「ハリアーは盗難されるの?」
「盗難対策は必要?」
「絶対盗難されない方法は?」
この記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて買いています。
人気SUVのトヨタ:ハリアーは実は盗難されやすい車種の1つです。ハリアーは国内だけでなく海外でも売れるため窃盗犯に人気のある車種です。
ハリアー所有者なら誰しも心配になるのではないでしょうか。
それゆえにハリアーは盗難対策が必須です。
今回はハリアーの盗難対策についてみていきます。ハリアー所有者は必見です。
またハリアーの「リセールバリュー」について下記にあるので、こちらも参考にしてください。
≫【ハリアーのリセールバリュー情報】
実はハリアーは盗難されやすい!?
出典:ハリアーホームページ
自動車の盗難に関する統計調査を見ると、毎年ハリアーは上位にランクインしています。
一般社団法人損害保険協会の調査によると、車種別の盗難台数は以下の表の通りです。最も盗まれる上位10車種を抽出したものです。
引用:https://www.sonpo.or.jp/about/useful/jidoshatounan/index.html
上位はほぼ全てがトヨタ車です。盗まれた車は海外に運ばれていきますので、海外でもトヨタ車は人気が高いです。
調査結果を見てみると2020年は10位、2021年は9位にハリアーがランクインしています。
ハリアーは2020年にフルモデルチェンジしたこともあり、盗難されやすくなっています。
ハリアーの盗難対策について
出典:ハリアーホームページ
まず、どこまでのセキュリティが必要なのか。基本的な考えとして、都会では盗難が多く、田舎では盗難が少ないです。そのため主要な都市ではかなりの対策が必要になります。
組織的な窃盗もあり、窃盗の技術力は非常に高いです。場所にもよりますが、今回は一般的な地域を想定して紹介していきます。
イメージは「1万円前後で何か良いアイテムはないか」という考えで見ていきます。
おそらくほとんどの方はハリアーを購入する際に車両保険に入ると思います。車両保険でそこそこお金をかけるので、その他の対策はほどほどで良いと考えています。
ハリアーの盗難対策を検討
出典:ハリアーホームページ
以下のような視点で見ていきます。
- あまり手間がかからない
- 費用1〜2万円以内
- 外観をそこなわない
乗り降りするたびに、あれこれと何か付けたり外したりするのは面倒ですよね。なるべく面倒ではないもの・手間がかからないものを導入したい。
本当のプロの窃盗犯であれば、どんな盗難対策をしても盗まれます。
そこまで盗難対策にお金をかけても仕方がないと思いますので、ある程度の対策を紹介していきたいと思います。
結局、車両保険には入ります。
盗まれるのを防ぐだけを考えるのではなく、万が一盗まれた場合も考え、総合的な対策が必要です。
ハリアーの盗難対策は4つ
出典:ハリアーホームページ
盗難対策は下記の4つです。
- ハンドルロック
- 電波を遮断するキーケース
- OBDガード
- 車両保険
順番に紹介していきます。全ての対策をする必要はありません。
自身の住んでいる地域の状況や予算等を考慮し、必要だと思うものを対策してみてください。
ハンドルロック
こちらは定番の対策になります。
ハンドルに取り付けることで、物理的にハンドルを回せなくします。鉄の棒が伸びているので、ハンドルを回すと内装に引っかかって回らなくなります。
単純な仕組みですが、物理的に盗難を阻止することがポイントです。
外すためには、物理的に壊さなければなりませんし、外そうと思っても大きな音が出たり盗み終えるまで時間がかかりますので、対策としてはかなり良いです。
窃盗犯は時間がかかったり、音が出ることは嫌がります。
また、外から運転席をみるとハンドルロックが見えるので、視覚的にも盗難する側に「嫌な車・厄介な車」と心理的に思わせることができます。
電波を遮断するキーケース
最近の車はほぼキーレスが標準になっています。
鍵から微弱な電波が発信し、それを車が受信することにより、鍵を持っていればドアノブに触れるだけでロックが解除されますし、ボタンを押せばエンジンがかかります。
そのキーが発する電波を拾うことができれば、車の鍵を開けてエンジンまでかけてしまうことができます。
そんな盗難の手口を「リレーアタック」と言います。
ですので鍵を家に置いておいても安心はできません。
キーレスのリモコンから漏れる電波を遮断することで盗難を防止します。
OBDガード
車の盗難はスマートキーがなくてもコンピュータに不正な器具をつなげてエンジンをかけて盗まれる場合があります。
その方法として窃盗犯はOBDと呼ばれるコネクタにつなげて操作します。
その対策として下記の「OBDガード」があります。これをつけることで不正にエンジンがかかるのを防ぎます。
少しコストかかり、15,000~20,000円程度です。ただ、これをやっておくとかなり安心です。
車両保険
最終的にはこれです。
どんなにセキュリティ対策をしても、盗まれる時は盗まれます。高価なセキュリティシステムを導入すればある程度は防げるかもしれませんが、コストがかかります。
コストだけを考えるなら車両保険だけでも良いかもしれません。
ほとんどの保険会社で、車両保険はエコノミー型と一般型があります。
それぞれ事故の補償範囲が違い、一般型が自損事故や当て逃げ等の補償も含まれ、エコノミー型は補償されません。
その分エコノミー型の方が保険料が安くなります。
ただ盗難はエコノミー型でも保証されていますので、盗難対策であるならエコノミー型で十分です。
安い車両保険を見つけるには「保険スクエアbang!」がおすすめ
「保険スクエアbang!」は一度の申し込みで複数社の保険料を比較することができます。
保険料を比較することで3〜4万円安くなる可能性があります。
少しでも安い車両保険を見つけたい方は利用してみると良いかもしれません。
もし盗難に遭った場合の行動
出典:ハリアーホームページ
盗難に遭ったら以下の行動をしてください。
- 警察に盗難届を提出
- 保険会社に連絡
- 税関に連絡
- 車の一部抹消登録
それぞれ詳しく見ていきます。
盗難後の行動①:警察に盗難届を提出
まずは警察に盗難届を出してください。盗難被害に遭った場所から最も近い交番や警察署で手続きをするようにしましょう。
盗難後の行動②:保険会社に連絡
車両保険に加入している場合は、盗難被害が保険の適用対象の可能性があります。盗難の詳細を詳しく伝えるようにしましょう。
盗難後の行動③:税関に連絡
盗難被害に遭った車は海外へ転売するために税関を通ることもあります。近くの税関に盗難の詳細を伝えておきましょう。
海外への転売の場合、見つかる可能性があります。
盗難後の行動④:車の一部抹消登録
車の「一部登録抹消」とは一時的に車の使用を中止する手続きのことです。陸運支局で手続きすれば、一時抹消登録以降の自動車税の還付を受けることができます。
まとめ:ハリアーの盗難対策は必須
出典:ハリアーホームページ
ハリアーは実は盗難が多い車種です。盗まれたら最後、すぐに海外へ運ばれてしまい二度と戻ってきません。
目をつけられらたら防ぐのは難しいでしょう。
目をつけられる前に「このハリアーは盗めない」と思わせるような対策をしておきましょう。