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ryosuke
約10年前、スバルのインプレッサを購入。
その後、トヨタのランドクルーザープラドを購入し、5年後に売却。
車一括査定を利用し、ディーラーの下取りより40万円以上高い買取を経験。
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【残クレで車を買う人の割合は!?】残クレは年々増えている/利用者数を調査

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【残クレで車を買う人の割合は!?】残クレは年々増えている/利用者数を調査

「残クレってみんな使っているの?」
「残クレのメリットは何?」
「残クレを使う上での注意点は?」

この記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。

残クレは最近の主流の支払い方法で、多くの方が利用しています。

とはいえ実際に残クレで買う人の割合がどのくらいか気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では残クレで車を買う人の割合や利用者数を調査し、残クレのメリットやデメリット、注意点を解説します。

残クレで車を購入予定の方はぜひ参考にしてください。

目次

残クレで車を買う人の割合は!?

残クレで車を買う人の割合は!?

車を残クレで購入する人の割合は年々増えています。

まずは、残クレの利用者割合を日本自動車工業会の「2021年乗用車市場動向調査」を参考に見ていきます。

直近2年間に購入した車の購入方法

以下が直近2年間の車の購入方法です。

・現金一括で購入:56%
・一般ローン:21%
・残価設定あるいは据え置き型ローン:20%
残クレの利用は2割ほどで、一般ローンと同等の割合の人が利用しています。

ローンで車を買う人が増えている

直近2年以内の購入者の中でも、残クレの利用の人は2割を占めています。

最近(ここ10年程度)始まった購入方法にも関わらず、非常に多くの人が利用していると言えます。

年代別では、年齢が若いほど残クレの利用率が高くなる傾向です。

また「現金一括で購入」は首都圏中心部、60代以上が多く、「一般のローン/クレジット」は家族世帯や女性の30〜50代で3〜4割という結果が出ています。

車の出費を負担に感じている人も多い

調査結果によると、生活の支出に占める車の出費に対して、約2割の人が負担に感じていると答えています。

また、5割以上の人が年間維持費を10万円程度に削減したいと思っていることもあり、残クレで車を買う人の割合が増えてきている傾向です。

残クレのメリット

残クレのメリット

残クレのメリットは以下の3つです。

  • 毎月の支払いを抑えられる
  • 車の乗り換えが3〜5年でできる
  • 残価(下取り価格)が保証されている

それぞれ詳しく見ていきます。

毎月の支払いを抑えられる

残クレを利用することで、月々の支払額が安く抑えることができます。

通常のローンで車を購入する際は、頭金としてある程度まとまった金額を支払わないと毎月の返済額が大きくなります。

頭金をたくさん出すことで月々の支払額を減らすことも可能ですが、金銭的にも大きな負担がかかります。

残クレは購入段階で事前に車体価格から残価(下取り価格)が引かれているため、頭金なしで月々の支払額が抑えることが可能です。

また、もしお金が貯まったら残りを一括返済することも可能です。

残クレの一括返済について詳しくは「【残クレは一括返済すべき!?】一括返済のメリットや適切なタイミングについて」の記事で解説しています。

車の乗り換えが3〜5年でできる

残クレの場合は車の乗り換えが3〜5年のスパンになります。

そのため定期的に違う車に乗り換えたい方や、ライフステージの変化が起こりそうな方にとっても残クレは非常に利用しやすい仕組みです。

残クレ利用の場合は、ローンの返済が終了する3年〜5年の期間ごとに車の乗り換えをするか決めることができます。

残価(下取り価格)が保証されている

新車購入で購入した場合、年数が経つに連れて車両価格はどんどん落ちていきます。そのため1回目の車検の前に売却して、新しい車に乗り換える方もいます。

購入から3年経つと、価値がかなり落ちてしまったり、5年経つと価値がなくなってしまう車もあります。

しかし残価が設定されている残クレであれば3年後あるいは5年後の残価(下取り価格)が保証されています。

そのため、車の通常購入よりも安心して車の購入ができます。

残クレのデメリット

残クレのデメリット

残クレのデメリットは2点あります。

  • 利息が高い
  • 事故や傷は追加料金が発生する

残クレのメリットの部分を見ているとすごく良いものに見えるかもしれませんが、デメリットも存在します。

デメリットもしっかり確認した上で残クレを利用しなければ、損してしまうこともあります。

利息が高い

結局のところ、残クレもローンなので利息が発生します。

新車を残クレでローンを組んでいるので月々の支払いは少なくなりますが、期間を延ばせば延ばすほどしっかりと利息は取られる形になります。

そのため総額(車を買取場合)でみた場合は、利息が発生しない現金一括払いよりも多く支払うことになります。

金利に関しては自動車メーカーごとに違うため、残クレで車の購入をする際は金利がいくらなのかをしっかりチェックした上で購入しましょう。

事故や傷は追加料金が発生する

残クレでは残価(下取り価格)がありますが、それはあくまで綺麗な状態で乗り続けた場合の金額です。

乗っている期間でキズやへこみがあったりした場合は、車の査定額が下がる可能性があります。

その場合は残価分に相当する追加の金額を支払わなければなりません。

仮に事故で廃車になったとしてもローンは残るため注意が必要です。

残クレの注意点

残クレの注意点

残クレの注意点は以下の3つです。

  • カスタマイズできない
  • 月間走行距離の制限がある
  • 車種によっては残価設定額より価値が高い

残クレは月々の支払額を抑えられる一方で、注意点もあります。

注意点をよく理解した上で利用するようにしましょう。

カスタマイズできない

残クレで購入した車の所有権はほとんどの場合、自動車販売店もしくは信販会社が持つことになります。

そのため改造や車検に通らないようなカスタムはできません。

もし自分好みの車にカスタマイズしたいと考えている人は、残クレが利用できない可能性があるので注意しましょう。

月間走行距離の制限がある

残クレで車を購入した場合は基本的に月当たりの走行距離が1,000〜1,500km程度に制限されています。

なぜなら数年後に車両を返却することが前提のローンだからです。

そのため通勤時間が長い方や、旅行やドライブが趣味の方は制限があることでストレスを感じるかもしれません。

車種によっては残価設定額より価値が高い

残クレはローン返済後の残価が保証されているというメリットがあります。

一方で、中古車市場で人気の高い車種の場合は残価設定額より価値が高くなる場合があります。

つまりリセールバリューの高い車種は、一括払いや通常のカーローンで購入して売却した方がお得になる可能性があります。

一応、残クレ途中でも車を売却することは可能ですが、少し面倒です。

詳しくは「【残クレの途中売却は可能!?】残クレの売却や売るポイントについて」の記事を参考にしてください。

もしリセールバリューを意識して購入する方は残クレより一括払いや通常のカーローンがおすすめです。

まとめ

まとめ

本記事では残クレの利用割合やメリット・デメリットについて解説しました。

残クレで車を買う人は全体のおよそ2割で、近年では利用者数が増加傾向にあります。

特に年齢が若い人ほど残クレの利用率が高いです。

残クレは月々の支払いを抑えることができる便利な支払い方法です

とはいえデメリットや注意点もあるため、よく理解した上で利用するようにしましょう。

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