「新型RAV4、結局どこが変わったの?」「納期はどのくらい?」「ハリアーとどっちがいい?」
そんな疑問をすべて解決します。
トヨタRAV4が2025年12月、7年ぶりのフルモデルチェンジで6代目へと生まれ変わりました。純ガソリン車を廃止してHEV・PHEV専用モデルに移行、価格・サイズ・装備まで大幅に刷新された話題の1台です。
この記事では、新型RAV4の価格・グレード・燃費・納期・旧型との違い・ハリアーとの比較まで、購入を検討している方が知りたい情報をまるごとまとめました。
① 新型RAV4の基本情報|7年ぶりのフルモデルチェンジ
新型RAV4(6代目)は、2025年12月17日に日本国内で正式発売されました。
先代(5代目)が2019年に発売されてから約7年。その間ライバル車が次々とモデルチェンジするなか、ようやく待望の世代交代を果たしました。
新型RAV4の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年12月17日(HEV)/2026年3月9日(PHEV) |
| 世代 | 6代目 |
| パワートレイン | HEV・PHEV(ガソリン車は廃止) |
| 価格帯 | 450万円〜630万円 |
| 生産国 | 日本(愛知県) |
最大のトピックはガソリン車の廃止。全グレードがハイブリッド化され、環境性能と走行性能を両立した次世代SUVへと進化しています。
デザインコンセプトは「Life is an Adventure」。アクティブさとタフさを強調したエクステリアに一新され、従来のアウトドア志向をさらに強めた仕上がりになっています。
② フルモデルチェンジで何が変わった?|旧型との比較
7年ぶりのモデルチェンジで、新型RAV4は見た目から中身まで大きく変わりました。主な変更点を旧型(5代目)と比較します。
旧型(5代目)vs 新型(6代目)比較表
| 項目 | 旧型(5代目) | 新型(6代目) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2019年 | 2025年 |
| パワートレイン | ガソリン・HEV・PHEV | HEV・PHEV(ガソリン廃止) |
| 全長 | 4,600mm | 4,600mm(HEV)/4,645mm(PHEV) |
| 全幅 | 1,855mm | 1,855mm(HEV)/1,880mm(PHEV) |
| 燃費(HEV) | 18.0km/L | 22.5km/L |
| 価格帯 | 279万〜430万円 | 450万〜630万円 |
変わった点①:デザインが大幅刷新
フロントフェイスは「ハンマーヘッド」と呼ばれる横一文字のシグネチャーライトを採用。ヘッドライトが左右に分割されたスタイリッシュかつ力強いデザインに生まれ変わりました。内装もインパネを一新し、大型のディスプレイオーディオやアンビエントライトを採用、質感が大幅に向上しています。
変わった点②:燃費が大幅改善
旧型HEVのWLTC燃費18.0km/Lに対し、新型は22.5km/Lと約25%向上。満タン給油で走れる距離は最大1,350kmにもなります。実際のRAV4の実燃費については別記事で詳しく解説しています。
変わった点③:PHEVが進化
新型PHEVはEV航続距離が約150kmに大幅拡大(旧型は約95km)。システム最高出力329PSを発揮し、日常のほとんどをガソリンなしで走れるレベルに進化しました。
変わった点④:価格が上がった
利便性・性能が向上した反面、価格は約100〜200万円ほど値上がりしました。旧型HEVが279万円〜だったのに対し、新型HEVは450万円〜とプレミアム価格帯へ移行しています。
③ グレード・価格一覧|HEV・PHEV全グレードまとめ
新型RAV4のグレード構成はシンプルで、HEV2グレード・PHEV2グレードの計4グレードです。
HEV(ハイブリッド)グレード
| グレード | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| Z | 450万円 | 標準グレード。安全装備・快適装備を充実させたベースモデル |
| Adventure | 490万円 | アウトドア志向。専用エクステリア・大径タイヤを装備 |
PHEV(プラグインハイブリッド)グレード
| グレード | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| Z(PHEV) | 590万円 | PHEVの標準グレード。EV航続距離約150km・外部給電対応 |
| GR SPORT(PHEV) | 630万円 | スポーティ仕様。専用チューニングの足回りと内外装 |
どのグレードを選ぶべき?
日常使いメインならHEV Z(450万円)がコスパ最良。燃費22.5km/Lで維持費を抑えられます。
アウトドアや悪路走行が多いならAdventure(490万円)。専用の大径タイヤと高い最低地上高で悪路もこなせます。
充電環境がある・長距離を電気で走りたいならPHEV Z(590万円)。日常の通勤・買い物なら給油ほぼゼロも実現できます。
走りにこだわるならGR SPORT(630万円)。スポーティな走行性能と独自のスタイリングが魅力ですが、最上位価格帯のため予算との相談になります。
価格が高いと感じる場合は
新型RAV4は全体的に価格が上がっているため、「高い」と感じる方も多いです。その場合は旧型(5代目)の中古車も選択肢になります。現在市場では旧型HEVが200〜350万円台で流通しており、コスパを重視するなら検討する価値があります。
④ スペック・燃費・サイズ|数字で見る新型RAV4の実力
ボディサイズ
| 項目 | HEV | PHEV |
|---|---|---|
| 全長 | 4,600mm | 4,645mm |
| 全幅 | 1,855mm | 1,880mm |
| 全高 | 1,680mm | 1,685mm |
| ホイールベース | 2,690mm | 2,690mm |
| 最低地上高 | 200mm | 185mm |
| 車重 | 1,720kg | 1,970kg |
旧型と全長はほぼ同じですが、PHEVは全幅が1,880mmと取り回しに注意が必要なサイズ。立体駐車場(幅1,850mm制限)には入れない場合があるため、よく使う駐車場のサイズを事前に確認しておきましょう。
パワートレイン・燃費
| 項目 | HEV | PHEV |
|---|---|---|
| エンジン | 2.5L直列4気筒 | 2.5L直列4気筒 |
| システム最高出力 | 222PS | 329PS |
| WLTCモード燃費 | 22.5km/L(Z)/22.9km/L(Adventure) | ー |
| EV航続距離 | ー | 約150km |
| 外部給電 | なし | 最大1,500W対応 |
| 満タン航続距離 | 約1,350km | ー |
HEVの燃費22.5km/Lは旧型比で約25%向上。ガソリン代に換算すると、年間1万km走行で旧型より年間約2〜3万円の節約になります。
PHEVは329PSという力強い走りと、EV走行150kmという実用性を両立。自宅に充電設備があれば、日常の通勤・買い物はほぼ電気代だけで済みます。また最大1,500Wの外部給電に対応しており、キャンプや災害時の電源としても活用できます。
安全装備
新型RAV4にはトヨタセーフティセンス(最新世代)が全グレードに標準装備されています。
- プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車・二輪車検知対応)
- レーダークルーズコントロール(全車速追従)
- レーントレーシングアシスト
- 自動駐車支援システム(トヨタチームメイト)
旧型と比べて検知精度・自動化の範囲が大幅に向上しており、高速道路での長距離ドライブや駐車が格段に楽になっています。
⑤ デメリット・気になる点|買う前に知っておきたいこと
性能が大幅に向上した新型RAV4ですが、購入前に把握しておきたいデメリットも正直にお伝えします。
デメリット①:価格が大幅に上がった
最大のデメリットはやはり価格の高さです。旧型HEVが279万円〜だったのに対し、新型は450万円〜と約170万円もアップ。装備・性能の向上があるとはいえ、家計への負担は大きくなっています。「新型RAV4は高い」という声はSNSや口コミでも多く見られ、旧型の中古車に流れるユーザーも増えています。
デメリット②:PHEVは車幅が広くて取り回しが難しい
PHEVモデルの全幅は1,880mm。日本の立体駐車場は幅1,850mm制限のものが多く、都市部では入庫できない駐車場が出てきます。マンションや商業施設の駐車場をよく使う方は事前確認が必須です。
デメリット③:ガソリン車が選べなくなった
旧型まで設定されていたガソリン車が廃止されました。「ハイブリッドは仕組みが複雑で故障が心配」「シンプルなガソリン車でいい」という方には選択肢がなくなっています。
デメリット④:PHEVは車重が重い
PHEVモデルの車重は1,970kgと約2トン。タイヤへの負担が大きく、タイヤ交換コストがやや高くなる点は覚えておきましょう。
デメリット⑤:人気すぎて納期が長い
発売直後から注文が殺到しており、特にPHEVは一部店舗で受注停止になるほどの人気ぶり。HEVでも納期は3〜6ヶ月程度が目安で、すぐに乗りたい方には不向きです。
⑥ 納期・受注状況|2026年4月時点の最新情報
現在の納期目安
| グレード | 納期目安 |
|---|---|
| HEV Z | 3〜6ヶ月 |
| HEV Adventure | 3〜6ヶ月 |
| PHEV Z | 6ヶ月〜1年以上 |
| PHEV GR SPORT | 6ヶ月〜1年以上 |
※販売店・契約時期・オプション内容によって異なります。
受注停止について
発売直後から都市部の一部ディーラーでは新規受注を一時停止する動きも見られました。特にPHEVは月間生産枠が限られているため、受注が集中しやすい状況です。ただし、受注停止は一時的なものであるケースが多く、定期的に受注を再開しているディーラーもあります。「受注停止と聞いて諦めた」という方も、改めて問い合わせてみる価値はあります。
納期を早める方法
① 複数のディーラーに問い合わせる
同じトヨタディーラーでも、店舗によって在庫状況・納期が異なります。1店舗で断られても、別の店舗では早く納車できるケースがあります。
② キャンセル車・在庫車を狙う
他のお客さんのキャンセル車や、ディーラーが確保している在庫車であれば、通常より大幅に早く納車できることがあります。担当営業マンに「キャンセル車が出たら連絡してほしい」と伝えておくのが有効です。
③ オプションを絞る
人気オプションを多数付けると、工場での生産に時間がかかり納期が延びることがあります。必要最低限のオプションに絞ることで、納期を短縮できる場合があります。
④ 旧型の中古車も並行して検討する
どうしても早く乗りたい場合は、旧型(5代目)の中古車も選択肢に入れましょう。価格も200〜350万円台と新型より大幅に安く、即納できるものも多くあります。
2026年4月以降の注意点
2026年4月から環境性能割の税率が変更されました。条件によっては納車時期によって支払う税額が変わるケースがあるため、購入を急ぐ場合はディーラーに税制面も含めて確認することをおすすめします。
⑦ 新型RAV4 vs ハリアー|どっちがいい?徹底比較
基本スペック比較
| 項目 | 新型RAV4(HEV Z) | ハリアー(HEV Z) |
|---|---|---|
| 価格 | 450万円 | 399万円 |
| 全長 | 4,600mm | 4,740mm |
| 全幅 | 1,855mm | 1,855mm |
| 全高 | 1,680mm | 1,660mm |
| 荷室容量 | 580L | 409L |
| 燃費(WLTC) | 22.5km/L | 25.7km/L |
| 最低地上高 | 200mm | 175mm |
デザイン・内装|ラグジュアリーならハリアー
ハリアーは「都会派ラグジュアリーSUV」として、上質な内装と流れるようなクーペフォルムが最大の魅力。一方、新型RAV4は「Life is an Adventure」のコンセプト通り、アウトドア志向の力強いデザインです。
- 都会的・上品な雰囲気が好み → ハリアー
- タフ・アクティブなスタイルが好み → 新型RAV4
室内空間・荷室|広さはRAV4
荷室容量はRAV4が580Lに対しハリアーは409L。RAV4の方が約170L広く、アウトドアギアや大きな荷物を積むファミリーには新型RAV4が有利です。最低地上高もRAV4が200mmとハリアー(175mm)より高く、未舗装路や雪道での走破性でも上回ります。
燃費|ハリアーがやや優秀
燃費はハリアーHEVが25.7km/Lと新型RAV4(22.5km/L)を上回ります。年間1万km走行で比較すると、ガソリン代の差は年間約5,000〜8,000円程度。大きな差ではありませんが、維持費重視の方はハリアーに軍配が上がります。
価格|ハリアーがまだ安い
新型RAV4(HEV Z・450万円)に対し、ハリアー(HEV Z・399万円)は約50万円安い。ただしハリアーは現行モデルがモデル末期であり、近い将来フルモデルチェンジが予想されます。「新しいモデルに乗りたい」なら新型RAV4、「コスパを重視」するならハリアーという選択になります。
どっちを選ぶべき?まとめ
| こんな人に | おすすめ |
|---|---|
| アウトドア・車中泊・悪路走行が多い | 新型RAV4 |
| 荷物が多い・ファミリー利用 | 新型RAV4 |
| 都会での街乗りメイン | ハリアー |
| 上質な内装・ラグジュアリー感を求める | ハリアー |
| 燃費・コスパを重視 | ハリアー |
| 最新モデルに乗りたい | 新型RAV4 |
⑧ まとめ・買い時は?
新型RAV4はこんな人におすすめ
- アウトドア・キャンプ・車中泊を楽しみたい
- 家族で使う荷室の広いSUVが欲しい
- 燃費の良いハイブリッドSUVに乗り換えたい
- 最新の安全装備・運転支援を重視する
- PHEVで電気代だけで通勤を済ませたい
逆にこんな方は要検討
- 予算が400万円以下(旧型中古車や他車種を検討)
- 都市部の立体駐車場をよく使う(特にPHEV)
- すぐに納車してほしい(現状3〜6ヶ月待ち)
買い時はいつ?
結論から言うと、「欲しいと思ったときが買い時」です。新型RAV4は発売直後でも受注が殺到しており、値引き交渉の余地は現状ほとんどありません。詳しい値引き相場と交渉術は別記事で解説しています。モデルチェンジから時間が経てば値引きが出やすくなりますが、その分待ち時間も増えます。
一方、旧型(5代目)の中古車は今がまさに狙い目。新型発売によって旧型の下取り・売却が増え、中古市場に良質な物件が増えています。RAV4のリセールバリューも確認しておくと、売り時の判断に役立ちます。「新型にこだわらない」という方は中古市場をチェックしてみてください。
車を売るなら査定を早めに
新型RAV4への乗り換えを検討しているなら、今の車の売却査定は早めに動くのがポイントです。新型人気が続くうちは市場全体が活況で、下取り・売却価格も高い水準が続きやすい傾向があります。複数の買取業者に同時に査定を依頼する「一括査定」を使えば、最も高い金額で売却でき、乗り換え費用を大幅に抑えられます。中でもMOTA車買取は入札式で査定額が高くなりやすく、電話が少ない点で人気です。
FAQ|よくある質問
Q. 新型RAV4のガソリン車はなくなったの?
はい。6代目からガソリン車は廃止され、HEV・PHEVのみのラインナップになりました。
Q. 新型RAV4の一番安いグレードはいくら?
HEV Zが450万円(税込)です。
Q. 納期はどのくらいかかる?
HEVで3〜6ヶ月、PHEVで6ヶ月〜1年以上が目安です。ディーラーや時期によって異なります。
Q. ハリアーと新型RAV4、どっちがいい?
アウトドア・広い荷室を重視するなら新型RAV4、都会的なデザイン・燃費・コスパを重視するならハリアーがおすすめです。
Q. 旧型RAV4の中古車はまだ買える?
新型発売の影響で旧型の中古車が市場に増えています。200〜350万円台で良質な物件が見つかりやすくなっています。


