プラド所有者は「リフトアップしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「リフトアップの方法は?」「リフトアップ費用は?」「車検は問題ない?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
Twitterを調べると下のようなリフトアップ済みプラドの投稿がありました。
#試し張り#new🏕 pic.twitter.com/Fib6mCypFn
— ほなみ (@thnm1113) June 21, 2022
8月 お疲れ様でした☺️
9月も、よろしくお願いします🙏🙇♂️
本日の一枚 pic.twitter.com/TAj8SoqGXz
— YOKUBARI (@YOKUBARI1) August 31, 2022
リフトアップしていると一段とプラドの迫力が際立ちますね。
今回は、プラドのリフトアップ(2インチ)の費用やリフトアップの車検と構造変更、リフトアップにおすすめのタイヤサイズについて紹介します。
ランドクルーザープラドのリフトアップ方法
プラドのリフトアップの方法は下記の2つです。
それぞれ詳しくは下記の通りです。
リフトアップスプリング
サスペンションを変更するリフトアップパーツで、最も一般的な手法です。商品によって車高の変化幅は決まっているものの、「車高調整式サスペンション」よりコスパが良いです。
また、さまざまな商品があるため、選択肢が豊富です。車高を元に戻す予定がない人にはリフトアップスプリングはおすすめです。
車高調整式サスペンション
一番の特徴は車高をミリ単位で調整できることです。例えば、前下がり/後ろ下がりなど、自分の気になる部分を補正することが可能です。
調整が簡単なので、乗り味を変えたり、いろんな乗り方をしたい方におすすめです。
ですが、費用は「リフトアップスプリング」に比べて高いです。
ランドクルーザープラドのリフトアップ(2インチ)の費用を公開!
ランドクルーザープラドのリフトアップ(2インチ)の費用については下記の通りです。
「リフトアップスプリング」、「車高調整式サスペンション」それぞれのおおよその費用は下記のとおりです。
- リフトアップスプリング:10〜15万円
- 車高調整式サスペンション:10〜20万円
費用は上記のとおりですが、依頼する店舗や変更するパーツ(商品)によって費用は異なります。
そのため、依頼するお店で事前に確認するのが最も確実です。
ランドクルーザープラドのおすすめリフトアップ
出典:プラドホームページ
プラドは純正車高がフロント下がりです。グレードの違いもありますが、リアに比べてフロント側が約23mm前後低くなっています。
リフトアップを行う際にフロントの上げ幅を増やすことでより迫力が出て、人気も高いです。
前後それぞれの上げ幅は以下の通りです。
パターン①
フロント:1.5インチ
リア:1インチ
パターン②
フロント:2.5インチ
リア:1.5インチ
前後の差を0.5~1インチで調整します。
また、これらそれぞれで費用が異なりますので、自身の要望での費用を店舗に確認するようにしてください。
ランドクルーザープラドはリフトアップ(2インチ)しても車検は通る!?
まずは車検についてです。車検が通るかの結論は下記の通りです。
リフトアップサスやリフトアップスペーサーを取り付けた状態でも上記をクリアすれば問題ありません。
リフトアップに必要なラテラルロッドやキャンバーボトル、オートレベライザーアジャストロッドに関しても取り付けた状態で車検を通すことが可能です。
2インチリフトアップは車検が通らない
上記の通りで、2インチ=50.8mmなので車検は通りません。リフトアップサスやリフトアップスペーサーで40mm以上車高を上げた場合、構造変更が必要です。
車検場所によってはクリアの場合アリ
車検を受ける場所によっては、検査員次第で2インチリフトアップのプラドでも車検を通してくれるケースもあります。
これは検査員次第ですので、カスタムを依頼するお店に確認すると良いです。そのあたりの情報を教えてくれます。
タイヤの大きさとリフトアップは車検が通り安い
同じ2インチリフトアップでも、1.5インチのリフトアップ(約30~40mm)、そこにMTタイヤを組み合わせることで2インチ(約50~55mm)リフトアップさせた状態の方が、構造変更なしでも車検が通るケースがあります。
とはいえ、本来の車検基準を満足していませんので、違反車で捕まる可能性はあるので注意ください。
車検が心配な場合は構造変更が無難
構造変更にかかる費用は地域によって異なりますが、1万円前後です。
また構造変更は一度行えば、次からは通常通り車検を受けることができます。
ランドクルーザープラドのリフトアップにおすすめのタイヤサイズ
プラドのリフトアップと合わせて、外径の大きいマッドテレーンやオールテレーンといった迫力のあるタイヤを履かせるスタイルが人気です。
プラドの純正タイヤ/ホイールサイズは下記の通りです。
・ホイールサイズ:17×7.5J+25
リフトアップに合わせたおすすめのタイヤサイズを紹介します。
タイヤのみ変更する場合
純正ホイールにタイヤのみを変更する場合は下記がおすすめです。
外径が約25mmほど大きくなり車高も約10mm上がります。タイヤサイズを大きくするだけで印象が全然違って見えます。
そこまで挑戦せず、「無難にかっこよく」という方にはこのサイズがおすすめです。
ホイールも変更する場合
18インチへインチアップする場合は下記のサイズがおすすめです。
タイヤ:265/65R18、265/70R18
265/65R18で車高が約10mm、265/70R18で約20mm上がります。正直、265/65R18でもかなりの迫力です。
20インチへインチアップする場合は下記のサイズがおすすめです。
タイヤ:275/55R20
約15mm車高が上がります。ホイール・タイヤともに迫力が出ます。ホイールを目立たせたい方にはおすすめです。
おすすめ定番のBFグッドリッチ・オールテレーンT/A・KO2
おすすめのタイヤはBFグッドリッチです。プラドユーザーの間では定番中の定番です。
幅広いサイズ展開で、プラドの外観デザインと相性が良いのはもちろんですが、オフロード性能も定評な本格派オールテレーンタイヤです。
またプラドにおすすめのタイヤは「【プラドのオフロードタイヤおすすめ6選!!】オールテレーンとマッドテレーンに分けて紹介!」で紹介しています。
タイヤサイズに関しては、ツーサイズ以上アップするとスピードメーターと実速度の車速誤差が大きくなり、車検が通らない場合があるため注意が必要です。
ランドクルーザープラドのリフトアップ(2インチ)のまとめ
出典:プラドホームページ
今回はプラドのリフトアップについて紹介しました。
2インチリフトアップする場合は構造変更の手続きが必要になります。検査員によっては通る可能性もありますが、きちんと構造変更の手続きをするようにしましょう。
また、費用に関してはインチアップの方法や上げ幅によって異なります。事前に依頼する店舗に確認するようにしましょう。
定番の2インチリフトアップはプラドをより迫力ある本格派SUVにドレススアップするので、ぜひ検討してみてください。