「空気圧の確認方法を知りたい」
「プラドのおすすめ空気圧は?」
「空気圧の確認周期は?」
この記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
タイヤの空気圧は普段あまり気にしない方が多いのではないでしょうか。しかしタイヤの空気圧で乗り心地が違いますし、燃費にも影響します。
またタイヤの空気圧はタイヤの寿命にも関係するので定期的な確認が必要です。
今回はプラドの適正な空気圧、実際の空気圧の入れ方や注意点について紹介します。
プラドの【おすすめオフロードタイヤ】についてはこちら。
≫【プラドのオフロードタイヤおすすめ6選】
タイヤの空気圧
車のタイヤには「指定空気圧」があり、タイヤの空気圧は、車の車種やタイヤのサイズによって異なります。
空気圧は「空気圧ゲージ」を利用して空気を測定することができます。
タイヤの空気は自然と抜けることがあるので、定期的な調整が必要です。
空気圧が適正ではないと、、、
タイヤの空気圧は基本的には指定空気圧を入れることが望ましいです。下記は空気圧が高い場合と低い場合に起こるタイヤの被害についてです。
空気圧が高い場合
- センターが摩耗
- 乗り心地悪化(跳ねる感じ)
- コード切れ、バースト
タイヤの空気圧が高い状態で運転すると、タイヤの硬さを強く感じます。多少空気圧が高くても問題ありませんが、高すぎると上記のような損傷に繋がります。
空気圧が低い場合
- 両ショルダーの偏摩耗(片減る)
- ヒートセパレーションの発生
- ハイドロプレーニングが起こりやすくなる
- 燃費の悪化
空気圧が低い場合は上記4つの可能性があり、特に燃費の悪化は顕著に出ます。また空気圧が高いより低い方がよりタイヤには影響が出やすいです。
指定空気圧の明記場所
指定空気圧は、運転席のドアを開いた車体側(運転席と後部座席間のピラー)に明記されています。プラドもこの位置にシールが貼られています。
プラドの空気圧
出典:プラドホームページ
現行プラドの指定空気圧は下記の通りです。
【前輪】:220kPa
【後輪】:220kPa
ただしこれはあくまで純正タイヤ&ホイールに対しての空気圧です。純正以外のタイヤ・ホイールにした場合は空気圧が異なりますので注意してください。
プラドのBFグッドリッチタイヤの空気圧
プラド所有者で「BFグッドリッチ」のタイヤを履かれている方も多いと思いますが、このタイヤの場合は空気圧が異なります。
下記が「BFグッドリッチ」から出されている推奨の空気圧です。
こちらを見ると、
- 【265/65R17】→370kPa
- 【265/70R17】→330kPa
- 【285/70R17】→290kPa
となっており純正タイヤの220kPaと比べて非常に高いです。
とはいえ、370kPaは高すぎる気がします。ネットでのクチコミなどを見たところ280~320kPa程度に設定されているプラド所有者が多かったです。
この辺りの数値であれば特に問題ないです。あとは個人の乗り心地で調整してみてください。
空気圧の入れ方、点検手順
実際の空気圧の点検・入れ方について紹介します。
また空気圧を入れる場所はガソリンスタンドです。ガソリンスタンドに置いてある場合が多いので調べてみてください。
空気圧の入れ方
具体的な手順は下記の5STEPです。
- 推奨空気圧を確認
- エアバルブのキャップを外す
- エアゲージで測定
- 空気圧を調整
- エアバルブのキャップを取り付け
それぞれ見ていきます。
指定空気圧を確認
先ほど書きましたが、一般的に運転席ドアの開口部に書かれています。分からない場合は、取扱説明書等で確認しておきましょう。
また前後輪で数値が異なる場合があるので注意が必要です。単位はkPa(キロパスカル)で表記されています。
※プラドの場合は前後輪220kPaです。
純正タイヤ以外のタイヤに変更している場合は指定空気圧が異なるので事前に確認してください。
エアバルブのキャップを外す
外したキャップは無くしたり、ホイールキャップの中に落としやすいので、分かりやすい場所に置くようにしてください。
取り付け、取り外しは自転車とほぼ同じなので簡単です。
エアゲージで測定
【エアタンク型の場合】
ホースの先(エアチェック)をエアバルブに押し当てて空気圧を測定します。押し当てる際は「角度」と「強さ」に注意しましょう。正しく押し当てないとエアが抜ける場合があります。ある程度の押す力も必要です。
空気圧を調整
測定した空気圧を見て、必要に応じて空気圧を調整します。空気を入れる「+」ボタンと空気を抜く「-」ボタンで指定空気圧に合わせます。
エアバルブのキャップを取り付け
エアキャップを外したら、忘れずに取り付けましょう。
据え置き型(デジタル式)の場合
車をホースが届くところに移動します。デジタル表示を指定空気圧に合わせます。ホースの先をタイヤバルブに押し当てると、自動的に空気圧が調整されます。
空気圧が高い場合・低い場合どちらでも設定した空気圧に調整されます。終了表示が出れば完了です。「ピピピ」と音で知らせてくれる場合もあります。
据え置き型(ダイヤル式)の場合
メーターの針を指定空気圧になるようメーター横のダイヤルを回します。ホースの先をタイヤバルブに押し当てると空気が注入され、音が鳴ります。音が鳴り止むと完了です。
※エアを入れる前(現在)の空気圧は測れません。
手順がわからない場合は、スタッフに聞くこと
もし万が一、手順が分からない場合はそのまま作業せず、必ず近くのスタッフに確認するようにしましょう。
分からないまま作業してしまうと、空気が入りすぎたり抜けすぎたりして、トラブルの原因になります。
タイヤの空気圧に関する注意点
注意点は下記の4つです。
- 月に1回は空気圧をチェック
- 点検はタイヤが冷えた状態で
- バルブからの空気漏れやホイールの変形等も点検
- スペアタイヤの点検
それぞれ詳しく見ていきます。
月に1回は空気圧をチェック
タイヤ接地部のたわみの状態から空気圧が不足していないかを日常的に点検し、月に一回の空気圧測定が推奨されています。
とはいえ、月に1回は頻度が多い気がしますので3ヶ月に1回、最低でも夏冬のタイヤ交換時、タイヤのローテーション時には必ず確認するようにしてください。
点検はタイヤが冷えた状態で
タイヤが暖まると熱膨張で空気圧も高くなっているで、正確に測定できません。正確な点検・調整のためにタイヤが冷えている時に実施しましょう。
バルブからの空気漏れやホイールの変形等も点検
チューブレスバルブはゴム製品なので劣化します。バルブが劣化すると空気漏れに繋がります。
空気漏れは、洗剤などを溶かした水をバルブ付近につけてみてください。泡ができたら空気漏れの証拠なので、すぐに措置をしてください。
また、併せてホイール変形などの異常がないか点検しましょう。
スペアタイヤの点検
タイヤ点検時は、スペアタイヤも忘れず一緒に点検してください。いざとなった時に使えないと意味がありません。
まとめ
今回はプラドの空気圧、空気圧の入れ方について紹介しました。
普段あまり気にしない方が多いかもしれませんが、車にとって非常に重要なパーツです。月に一回の点検は正直難しいかもしれませんが、3ヶ月に1回くらいを目安で点検するようにしてください。
その際、異常を感じたらすぐにガソリンスタンドや近所の整備工場へ行くようにしてください。
プラドの「おすすめタイヤ」についてはこちら。
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