CX-5を購入の際、支払い方法を迷っている方も多いのではないでしょうか。
現在はたくさんの支払い方法があります。方法としては以下の4パターンです。
- 一括支払い
- ローン支払い
- 残クレ(月々支払い)
- 残クレ据え置き支払い
今回は、実際に残クレ(月々支払い)で支払う場合、どれだけ費用が必要かシミュレーションしてみました。
CX-5の購入を検討中の方は必見です。
残クレとは!?
残クレとは、「残価設定ローン」や「残価設定クレジット」のことをいいます。
通常の方法で買う場合よりも支払い負担が少なくして新車を購入できる支払い方法です。
残クレの仕組み
残クレは車両価格の30%〜50%程度を下取り時の買取保証額、つまり「残価」として設定し、残価を除いた50%〜70%程度の金額を返済する支払い方法です。
返済期間は3〜5年が一般的で、5年間の60回払いなら59回に分けて残価以外の部分を毎月支払い、60回目の最終支払額で残価を負担します。
59回まで支払えば残価は下取りっで相殺できるため、実際に負担する車の購入費用は車両価格の50%〜70%程度と毎月の利息だけです。
残クレ終了時は3つの選択肢がある
支払い期間の終了時には車をどうするか3つの選択肢から選ぶことができます。
- 新車に乗り換える
- 残価を支払って乗り続ける
- ディーラーに返却
また、車を残クレで購入する方は、20%ほどいます。
詳しくは「【残クレで車を買う人の割合は!?】残クレは年々増えている/利用者数を調査」の記事を参考にしてください。
CX-5の総費用
出典:CX-5ホームページ
今回は前提条件として、
- XD(ディーゼル)
- Smart Edition
- 2WD
とします。
グレードはたくさんあるので今回は上記で算出します。
CX-5のおすすめグレードは「【CX-5のおすすめグレードは!?】CX-5のグレードを徹底解説/価格も紹介」で紹介しています。
また、オプションは代表的な下記のものを付けました。
- ロジウムホワイトプレミアメタリック:55,000円
- 地上デジタルTVチューナー:22,000円
- 360°ビューモニターなど…:66,000円
- ルーフレール:64,020円
- ナンバープレートホルダー(フロント・リア):7,700円
CX-5のおすすめオプションについて詳しくは「【CX-5のおすすめオプションはこれだ!】人気オプションを紹介/費用の節約術アリ」の記事で解説しています。
費用としては、税金・諸経費抜いて、
- 車両本体価格:3,140,500円
- メーカーオプション価格:143,000円
- ショップオプション価格:71,720円
- →合計:3,300,220円
税金・諸経費合わせて、
- 車両本体価格:3,140,500円
- オプション価格:214,720円
- 税金・諸経費:113,630円
- →合計:3,413,850円
このようになりました。
ちなみに同じ仕様でガソリン車の場合は3,214,850円です。ディーゼル車とガソリン車の差額は199,000円となりました。
CX-5の残クレ(残価設定)はいくら?
出典:CX-5ホームページ
今回、初回に頭金1,000,000円出した場合で算出してみます。
税金・諸経費と頭金を差し引いた金額:2,413,850円が割賦元金となります。
また、ボーナス支払いを100,000円とします。残クレの場合、年利は2.99%となります。
また今回は値引き等は一切考慮せずに算出しています。
車の安く買うコツについては「【車を安く買う方法・コツ5選!】初めて車を買う方必見/おすすめの買い方あり」の記事で詳しく解説してます。
残クレのローンを3年(残価設定3年)とした場合
3年とした場合は下記のようになります。
【3年の残クレシミュレーション】
項目 |
金額 |
回数 |
合計 |
頭金 | 1,000,000 | 1 | 1,000,000 |
月々支払い | 8,230 | 29 | 238,670 |
ボーナス支払い | 100,000 | 6 | 600,000 |
最終1回前の支払い | 8,220 | 1 | 8,220 |
最終支払い | 1,761,000 | 1 | 1,761,000 |
総合計 |
3,607,890 |
分割手数料 | 3,607,890ー3,413,850 | 194,040 |
車を返却する場合 | 3,607,890ー1,761,000 | 1,846,890 |
月々の支払いは8,230円となります。
また、3年間でトータル1,846,890円の支払いが必要です。この時点で手数料は194,040円です。
支払い期間の終了時(3年後)には車をどうするか3つの選択肢から選ぶことができます。
- 新車に乗り換える
- 残価を支払って乗り続ける
- ディーラーに返却
残クレのローンを5年(残価設定5年)とした場合
5年とした場合は、下記のようになります。
【5年の残クレシミュレーション】
項目 |
金額 |
回数 |
合計 |
頭金 | 1,000,000 | 1 | 1,000,000 |
月々支払い | 10,336 | 49 | 506,464 |
ボーナス支払い | 100,000 | 10 | 1,000,000 |
最終1回前の支払い | 10,348 | 1 | 10,348 |
最終支払い | 1,174,000 | 1 | 1,174,000 |
総合計 |
3,690,812 |
分割手数料 | 3,690,812ー3,413,850 | 276,962 |
車を返却する場合 | 3,690,812ー1,174,000 | 2,516,812 |
月々の支払いは10,336円となります。
また、5年間でトータル2,516,812円の支払いが必要です。この時点で手数料は276,962円です。
5年後も3年後同様に3つの選択肢から車をどうするか選ぶことができます。
結局、残クレっておすすめなの?
結論、残クレは「頭金がないけど、今すぐ新車に乗りたい人」にとってはおすすめです。
頭金がなくても新車に乗れる点が残クレの一番のメリットです。
とはいえ、現金一括で購入するより損する可能性もあります。
上記では残価が3年で1,761,000円、5年で1,174,000円でした。
しかし平均的なリセールバリューを見るともう少し高く、3年で1,800,000円以上、5年で1,400,000円以上となっています。
そのため普通に売るよりも少し低めに残価計算されており、余分にお金を払う可能性があります。
したがって、現金一括で購入するより少し多めに支払う必要があるかもしれません。
CX-5のリセールバリューについて詳しくは「【CX-5のリセールバリューは悪い!?】残価率を解説/高く売るコツあり」の記事で解説しています。
まとめ
出典:CX-5ホームページ
残クレのメリットは「資金がなくても新車のCX-5に乗れること」です。
頭金が少なくても新車に乗れる点はとてもメリットです。確実に3年や5年で乗り換える方には非常におすすめです。