中で最も燃費が良い車です。
そのため、ガソリン代を抑えたい方は、車の維持費を抑えたい方におすすめ1台です。
日産:エルグラント
出典:エルグランドホームページ
メーカー | 日産 |
車種名 | エルグランド |
全長 | 4,965mm |
全幅 | 1,850mm |
全高 | 1,815mm |
ホイールベース | 3,000mm |
燃費 | 8.4km/L〜 |
排気量 | 2,488cc |
新車価格 | 4,038,100円〜 |
【ポイント】
・アルファードにも匹敵する後席のスペース
・自転車を2台なら余裕で積むことが可能
・女性でも積みやすい設計
日産のエルグランドは、日産が提供する最大サイズのミニバンです。
アルファードなどのライバル車種と比べても、実用性で人気を博しています。
さまざまな年代の方々に支持されており、特に室内の広さはアルファードに匹敵するほどです。
快適に過ごせる空間が確保されています。
また、エルグランドの外観デザインも洗練されており、見た目も魅力的です。
このような理由から、エルグランドはおすすめのミニバンと言えるでしょう。
自転車がそのまま積める車5選!軽自動車
続いて、自転車がそのまま積める軽自動車について紹介します。
自転車がそのまま積める軽自動車は以下の5車種です。
それぞれ詳しくみていきます。
ホンダ:N-BOX
出典:N-BOXホームページ
メーカー | ホンダ |
車種名 | N-BOX |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,520mm |
燃費 | 19.1km/L〜 |
排気量 | 658cc |
新車価格 | 1,648,000円〜 |
【ポイント】
・国内No.1の販売台数
・床位置が低く、女性でも余裕で積むことができる
・自転車を積むだけでなく、実用性に優れている
N-BOXは国内で最も売れている軽自動車です。
2023年10月に登場した3代目「N-BOX(JF5/6型)」は、フルLEDヘッドライトの立体造形でフロントマスクに可愛らしさを加えています。
特にカスタムモデルは、切削加工された15インチアルミホイールを装着し、ワイルドな印象を与えています。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用しているため、3代目「N-BOX」は軽自動車の中でトップクラスの広い室内空間を実現しています。
N-BOXは低床設計と高い室内のため、27インチの自転車もスムーズに積み込めます。
さらに、自転車を積んだ後の安定を考えた凹凸部も設けられています。
自転車が積める軽自動車で、デザインや車内の広さを求める方にはうってつけの1台です。
スズキ:スペーシア
出典:スペーシアホームページ
メーカー | スズキ |
車種名 | スペーシア |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,785mm |
ホイールベース | 2,460mm |
燃費 | 22.4km/L〜 |
排気量 | 657cc |
新車価格 | 1,530,100円〜 |
【ポイント】
・燃費が良い軽自動車
・軽自動車としてのコスパ最強
・自転車を乗せるのに少し工夫が必要
2023年11月に発売された3代目「スペーシア(MK54S/94S型)」は、変速機の軽量化と効率向上により、前モデルより燃費が向上しています。
スペーシアは、車載カメラとミリ波レーダーの精度を高めることで、デュアルセンサーブレーキサポートシステムが歩行者だけでなくバイクも検知でき、安全性が強化されています。
3代目スペーシアには、ワンタッチで倒せるダブルフォールディングリヤシートがあり、背もたれを前に倒すとフラットな空間ができ、27インチサイズの自転車も積むことが可能です。
また、ラゲッジスペースの開口部には自転車の積み下ろしをサポートするガイド機能が備わっています。
頻繁に自転車の積み下ろしする方にとっては嬉しい機能ですね。
日産:ルークス
出典:ルークスホームページ
メーカー | 日産 |
車種名 | ルークス |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,780mm |
ホイールベース | 2,495mm |
燃費 | 17.5km/L〜 |
排気量 | 659cc |
新車価格 | 1,637,900円〜 |
【ポイント】
・自転車の出し入れが非常に楽
・実用性だけでなく、デザインもおしゃれ
・日産ならではの安心技術を搭載
日産のルークスは、実用性だけでなく、デザインにも力を入れた軽自動車です。
日産の安全技術は世界的にも高い評価を受けており、その技術がルークスにも採用されています。
そのため、運転中も安心して走行できます。
また、ルークスは低床を採用しているため、自転車の出し入れも簡単です。
安全性と利便性を兼ね備えたデイズルークスは、多くの方にとって適した選択肢となるでしょう。
ダイハツ:タント
出典:タントホームページ
メーカー | ダイハツ |
車種名 | タント |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,775mm |
ホイールベース | 2,460mm |
燃費 | 19.6km/L〜 |
排気量 | 658cc |
新車価格 | 1,386,000円〜 |
【ポイント】
・軽自動車の中で人気の車種
・コンパクトボディで運転しやすい
・ドアの開口が広く、乗り降りがラク
ダイハツのタントは、軽自動車の中でも特に室内空間が広く設計されています。
この広さがタントの最大の特徴で、特に天井の高さが際立っています。
このため、自転車の積み降ろしをする際にもスペースに余裕があり、作業がしやすくなっています。
また、タントは運転席からの視界も広く、安全かつ快適に運転することができます。
使い勝手と快適さを兼ね備えたタントは、多くの方にとって魅力的な軽自動車として愛されています。
スズキ:エブリィワゴン
メーカー | スズキ |
車種名 | エブリィワゴン |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,910mm |
ホイールベース | 2,430mm |
燃費 | 13.3km/L〜 |
排気量 | 658cc |
新車価格 | 1,569,700円〜 |
【ポイント】
・軽自動車界で最大級の室内空間を確保
・不自由なく、自転車を積むことができる
・車高が高いため、運転しやすい
スズキの「エブリイワゴン」は、商用車「エブリィ」から生まれた乗用モデルです。
エブリイワゴンは、広い車内スペースが特徴で、サーフィンや釣りなどアウトドア活動を楽しむ人に人気です。
3代目エブリイワゴンは、ラゲッジスペースの開口部を広げており、リヤシートを倒せばフラットなスペースができます。
ここには、2台の自転車やヘルメットなどを積むことが可能です。
少し商用車のイメージが強い車ですが、室内空間を重視する方にはおすすめの1台です。
まとめ
本記事では、自転車が積める車の特徴とおすすめの車種を紹介しました。
自転車が積める車はたくさんあり、ミニバンや軽自動車がおすすめです。
今回紹介した10車種の中であれば、どの車でも自転車を積むことが可能です。
自身のライフスタイルや予算によって、最適な車を検討しましょう。