📅 本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。
トヨタ ランドクルーザープラドは2015年からディーゼル車の発売が開始されました。
プラドを購入検討中の方でディーゼル車にするか、ガソリン車にするか、どちらを買おうか迷っている方も多いのではないでしょうか?
燃費が良くて4WDとしての走破性あるディーゼル車にするか、それともディーゼル車よりも安く買えるガソリン車にするか、、、、
それぞれの装備や燃料費などについてメリットやデメリットなどを比較してみました。ガソリン車かディーゼル車で迷っている方はぜひ参考にしてください。
またプラドの【リセールバリュー】について下記で紹介してます。
≫【プラドのリセールバリュー情報】
📋 この記事でわかること
- 外装の違い
- 内装の違い
- 売れ筋グレード
- 維持費比較
- 乗り心地の違い
⏱ この記事でわかること(3秒まとめ)
- 外装の違い
- 内装の違い
- 売れ筋グレード
- 維持費比較
- 乗り心地の違い
📖 ディーゼルエンジンとは
軽油を燃料とするエンジン。ガソリンエンジンより燃費が良く長距離・高負荷に強い。SUVや商用車に多い。
📋 目次(クリックで移動)
外装の違い
ディーゼル車とガソリン車の外装に違いは少しだけです。
ディーゼル車では、サイドドアとガラスの境目にドアベルトモールディングというラインがクロームメッキとなっています。
ガソリン車はブラックです。
標準グレードのTXでは、ともにブラックです。
リア側の違いはありません。
外装の違いはドアベルトモールディングのみです。
ディーゼル車とガソリン車で違いはほとんどありません。
内装の違い
内装についても外装同様に目立った違いはありません。
装備などで違いがありますが、ディーゼル車とガソリン車による差ではなく、グレードによる違いです。
売れ筋グレード
続いて売れ筋グレードを見ていきます。
プラドの人気グレードは、ディーゼル車ガソリン車ともに標準グレードのTXとなっています。
ともにベースグレードですが、これは上級グレードを選ぶと本家ランドクルーザーに手が届く価格になることから、プラドの強みである廉価さを求めるユーザーが多かった結果と考えられます。
ディーゼル車の一番人気は通常グレードの「2.8TX」
ディーゼル車で最も人気の「2.8TX」は全体の約38%以上をシェア。
2位の上級グレード「2.8TX”Lパッケージ”」は全体の34%で約3分の1を占めていました。
ガソリン車の一番人気は標準グレードの「2.7TX」
一方のガソリン車では「2.7TX」が全体の55%をシェア。
ガソリン車は全2グレードなので、残る「2.7TX”Lパッケージ”」が45%を占めています。
維持費比較
維持費について見ていきます。
| 比較項目 | 2.8TX(ディーゼル車) | 2.7TX(ガソリン車) |
| 価格 | 4,307,040円(7人乗り) | 3,692,520(7人乗り) |
| 価格差 | +614,520円 | |
|
自動車所得税 (新車購入時の税金) |
0円 | 92,300円 |
| 重量税(新車購入時) | 0円 | 61,500円 |
| 購入時のエコカー減税の価格差 | +460,720円 | |
| 自動車税(翌年) | 12,000円 | 51,000円 |
| 平均実燃費 | 10,6km/L | 8.5km/L |
| ガソリンタンク容量 | 87L | 87L |
| ガソリンの種類 | 軽油 | レギュラー |
| 満タンで走れる距離 | 869.2km | 697.0km |
単純に価格差だけでいくと460,720円あります。
ではこの価格差460,720円を燃費で埋めるにはどのくらいかかるでしょうか?
燃料費にかかる価格差
軽油110円/L、レギュラー130円/L
ディーゼル車 10.6km/L(平均燃費)
10,000km÷10.6km/L≒943.3L
943.3L×110円/L=103,763円
ガソリン車 8.5km/L(平均燃費)
10,000km÷8.5km/L≒1,176.4L
1,176.4L×130円/L=152,932 円
プラドで10,000km走行すると、ディーゼル車の燃料代はガソリン車よりも49,169円安上がりとなります。
この金額差でディーゼル車とガソリン車の差額460,720円を埋めるには、
460,720÷49,169=9,37万キロの走行距離が必要となります。
一般的なユーザーが週末に買い物やドライブにプラドを乗る程度だと年1万キロ走行がいいところなので、ディーゼル車の高燃費でガソリン車との差額分の元を取るには約9年半かかります。
ですので車検を4回通さなければならない計算です。
頑張って2万キロ/年走行なら5年弱、必死で3万キロ/年ペースだと3年強となりますが、さすがに厳しいです。
乗り心地の違い
ディーゼル車
乗り心地はあまり変わりません、トルク十分な加速で運転が楽なディーゼル車
プラドをディーゼル車とガソリン車で乗り比べると、よりディーゼル車の方がトルクあるのでゆったり感があり、より楽に運転できます。
どっしりした車重と柔らかい足回りが路面の凹凸を緩和、SUVならではの振動も抑えられ、フラットな乗り心地を実現しています。
また、視点の高さと視点のブレが少ない点も疲れにくいポイントとなっています。
ガソリン車
過不足のない加速、静粛性はガソリン車。
一方、ガソリン車はレスポンシブな出力で滑らかな加速が楽しめ、ディーゼル特有のカラカラ音もなく静かに乗れます。
エンジンノイズがない訳ではありませんが、かすかに「ヴォーッ」と響いてくるサウンドが、SUVらしいワイルド感を味わえて、むしろ好ポイントです。
ただし、実際に乗ってみると前評判を覆すフィーリングを受けることもあるため、最初から決めつけるよりも、ディーラーで両方とも試乗させてもらって、相性を確認しておきましょう。
販売比率
現行プラドにディーゼル車が追加されたのは2015年6月
プラドの販売比率は、
プラド ディーゼル車 39.4%
プラド ガソリン車 60.6%
ガソリン車の方が多く売れており、約4年間でディーゼルに対して、1.5倍の販売がありました。
ディーゼル車とガソリン車で下取りが高いのはどっち?
プラドのディーゼル車とガソリン車では、どちらがより下取りが高くなるのか。
3年落ちと4年落ちのプラドの下取り相場を見てみましょう。
| 比較項目 | 2.8TX(ディーゼル車) | 2.7TX(ガソリン車) |
| 3年後の下取り | 289.1万円(72.9%) | 262.5万円(78.3%) |
| 4年後の下取り | 284.0万円(71.6%) | 257.2万円(76.7%) |
※カッコ内は当時の新車価格に対する残価率(リセールバリュー)です。
これを見ると、ガソリン車の方がディーゼル車よりも車両価格が安い分高リセールとなりやすい傾向が出ており、5%ほどのリーセル差があるため、ガソリン車の方がリセールで若干有利と言えます。
一概には言えませんが、表からも分かるようにディーゼル車の方がガソリン車よりも約20万円高く売れます。ですので売る前提でしたら、5万キロ走ればペイできる計算になります。
ディーゼル車のメリット・デメリット
メリット
・ガソリン車よりも燃費が良く、軽油の単価もガソリンに比べて約20円安いので燃料費が安く済む
・エコカー減税額が200,000円以上と多く、その分支払いが少なく済む
・低速でもトルクが大きいので、市街地は加速に余裕がある
・トルクが大きいので、雪道などの悪路の走破性もあり、スタックしにくい
・アクティブトラクションコントロールなど、悪路を走行するときの装備が充実している
デメリット
・ガソリン車に比べておよそ60万円価格が高く、購入時の初期費用が多くかかる
・高速域での加速がガソリン車よりも弱い
・ガソリン車よりも振動や音が大きく、アイドリング中は特に感じる
ガソリン車のメリット・デメリット
メリット
・ディーゼル車に比べておよそ60万円安い
・ディーゼル車よりも静寂性がある
・アクセルを踏んだときの自然な走行フィーリングが良い
・高速道路でも伸びのある加速性を発揮
・エンジン始動時のエンジン音に迫力がある
デメリット
・ディーゼル車に比べて燃費が悪く、燃料費が高い
・車両重量に対し2.7Lエンジンなので、スタート時にもたつきを感じる
・電動リアロックがオプションでも選べない
・最上位グレードはガソリン車が選択できない
まとめ
以上、プラドのディーゼル車とガソリン車についてそれぞれの違いについて紹介してきましたが、結局どちらを買えばいいのでしょうか?
購入から売却までのトータルコストを考えればディーゼルの方がお得だと思います。
ドライブフィーリングや乗り心地については個人の好みや相性の問題もありますので、一概にどちらが良いとは言い難いです。
実際に両者それぞれ一定の割合で売れているのが良い証拠です。
ですので、ディーラーでどちらも試乗してみて、乗り比べをすると良いでしょう。
乗り比べた結果、どちらでも良いとなった場合は、価格で選ぶと良いでしょう。
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✍️ この記事の著者について
国産SUV・ミドルクラス乗用車の購入・売却に詳しいカーライフアドバイザー。RAV4・ランドクルーザー・ハリアー・CX-5など主要車種の実走評価を継続的に行い、年間100件以上の査定情報をもとに最新の相場・グレード選び・値引き交渉のポイントを解説しています。
よくある質問(FAQ)
プラドはどんな人におすすめですか?
プラドはSUVの中でも実用性・デザイン・走行性能のバランスが取れており、幅広いライフスタイルの方におすすめです。
プラドの購入で後悔しないためのポイントは?
①グレード選びを慎重に②オプションは必要なものだけに絞る③試乗して実際の乗り心地を確認する④売却時の査定も念頭に置く の4点が重要です。
プラドを売るときはどうすればいいですか?
MOTA車買取などの一括査定サービスで複数業者に競わせるのが最も高く売れる方法です。
プラドの最新情報はどこで確認できますか?
トヨタ・ホンダ・マツダ・スバルなどの公式サイト、またはディーラーへの問い合わせが最も確実です。
プラドディーゼルとガソリン:スペック徹底比較(2026年版)
| 比較項目 | 2.8L ディーゼル(1GD-FTV) | 2.7L ガソリン(2TR-FE) |
|---|---|---|
| 最高出力 | 204ps(6速AT) | 163ps(5速AT) |
| 最大トルク | 500N・m(3,000〜3,400rpm) | 245N・m(4,000rpm) |
| WLTCモード燃費 | 約11.8km/L | 約10.4km/L |
| 燃料単価(参考) | 軽油(約150〜160円/L) | レギュラー(約170〜180円/L) |
| 年間燃料費目安(1.5万km) | 約19〜20万円 | 約24〜26万円 |
| 車両価格差 | ガソリン比+30〜50万円程度 | — |
| エンジン音 | 低回転でのガラガラ音(改善されているが残る) | 静か |
ディーゼルとガソリン:どちらを選ぶべき?
| こんな方はディーゼル | こんな方はガソリン |
|---|---|
| 年間走行距離が多い(1.5万km超) | 年間走行距離が少ない(1万km以下) |
| 高速道路・長距離ドライブが多い | 街乗りがメインで静粛性重視 |
| 牽引・重い荷物を積むことがある | エンジン音が気になる方 |
| 燃料費コストを長期的に抑えたい | 初期費用を抑えたい |
| 力強いトルク感を重視する方 | エンジンの高回転フィールを楽しみたい方 |
追加FAQ:プラドのディーゼル・ガソリンに関する疑問
プラドのディーゼルは維持費が安いですか?
燃料費の面ではディーゼルが有利です。軽油はレギュラーガソリンより1L当たり15〜20円安く、燃費もディーゼルが優れているため、年間1.5万km走行の場合は年4〜6万円の燃料費節約になります。ただしディーゼル車はエンジンオイル交換頻度が高く(5,000〜7,500km毎)、尿素水(AdBlue)の補充コストも発生します。購入費用の差額(約30〜50万円)を燃料費差額で回収するには8〜12年程度かかることもあります。
プラド150(中古)はディーゼルとガソリンどちらが多いですか?
プラド150の中古市場ではディーゼル(2.8L 1GD-FTV)搭載車の方が多く流通しています。ディーゼル車は燃費・トルク性能の面で人気が高く、後期型(2017年以降)ではほとんどがディーゼルになっています。ガソリン(2.7L)は前期型に多く、価格が安いため初期コストを抑えたい方に選ばれています。
プラドディーゼル vs ガソリン:5年間の維持費シミュレーション
| 費用項目 | ディーゼル(TZ系) | ガソリン(TX系) | 差額(ディーゼル有利) |
|---|---|---|---|
| 車両本体価格差 | 約670〜706万円 | 約559〜594万円 | ガソリンが約111万円安い |
| 燃料費(5年・年1.5万km) | 約99万円(軽油145円・13km/L) | 約128万円(ガソリン170円・10km/L) | ディーゼルが約29万円安い |
| エンジンオイル交換 | 約10,000〜15,000円/回(交換頻度高め) | 約8,000〜10,000円/回 | ディーゼルがやや高い |
| 5年総コスト目安 | 約770〜810万円 | 約700〜740万円 | ガソリンが約70〜80万円安い |
※上記は概算です。走行距離・燃料価格・メンテナンス条件により大きく変わります。
プラドはディーゼルとガソリン、どちらを選ぶべきか
- ディーゼルがおすすめな方:①年間走行距離が多い(2万km以上)②本格的なオフロード・けん引を頻繁に行う③長期保有(10年以上)を前提にする④高トルクによる力強い走りを重視する
- ガソリンがおすすめな方:①年間走行距離が少ない(1万km以下)②購入時の初期費用を抑えたい③都市部・街乗りメインで使用する④ディーゼル特有の音・振動が気になる
- ディーゼルの優位性が際立つポイント:長距離・高速走行での燃費差(ガソリンの1.3倍前後の燃費)と最大トルク(450Nm超)による牽引・悪路走破性。長期・ヘビーユース向け
追加FAQ:プラドのディーゼルとガソリンに関する疑問
プラドのディーゼルはうるさいですか?
現行プラド150のディーゼルエンジン(1GD-FTV)は、以前のディーゼル車と比べて大幅に静粛性が向上しています。アイドリング時には若干のディーゼル音(カラカラ音)が残りますが、走行中は遮音性の高さも相まって車内ではほとんど気にならないレベルです。ただしガソリンエンジンと比較すると振動・音はディーゼルの方が大きいため、静粛性を最優先にする方にはガソリンが向いています。試乗でエンジン音・振動を体感してから判断することをおすすめします。


