「車一括査定ってやめたほうがいい?」
「トラブルが多いのは本当?」
「そもそも良いサービスなの?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
車の売却で多くの方が利用している「車一括査定」。たくさんの方が利用する一番の理由は「愛車が高く売れるから」です。
しかしネットやTwitterの口コミをみると「車一括査定はやめたほうがいい」という口コミが多数出てきます。
実際にトラブルになったケースも少なくありません。
とはいえ車一括査定サービスはとても便利で絶対に使うべきサービスです。
本記事では車一括査定はやめたほうがいいと言われる理由や、トラブル、危険性、デメリットについて解説していきます。
車一括査定の利用を考えている方は、この記事を読んで、正しく理解してから申し込むようにしましょう。
車一括査定やめたほうがいい!?
冒頭でも述べましたが、結論、車一括査定は使うべきです。
理由はいくつかありますが、一番の理由は「愛車が高く売れるから」です。
車一括査定は高く売れるから使うべき
実際に以下のようなツイートもあります。
ハリアー(1年8ヶ月、3.3万キロ)売却まとめ
一括査定価格が331万円(入札時+20万)
ディーラー下取りが220万
目安に使用したダイハツAI査定が278万
なお購入価格が諸税含めて313万、残債234万車を売るなら
①ダイハツAI査定で相場把握
②MOTA一括査定で入札価格把握
③現車一括査定(3社)→名刺裏入札 pic.twitter.com/hQO0QAXHBn— かっち (@kacchi25) August 22, 2022
ディーラー下取りより100万円以上高く売れています。
これは少し極端ですが、ほとんどの場合で20〜30万円で下取り高く売れるため、使わない手はないです。
やめたほうがいいと言われる理由は「電話がしつこいから」
ネットなどで「車一括査定はやめたほうがいい」と言われる理由は単純で、「業者からの電話がしつこいから」です。
車一括査定に申し込むと複数の業者から電話がかかってきます。
そのため申し込んだ側は大量の電話に困惑することがあります。
とはいえ、電話があることを事前に理解しておけば、特に問題なく対応できます。
電話がかかってくることがわかっていれば、特に心配なく利用できるサービスです。
車一括査定の利用者の評判や口コミは良いの?
車一括査定の評判は賛否両論あります。
Twitterでの評判は下記の通りです。
車一括査定の悪い評判・口コミ
まずは悪い口コミです。
ナビクルとかいう中古車一括査定サイトに登録した結果。1時間足らずで電話がこんなに。仕事中にこんなことされたら絶対いい印象ないからな。お前んとこでは絶対に売らん。 pic.twitter.com/kZamlYlek0
— AA StyleS (@aastyles1986) November 24, 2019
車買取の一括査定に電話したら、迷惑電話並みにかけまくってくるんだが?希望時間を伝えたはずやし、それ以外で折り返しできんてことは仕事中(もしくは用事)ってぐらい考慮できんの?そんな会社と取引する気にならんよね。
もう全部お断りしますのでご了承ください😡😡😡 pic.twitter.com/EzTRNkuk2N— たいたん@山で野菜を育てたい (@taitan_Foot) August 26, 2019
一括査定サイトで電話かメールにて対応と書いてあるのに一気に10社から電話くる地獄。。。メールで連絡しろや。。。
— あき (@bi_hi_0526) March 11, 2020
上記のように「大量の電話」に対する悪い口コミがたくさんあります。
車一括査定の良い評判・口コミ
続いて良い口コミです。
別事業で使う予定やった車を売るのにディーラーに持って行ったら売値40万そこそこやったのに一括査定使って3社から見積もり取ったらMAX80万ついたらしく一括査定やばいなってなってるw#一括査定いいやん
— 西田 祐樹 (@nishidayuki0112) February 20, 2018
車の買取交渉。「是が非でも一番最初に査定したい」と主張していた1社目は「即サイン即引渡で30万円」、断って2社目は32万円。更に断って3社を同時に呼んで名刺の裏に金額を記入していただき入札したら55万円。交渉してみるもんだ。 pic.twitter.com/gyEqyVDoF1
— 軍手@C101新刊委託中! (@gunziotaku) November 10, 2016
引越しで車売るから今日査定してもらったんだけど、数社一気に査定して名刺の裏に金額書いて一斉に開くシステムめっちゃドキドキした。
昨日電話査定した時結構低くて色々覚悟した上での今日だったけど、4倍以上の額出てアヘ顔止まらなかった。— マリモ (@marimo_mt) August 4, 2019
車一括査定の良い口コミでは「下取りより高く売れた」「思っていたより高く売れた」など、「愛車が高く売れた」というツイートがたくさんあります。
車一括査定のデメリットは3つ
続いて車一括査定のデメリットを解説していきます。
車一括査定のデメリットは以下の3つです。
具体的にみていきます。
申し込み後に複数業者から一斉に電話がかかってくる
車一括査定に申し込み後、すぐに複数の業者から電話が一斉にかかってきます。
買取業者がすぐに電話をかけてくるのには理由があります。
買取業者は「他社に買い取られる前に連絡して、中古車を先に買い取りたい」と考えています。
そのため他社よりも早く連絡を取るために申し込み直後に電話をかけてきます。
車を売る側にとっては迷惑な話ですが、これは仕方ないです。
複数業者から連絡が一斉に来ると、どうしても大量の電話がかかってきてしまいます。
上記の口コミでもありましたが、申し込んだ途端に大量の電話がかかってくることを車一括査定のデメリットと感じる人は多くいます。
そのため大量の電話に対する対処法を事前に理解しておくことが大切です。
たくさんの電話がくるのを避けるための対処法をお伝えします。
対処法:電話に出られる時間・タイミングで申し込む
車一括査定に申し込みをすると、数分後に電話がかかってきます。
仕事中や車・電車の中など、電話に出られない環境で申し込むと、買取業者からの電話が「しつこい」と感じてしまいます。
対処法としては下記の通りです。
・申し込み後は30分〜1時間空けておく
30分〜1時間は予定を空けておき、電話に出られる状態で一括査定を申し込みましょう。
買取業者からの電話にすぐに出れば、同じ業者から何度もかかってくることはないので、安心して利用できます。
なお、多くの車買取業者が加盟しているJPUC(一般財団法人日本自動車購入協会)からの指導より、午後9時から午前8時までの間の電話は禁止とされています。
もし早朝や深夜に連絡が来た場合は、悪徳業者である可能性があるため、その業者へ売るのは避けましょう。
地域によっては買取業者が見つからない場合がある
利用するサービスや住んでいる地域によっては対応できる業者の数が少なく、複数の買取業者に査定を依頼できない場合があります。
これではせっかく一括査定を利用するメリットがありません。
上記の対策として、提携業者数が多い一括査定サイトを選びましょう。
対処法:提携業者数が多い一括査定サイトを選ぶ
車一括査定サービスは複数の会社が運営しており、それぞれ提携している車買取店が異なります。
また、最大査定社数も一括査定サービスによって大きく違います。
2023年8月時点で確認できた「提携業者数・店舗数」と「最大査定社数」は以下の通りです。
車一括査定サイト | 提携業者数 | 最大査定社数 |
カーセンサー | 1000店以上 | 30社 |
MOTA車買取 | 686店 | 20社(連絡は3社) |
ナビクル | 160社以上 | 10社 |
カービュー | 300社以上 | 8社 |
ズバット車買取比較 | 290社以上 | 10社 |
提携業者数は車一括査定サービスごとに大きく異なります。
大手車買取業者と提携していれば、基本的に全国に店舗があるため、連絡は来ます。
とはいえ、場合によっては最大査定社数が多い一括査定サイトが必ずしも良いというわけではありません。
査定社数が多すぎると、先ほど述べたように買取業者から大量の電話がかかってきます。
そのため、最大査定者数も重要なポイントです。
業者からの連絡が多すぎても「しつこい」と感じてしまいます。
自身が電話対応できる最大査定社数の一括査定サイトを選ぶようにしましょう。
当サイト「Car Life」がおすすめする車一括査定サイトは「【車一括査定おすすめ5選!】2023年版をランキング形式で紹介」の記事で紹介しています。

強引な買取・営業をされる可能性がある
一括査定で申し込んだ場合、強引な買取・営業をする買取業者がいます。
買い取った車を販売することで利益を得ている買取業者からすると、なるべく安く買い取りたいという気持ちがあります。
そのため他社に買い取られる前に契約を結ぼうと「今契約してくれたら高額で買取ますよ!」という言い方で営業をかけてきます。
中には、強引な営業をかけてくる買取業者もいます。
複数業者で比較せずに焦って売却すると、安く買い叩かれたり、キャンセルしたらキャンセル料が発生すると言われるなど、トラブルに発展する可能性があります。
もし強引な営業をされた場合は以下の対処法を実行しましょう。
対処法:売却候補は複数あるため、しっかりと断る
強引な買取業者は契約をせまってきます。
相手の営業に乗らず、余裕を持って冷静に判断しましょう。
「査定額が高額でも必ず複数社を比較する」という気持ちで臨むことで、しっかりと断ることができます。
また、契約後にキャンセルしたい場合には、数万円のキャンセル料がかかる可能性があります。
買取業者側で以下のような経費が発生する際は、キャンセル料がかかってしまうことを頭に入れておきましょう。
【買取店が負担する経費例】
・出張査定や車の引き取りにかかる人件費
・名義変更など手続き費用
・車両のクリーニング費用
・車の陸送費用
これらの経費が発生してしまった場合は、キャンセル料が取られることがあるので注意しましょう。
ここまで、車一括査定を利用するデメリットとその対処法を解説してきました。
車一括査定は、注意点を理解した上で利用すれば、とても便利でお得なサービスです。
車一括査定のメリットを知れば「利用した方が絶対良い!」「面倒が省けるかも!」と思われることでしょう。
続いて車一括査定のメリットを解説していきます。
一括査定のメリットも把握したうえで、利用するかどうか判断してみてください。
車一括査定のメリット3つ
一括査定サービスをきちんと理解することで、高額売却を実現することができ、満足して愛車の売却をすることができます。
車一括査定を利用するメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しくみていきます。
車を最高額で買い取ってもらいやすい
車を高く売るための前提条件として「複数業者が競り合うこと」が必要です。
車一括査定サービスを利用することで複数の業者に査定依頼できるので、上記の方法が可能となります。
そのため一括査定サービスを利用して、最も高い査定額を提示した業者へ売却するだけで愛車を高く売ることができます。
実際に車一括査定でどれだけ上がったのか、ナビクルの利用者アンケートをもとに、実例を紹介します。
利用者 | 車両情報 | A社の査定額 | B社の査定額 | C社の査定額 |
40代 男性 |
日産/セレナ 2016年式 走行距離:3~4万km |
180万円 | 120万円 | 120万円 |
60代以上 男性 |
トヨタ/プラド 2015年式 走行距離:5~6万km |
300万円 | 260万円 | 294万円 |
50代 男性 |
トヨタ/プリウス 2019年式 走行距離:1万km以下 |
271万円 | 300万円 | 275万円 |
車買取業者ごとに査定額が大きく異なることが見てわかります。
今回紹介した事例では、複数業者の査定額を比較するだけで20〜60万円も愛車を高くに売却できています。
車一括査定を利用することで愛車が高く売れる理由は、主に2つです。
【車一括査定で愛車が高く売れる理由】
・ディーラーよりも販売力が強い買取業者と提携
・買取業者同士で査定額の競争が起きる
中古車を高く買い取ってくれるのはディーラーではなく、独自の販売経路を持っているビッグモーターやガリバーなどの中古車販売店(買取業者)です。
車一括査定サイトは、強い販売経路がある中古車販売店(買取業者)と提携しているため、ディーラーよりも高い査定額をつけることができます。
また、一括査定サイトを経由して依頼を申し込むと、複数の業者に連絡がいくため、買取業者はライバルを意識せざるを得ません。
そのため、自社で出せるマックスの査定額を提示するため、結果的に車が高く売れます。
複数業者に連絡する手間が省ける
もう一つのメリットは、自身で複数の車買取業者に連絡をする手間が省けることです。
愛車の高額売却するためには、複数社の査定額を比較することが最も有効な売却方法です。
しかし、自分で業者を探して連絡を取るのは手間と時間がかかり面倒です。
車一括査定サービスを使うことで、複数の業者からかかってくる電話対応は必要ですが、自分で業者を探す手間は省くことができます。
愛車や個人情報の入力は一度で済み、申し込み後に連絡があった業者と日程調整をするだけで、査定が可能です。
愛車を高く売ることにつながるだけでなく、手間を省けるのも車一括査定サービスのメリットです。
査定で店舗に直接足を運ぶ必要がない
多くの車買取業者では、無料の出張査定サービスを提供しています。
出張査定とは、買取業者が無料で提供している出張型査定サービスのことです。
自身で都合の良い日を決め、自宅や近くの駐車場など指定した場所まで車の査定に来てもらうことができます。
出張査定を利用することで、余分な交通費や移動時間をかけずに済みます。
ディーラーでの下取りの場合、店舗まで愛車に乗って直接持ち込むことが前提ですが、車買取業車の無料出張サービスはその必要がありません。
買取業者に来てもらうため、車検切れや故障して動かない車でも、安心して査定を受けることが可能です。
下取りと比べると時間や手間の負担が減り、買取額も上がる可能性が高いため、一括査定はとても便利なサービスといえます。
多くの車好きが利用しているため、ぜひ利用しましょう。
車一括査定の利用が向いている人/向いていない人
車一括査定のメリット・デメリットをそれぞれ把握できたら、実際に利用するかどうか判断する必要があります。
ここでは、一括査定の利用が向いている人と向いていない人について詳しく解説しますので、判断材料にしてみてください。
【向いている人】
- 少しでも車を高く売りたい
- 手間と時間を省きたい
- 売却することを決めている
【向いていない人】
- 高く売ることにこだわらない
- 大量の電話は避けたい
- 概算価格だけ知りたい
「高く売ることにこだわらない」「とにかく大量の電話は避けたい」という方は、一括査定よりも買取業者の店舗に直接足を運ぶのをおすすめします。
また、愛車の概算価格・買取相場だけを知りたい人には、一括査定の利用はおすすめしません。
理由は一括査定を申し込まなくてもネットで簡単に確認できるからです。
買取・下取り相場はすぐにわかる
ナビクルの「買取・下取り相場検索シミュレーション」などを活用すれば、簡単に買取相場価格がわかります。
もし実際の買取価格を知りたい場合は、近くの買取店に直接足を運び査定してもらうようにしましょう。
反対に、売却することを決めていて、「愛車をできるだけ高く売りたい」という方は一括査定の利用がおすすめです。
ご自身がどれに該当するのか考えて、一括査定の利用を検討してみてください。
車一括査定が向いていない車
また、下記に該当する場合は車一括査定の利用は控えましょう。
【一括査定に向いていない車の特徴】
・廃車寸前の車(不動車など)
・水没車・冠水車
・15年落ちなどの非常に古い車
上記のような車には、0円の査定額がつけられてしまうこともあります。
車一括査定ではなく、適切な買取店や販売店に売却した方が買取額がアップすることがあります。
また乗ることも困難な車の場合は、廃車専門業者へ申し込むと良いでしょう。
廃車買取業者は、独自のルートで鉄くずや部品だけの販売したりできるため、動かない車でも値段がつく可能性があります。
廃車が高く売れやすいのは「カーネクスト」です。
廃車を専門にしているため、他の業者で値段がつかなかった車でも、5〜10万円の値がつくこともあります。
カーネクストについて詳しくは「【カーネクストの評判は良い!?】デメリットやトラブルを調査/解決策あり」の記事で解説しています。

まずは一括査定サービスを利用し、車に値段がつかなかった場合は廃車買取業者を利用することも可能です。
最もお得に車を手放せる方法を見つけましょう。
車一括査定サイトおすすめランキングベスト5
「車一括査定サイト」といっても、たくさんのサイトがあり、初めて利用する方はどれを選べばいいのかわかりませんよね。
各サイトの特徴を踏まえ、当サイト「CarLife」がおすすめする車一括査定サイトランキングを参考に選んでみてください。
一括査定サイトおすすめBEST5 | ||||
順位 | 一括査定 サイト |
提携 業者数 |
利用料 | 電話対応 |
1位 | カーセンサー | 1,000社 以上 |
無料査定 | ◯ |
2位 | 600社 以上 |
無料査定 | ◎ | |
3位 | 200社 以上 |
無料査定 | ◯ | |
4位 | 約50社 | 無料査定 | ◯ | |
5位 | ズバット車買取比較 |
200社 以上 |
無料査定 | △ |
詳しくは「【「車一括査定」おすすめ5選!】2023年版をランキング形式で紹介」の記事で解説しています。

申し込み後、すぐにかかってくる大量の電話をなるべく避けたい方は、電話が比較的少ない「MOTA車買取」がおすすめです。
またJPUC(一般財団法人日本自動車購入協会)に加盟している一括査定サイトや買取業者は安心して利用することができます。
JPUCとは、お客様が安心して車の売買取引ができるよう自動車業界の健全化を図っている団体です。
車の売買に関する厳しい基準をクリアした「一括査定サイト」や「車買取業者」のみがJPUC会員として加盟することができます。
厳しいガイドラインをクリアしたJPUC加盟企業は、一定の信頼・安心を担保することができると言えます。
車一括査定の利用方法・流れ
一括査定サービスの使い方・利用の流れをわかりやすく説明します。サービスは無料で利用できます。
一括査定サービスの利用の流れは以下の5ステップです。
それぞれ詳しくみていきます。
手順①:車一括査定サイトで査定を申し込む
車一括査定サイトから必要事項を入力して査定の申し込みを行います。
どのサイトもできるだけシンプルな作りにしているので、「車の情報・氏名・連絡先」程度の簡単な入力だけで完了します。
手順②:車買取業者と査定の日時を決める
必要事項の入力が終わると、すぐに車買取業者から連絡が入ります。
電話を受けると、業者よりいくつか追加の質問を受けたのちに、実際に車を見ながら査定を行う日取りを決めていきます。
査定場所はあなたの自宅など都合の良い場所を指定でき、日時も自身の都合が良い日から相談することになります。
業者との電話を手早く終わらせるためにも、事前に都合の良い日時の候補をいくつかピックアップしておきましょう。
手順③:査定してもらう
査定当日は業者が自宅などの指定の場所まで来て査定を行います。
おおよそ1時間程度で終わるため、「午前中しか空き時間がない」といった忙しい人でも無理なく予定が入れられます。
ちなみに同時間帯に数社に同時に来てもらい査定してもらうといった交渉の仕方もあります。
目の前に競合他社がいるため、単独で見てもらうよりも高めに査定額を出してくれる可能性があり、交渉術の一つとして試してみる価値はあるでしょう。
手順④:各買取業者の査定額を比較・契約
集まった査定額を比べて最終的にどの車買取業者に売るのかを決めます。
ここで気をつけたいのが、「契約内容や手続きなどをろくに説明しない・高圧的な態度を取ってくる・他社の査定をさせないように言いくるめようとしてくる」といった信頼ができない業者は避けるということです。
買取業者の説明をきちんと受け、提示した条件も加味した上で、最もお得に買い取ってもらえる業者に依頼しましょう。
手順⑤:契約
車を売却する業者が決まったら契約となります。
契約の際に必要や書類については下記の通りです。
【普通自動車の必要書類】
・自動車検査証
・自動車納税証明書
・自賠責保険証
・実印
・印鑑登録
・自動車リサイクル券
【軽自動車の必要書類】
・自動車検査証
・軽自動車納税証明書
・自賠責保険証
・印鑑(認印可)
・自動車リサイクル券
普通車と軽自動車で必要な書類が異なるので注意しましょう。
詳しくは「【車売却の流れは5ステップ!】車を売る方法から必要書類まで徹底解説!」の記事で解説しています。

車一括査定に関するよくある質問
よくある質問は以下の通りです。
それぞれの回答は以下のとおりです。
車一括査定を利用するとしつこい電話がかかってくる?
車一括査定サービスの申し込みが完了すると、数分後に複数の買取業者から電話が一斉にかかってきます。
他社に負けないようにお客様と少しでも早くコンタクトを取ろうと、何度も電話をかけてきます。
仕事中や移動中ですぐに電話に出られない環境で申し込んでしまうと、買取業者から大量の電話が鳴りやまず不快に感じてしまうでしょう。
しつこい電話を防ぐには、買取業者からの電話はすぐに出ることを意識することが重要です。
そのためには、30分〜1時間ほど時間に余裕があるタイミングで一括査定に申し込みましょう。
車一括査定サイトのおすすめランキングは?
各サイトの特徴を踏まえ、当サイトがおすすめする車一括査定サイトランキングを参考に選んでみてください。
【車一括査定サイトおすすめランキングベスト5】
1位:カーセンサー
2位:MOTA車買取
3位:ナビクル
4位:カービュー
5位:ズバット車買取比較
詳しくは「【「車一括査定」おすすめ5選!】2023年版をランキング形式で紹介」の記事で解説しています。

車一括査定は取り消し・キャンセルは可能?
車一括査定サービスを申し込んだ後、「やっぱり車を売るのをやめたい」「しつこい電話を止めたい」という方はいらっしゃるでしょう。
基本的に、査定依頼の取り消しや一括査定のキャンセルは可能です。
ただしサイトによってキャンセルのルールが異なります。
そのためサイトの問い合わせページやメールのキャンセル方法を事前に確認しておくことが大切です。
申し込み後、やっぱりキャンセルをしたいという方は、各サイトの手順に従い手続きを行いましょう。
まとめ
本記事では車一括査定サイトのデメリットや対処法、利用が向いている人・向いていない人について解説しました。
車一括査定にはデメリットはありますが、しっかりと注意点を把握した上で対処すればトラブルを防ぐことができます。
また、車を高く売りたいなら、複数の業者に査定額を競わせるのが基本です。
車一括査定は下取りや通常の買取より高く売れる優れたサービスです。
注意点を踏まえつつ賢く利用して、愛車の高額売却を実現しましょう。