「買うならどのグレード」
「車両価格はどのくらい?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
4代目となるハリアーは発売から約2年が経ちます。
フルモデルチェンジを果たしたハリアーは「TNGA」や新型エンジン「Dynamic Force Engine」「次世代Toyota Safety Sense」を全標準搭載するなど見た目以上に全面改良されています。
本記事ではそんなハリアーのおすすめグレードや価格について解説していきます。
新型ハリアーを購入予定の方はぜひ参考にしてください。
また、ハリアーの【リセールバリュー】については下記で紹介しています。
≫【ハリアーのリセールバリュー情報】

ハリアーのおすすめグレードは!?/買うならどのグレード?
ハリアーのおすすめグレードは以下の通りです。
・ハイブリッド:Gグレード
ハリアーの車両本体価格
出典:ハリアーホームページ
グレードは「S」、「G」、「G”レザーパッケージ”」、「Z」、「Z”レザーパッケージ”」の5種類とそれぞれ「2WDor4WD(E-Four)」と「ガソリン車とハイブリッド車」から選ぶことができます。
ですのでトータル20種類から選ぶことになります。
とても多くてよくわからなくなりますよね。
それではまず車両価格をガソリン車とハイブリッド車それぞれでみています。
ハリアーガソリン車
それぞれの差額ですが、
- 「S」と「G」の差は42万円、
「G」と「Z」の差は52万円 - 通常とレザーパッケージの差は30万円
- 「2WD」と「4WD」の差は20万円
1番下のグレードと1番上グレードの価格差がなんと144万円もあります。
グレードに関しては「S」または「G」で充分です。
実際に外観はほとんど変わりませんし、「S」の内装もそんな安っぽくありません。
逆に、高級感に細部までこだわりたい方は「Z」も選択肢に入れて良いと思います。
ハリアーハイブリッド車
それぞれの差額ですが、
- 「S」と「G」の差は42万円、
「G」と「Z」の差は52万円 - 通常とレザーパッケージの差は30万円
- 「2WD」と「4WD」の差は22万円
- 「ガソリン車」と「ハイブリッド車」の差は59万円
ハイブリッド車の1番下のグレードと1番上グレードの価格差は146万円です。
ハイブリッド車もガソリン車とそれぞれの価格差は同じで(駆動方式のみE-Fourになると22万円増)、ハイブリッド価格59万円がプラスになっているだけです。
1番上のグレード、ハイブリッド4WD「Z”レザーパッケージ”」は500万円以上となり、これはもう高級車ですね。
全てのグレードを合わせると1番下の「S」と1番上のハイブリッド4WD「Z”レザーパッケージ”」の価格差は205万円です。
軽自動車が1台買えてしまうくらいの価格差ですね。

ハリアーのスペック一覧
出典:ハリアーホームページ
次にハリアーのスペック一覧です。
サイズとしてはトヨタのランドクルーザープラドより小さく、RAV4より大きいです。
エンジンはハイブリッド車が「直列4気筒2.5L直噴エンジン+モーター」でガソリン車が「直列4気筒
2.0L直噴エンジン」となっており、ハイブリッド車の方がパワフルで力強い走行ができます。
また、タイヤサイズはグレードによってさまざまでホイールのデザインも変わってきます。
ハリアーのカタログ燃費
出典:ハリアーホームページ
ハリアーのカタログ燃費の一覧が下記になります。
このクラスのSUVで20km/Lはとても良いです。
他車と比べてもなかなかありません。
ただし、これはカタログ燃費ですので、実際の燃費はカタログ燃費よりやや悪くなります。
燃費について詳しくは「【ハリアーの実燃費はかなり良い!】燃費性能や実燃費、ライバル車との燃費比較!」の記事で解説しています。

ハリアーのハイブリッド車で元を取るには?
出典:ハリアーホームページ
これはみなさん気になる点ではないでしょうか。
今回は同じグレードで比較していきます。
「G」で比較した場合、ガソリン車は3,410,000円、ハイブリッド車は 4,000,000円で59万円の差がある。
ただし、ハイブリッド車は、
- 環境性能割:約95,400円
- 自動車重量税:約30,000円
- グリーン化特例:約32,500円(翌年)
の減税が受けられる。
このことからガソリン車とハイブリッド車の差額は43万円となります。
ここからどれだけ乗ればガソリン代で43万円を埋めることができるかみていきます。
ガソリン車の燃費:15.4km/L、ハイブリッド車の燃費:22.3km/Lとし、
2022年5月現在、「レギュラー=165円/L」とし、年間10,00km走ったとすると、
ハイブリッド車:10,000÷22.3×165=73,991円
1年間で差額は約33,000円となり、10年間(10万km)乗ると33万円差になります。
単純計算で1年10,000km走行の方で、13年(43万円÷3.3万円)以上乗る方はハイブリッドの方がお得になります。(約130,000km乗らないと差が埋まらないことになります。)
通常5年ほどで新車を手放す可能性が高いかもしくは100,000kmと考えてもハイブリッド車で元をとるのは難しいです。
ですが、ここで考えて頂きたいのがリセールです。
まだ、ハリアーが出て2年くらいですのでなんとも言えませんが、例えば、購入5年後にハリアーを売却する場合、ガソリン車とハイブリッド車で価格差はいくらになるでしょうか。
おそらくですが、ハイブリッド車の方がガソリン車より30〜50万円ほど高く売れます。
現在の中古車を調べても50万円くらいガソリン車よりもハイブリッド車の方が高値で売られています。
このことからもトータルで見るとハイブリッド車の方がお得になります。
ハリアーのガソリンとハイブリッドについては「【ハリアーはハイブリッド車がお得!?】ハイブリッド車とガソリン車を徹底比較!」の記事でも詳しく解説しています。

ハリアーは走行性能や安全性も高い!
出典:ハリアーホームページ
ハリアーは新プラットフォームや安全装置、最新の運転支援技術を採用することで、安定感がグッと増しています。
また、他のSUVに比べてハリアーは高級感のある内装となっており、とても人気があります。
ハリアーの優れた性能について見ていきます。
ハリアーの走行性能
軽量化したTNGA新プラットフォームを採用しているので、振動や騒音が少ないです。
車体全体が安定し、走行中の車内はSUVとは思えないほどとても静かです。
安定した運転ができるので、運転手のストレスも少なく、燃費が抑えられるのがメリットです。
外観の流れるようなボディ形状は風の流れを抑え、空気抵抗を減らしています。
また、「E-Four」や「ダイナミックコントロール」が雪道や悪路で4WD へと切り替え、安定した走行や発進をすることができます。
ハリアーの安全性能
予防安全「Toyota Safety Sense」は5種類を搭載しています。「プリクラッシュセーフティ」は、人や自転車との衝撃をディスプレイで知らせてくれるシステムです。
ブレーキが間に合った場合には「プリクラッシュブレーキアシスト」を作動させ、衝突を回避したり、被害を軽減させたり、万が一の場面に助けてくれます。
「インテリジェントクリアランスソナー」は、アクセルの踏み間違いで起こる衝突被害を軽減するシステムです。
壁や止まっているものを検知し、エンジンを制御します。
接近してしまった場合には、被害軽減のため自動ブレーキが作動します。
近年、アクセルとブレーキを踏み間違えて建物に突っ込んでしまう事故が多発していますので、こういったシステムは今後役立ちます。
ハリアーの運転支援技術
「Toyota Safety Sense」の中に含まれている運転支援技術は、運転手を助ける機能です。
運転手のハンドル操作をサポートする「レーントレーシングアシスト」は、渋滞で白線が見えにくい時など、車線のはみ出しを知らせます。
前の車と適切な車間距離を保って走行する「レーダークルーズコントロール」は、高速道路の渋滞で運転手の疲労を軽減します。
先行車が停止すれば、適切な車間距離をあけて停止し、先行車が発進した時にアクセルを踏めば、先行車を追って走行します。
これらの機能があるのとないのでは運転の疲労が全然違います。
ハリアーの快適性能・装備
ハリアーはシートの心地よさはもちろん、室内灯の配置などにもこだわっています。
室内を照らすクリアブルーの明かりが、落ち着いた雰囲気を演出します。
運転席にはメーター中央に大型7.0インチのディスプレイを搭載し、さまざまな状況を見やすく把握できるようになっています。
まとめ
出典:ハリアーホームページ
- グレードは「S」または「G」で充分な装備が備わっている
- リセールを考慮すると、ハイブリッド車の方がお得!
- 用途によって「4WD(E-Four)」や「レザーパッケージ」もおすすめ
- ハリアーは燃費だけでなく、走行性能や安全性も高い!
おすすめグレードは、
(ただし、好みでレザーパッケージやE-Four(4WD)を選択!)
ただし全20パターンありますので、自身の目的、「ハイブリッド車かガソリン車どちらにするか?」「レザーにしたいのか?」、「4WDが必要なのか」などをそれぞれ1つずつ決めていけば最終的には1つグレードにたどり着くと思います。
自身の車の用途やこだわりに合わせて、検討してみましょう。

