「エクストレイルのオプションは?」
「各グレードの標準装備は?」
「サンルーフは付けれる?」
この記事はそんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
先日、「エクストレイル」が発売されました。9年ぶりとなるフルモデルチェンジで内外装ともに全面刷新されました。今回が4代目となります。
そんな【エクストレイル】の標準装備やオプションはどのようになっているでしょうか。
今回は日産の【エクストレイル】の標準装備やオプションについて紹介していきます。
この記事を読むことで、エクストレイルのオプションを理解できるので、ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。
また、エクストレイルのリセールバリューが知りたい方は「【エクストレイルのリセールバリューは高い!】リセールを徹底解説/高く売るコツも紹介」を参考にしてください。
【エクストレイル】の特徴
まずは新型【エクストレイル】の特徴(パワートレイン・価格)について紹介します。
新型【エクストレイル】のパワートレイン
新型【エクストレイル】に搭載されるパワートレインはどのグレードも統一で、組み合わせられるトランスミッションはCVT(無段変速車)となっています。
新型エクストレイルに搭載されているパワートレインは、日産が数多くの車種で導入しているe-POWERと呼ばれるガソリンエンジンで、その電力でモーターを駆動させて走行するハイブリッドシステムを搭載しています。
これまでのe-POWERは1.2L直列3気筒エンジンでしたが、エクストレイルはVCターボと呼ばれる新型エンジン1.5L直列3気筒を採用しています。
旧型のエクストレイルは「ガソリン車」と「ハイブリッド車」がありましたが、今回はハイブリッド車のみの設定です。
下記がパワートレインのスペック一覧です。
・最高出力:144ps(106kW)
・最大トルク:25.5kg•m(250N•m)
旧型エクストレイルは排気量が2000ccでしたが、今回は1500cc(1497cc)です。そのため、毎年かかる自動車税は旧型より安くなります。
下記に【エクストレイル】のパワートレイン詳細や最新情報がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
→【新型エクストレイルの特徴とは!?】 パワートレインや価格を紹介
新型【エクストレイル】の価格
通常モデルの車両本体価格は下記になります。
グレード/ |
2WD | 4WD (e-4ORCE) |
S | 3,198,800円 | 3,479,300円 |
X | 3,499,100円 |
5人乗り: |
G | 4,298,800円 | 4,499,000円 |
ではメーカーオプションの内容を見ていきます。
また、新型「エクストレイル」のボディサイズについては下記で紹介しています。
→【新型エクストレイルのボディサイズは!?】旧型やライバル車とボディサイズを徹底比較
【エクストレイル】のメーカーオプション
それでは新型【エクストレイル】のオプションについて見ていきます。
価格は消費税10%込みです。各グレードごとの標準装備も併せて紹介します。
Sグレード
このグレードのMOP(メーカーオプション)は少ないです。
※このグレードの場合はタイプCソケットはリヤに1個
・リヤLEDフォグランプ4WD用:27,500円
※4WDはステアリングヒーター、後席のシートヒーターが標準装備
Sグレードの標準装備
続いてSグレードの標準装備を「外装・機能」、「内装」、「安全装備・運転支援」に分けてそれぞれ見ていきます。
まずは「外装・機能」です。
外装・機能
・ヒルスタートアシスト
・ヒルディセントコントロール
・オートハイビーム
・ドアミラーヒーター
・アナログメーター
・ファブリックシート
・インテリジェントキー
・eペダル(ワンペダルモード)
・ステアリングヒーター(4WDのみ)
・電動パーキング
・ノーマルクルーズコントロール
・左右独立エアコン
・4スピーカー
・USB電源(前後1つずつ)
・電動ランバーサポート
・前席シートヒーター
・後席シートヒーター(4WDのみ)
・後席シートヒーターダクト
・PTC素子ヒーター
特に注目なのが、前席のシートヒーターです。
標準グレードで前席(運転席・助手席)にシートヒーターが付いている車はほとんどありません。ほとんどの車種が上位グレードまたはオプションでの装備になっています。
この点は他車の上位グレード仕様同等です。
また、今回導入された「eペダル」も注目です。私も実際に試乗しましたが運転がかなり楽になります。気になる方はぜひ試乗してみてください。
安全装備・運転支援
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能
・前方衝突予測警報
・ふらつき警報
・車線逸脱警報、逸脱防止支援
・サイド、カーテンエアバッグ
安全装備に関しては、旧型エクストレイルに比べれば非常に充実していますが、最近の新型車と比べると同等の仕様です。
フルモデルチェンジしたことでエクストレイルの機能が周りの新型車に追いついたイメージです。
続いて中間グレードのXです。
Xグレード
Xグレードのオプションです。
・リモコンオートバックドア:66,000
・ルーフレール:27,500
・日産コネクトナビ+ETC2.0+SOSコール+アラウンドビューモニタ+電子インナーミラー+100V AC電源&USBタイプC:415,800
・日産コネクトナビ+ETC2.0+SOSコール+アラウンドビューモニタ+電子インナーミラー+1USBタイプC:363,000(3列シート用)
・防水シート:37,400
※運転席シートメモリー、助手席パワーシートが併せて装着
・リヤLEDフォグランプ(4WD用):27,500
このXグレードからオプションが豊富になります。それぞれ単体で設定できるので自分好みのオプションを選択できます。
ただ、日産コネクトナビとセットの電子インナーミラーなど単体で選べないオプションもあるので少し残念です。
Xグレードの標準装備
続いてXグレードの標準装備を見ていきます。
Sグレードの装備に追加・変更で
内装
・ブラインドスポットモニター
・運転席パワーシート
安全装備・運転支援
・リアクロストラフィック警告
「プロパイロット」機能の追加が大きな違いです。高速道路での運転が非常に楽になります。
また、先日ディーラーで伺ったところ、こちらが売れ筋グレードとのことです。価格と仕様が充実しており一番ニーズがあるのかもしれません。
Gグレード
最後にGグレードについてです。最上位グレードになります。
単体オプション
・アダプティブLEDヘッドライトシステム:11,000円
・ルーフレール:27,500円
・ナッパレザーシート(タンカラー内装):88,000円
複数選択オプション
・ルーフレール+電動パノラミックガラスルーフ:165,000円
・アダプティブLEDヘッドライトシステム+ルーフレール+電動パノラミックガラスルーフ:176,000円
・BOSEサウンドシステム:132,000
※BOSEサウンドシステムはアダプティブLEDヘッドライトシステム+ルーフレール+電動パノラミックガラスルーフ:176,000円の同時装着が必要
BOSEサウンドシステムが単体で選べると良かったのですが、とても残念です。BOSEサウンドシステムはほしいけど、他のオプションは不要という方も多いのではないでしょうか。
ただし、後付けはできないので付けておけば、後から後悔することがないので良いかもしれません。
またここで注目はやはり「タンカラー内装」です。実際に拝見しましたが、この「タンカラー内装」にすることで高級感がグッと増します。これが単体で選べるのは非常に嬉しいですね。
Gグレードの標準装備
続いてGグレードの標準仕様です。
Xグレードの装備に追加・変更で
外装・機能
・シーケンシャルターンシグナル
・LEDフォグランプ
・シルバー塗装バンパーフィニッシャー
・ドア下部クローム
・ハンズフリーパワーバックドア
内装
・アンビエントライト
・電子インナールームミラー
・リアドア巻き取り式サンシェード
・トリプルゾーンコントロール
・2WDでもステアリングヒーター
・日産コネクトナビ(9インチ)
・ETC2.0
・ワイヤレス充電
・AC100Vソケット(荷室)
・テーラーフィット・シート表皮
・運転席ポジションメモリー
・助手席パワーシート
・2WDにも後席シートヒーター
安全装備・運転支援
・アラウンドビューモニター
・ドライバー緊急時対応システム
・SOSコール
・ヘッドアップディスプレイ
→【エクスレイルの人気色は白と黒! 】人気色ランキングとリセールを紹介
【エクストレイル】オプションまとめ
- 選べるオプションは各グレード少ない
- グレードによって選択できないオプションがある
- 単体での選択ができないオプションがある
今回は新型【エクストレイル】のメーカーオプションについて紹介しました。
基本的に新型【エクストレイル】は選択できるオプションは少ないです。また、BOSEサウンドシステムなど単体で選択できないオプションがあるため注意が必要です。
そのため、余計なオプションをつける必要があるケースがあります。
とはいえ、メーカーオプションは購入後に後付けすることはできないので、迷った場合は付けておくと良いかもしれません。