「CX-60の燃費はどれくらい?」
「CX-60はCX-5に比べていいの?」
「CX-60の実燃費は?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
CX-60はマツダのフラッグシップSUVです。
2022年に発売され、発売当初から人気を集めています。
そんなCX-60の実燃費が気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではマツダの新型CX-60の実燃費をガソリンとディーゼルで比較しながら解説していきます。
CX-60の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
また、CX-60の値引き額の詳細は「【CX-60の値引き限界は25万円!】値引き相場は渋い/値引きのコツを紹介」の記事で解説しています。

CX-60の実燃費は悪い!?
結論、CX-60の実燃費は下記の通りです。
【CX-60の実燃費】
・ガソリンモデル:10〜11km/L
・ディーゼルモデル:15〜17km/L
・ディーゼルハイブリッドモデル:17〜18km/L
・PHEVモデル:13〜14km/L
上記の通りで、大柄なボディのSUVではありますが、ディーゼルモデルの燃費性能は非常に高いです。
詳しくは後述する「CX-60の実燃費をグレードごとに解説」で解説しています。
CX-60のカタログ燃費

出典:CX-60ホームページ
【CX-60】は4つのパワートレインから構成されており、それぞれ燃費性能が異なります。
燃費性能をカタログ値で見ていきます。
ガソリンモデル(25S)のカタログ燃費
「ガソリンモデル」は3つのグレード展開で、それぞれ「2WDor4WD」に分けられてます。
WLTCモードで見ると13.0~14.2km/Lとなっています。
今回、燃費としての向上はそこまで感じられないかもしれません。

ディーゼルモデルのカタログ燃費
「ディーゼルモデル」も「ガソリンモデル」と同じく3つのグレード展開で、それぞれ「2WDor4Wd」に分けられてます。
WLTCモードで見ると18.5~19.8km/Lとなっています。
今までのマツダのディーゼル車と比べてかなり燃費向上されています。
また、エンジンが「3.3Lディーゼル」を搭載しているにも関わらずこの燃費性能は驚きです。

「Exclusive Mode」は全てサンルーフ付きとなっています。
ディーゼルハイブリッドモデルのカタログ燃費
「ハイブリッドモデル」は2グレードの展開となっており、どちらもほぼ同じ燃費です。
WLTCモードで見ると、21.0~21.1km/Lとなっています。
また、「ディーゼルエンジン」よりも2~2.5km/Lほど燃費性能が良くなっています。

PHEVモデルのカタログ燃費
「プラグインハイブリッドモデル」はまだ公表されておりません。
「EV走行距離のみ」では63kmとなっています。
まちがいなくハイブリッドモデル同等以上と考えられます。
「プラグインハイブリッドモデル」の最新情報が出ましたら、更新していきます。
CX-60の実燃費をグレードごとに解説

出典:CX-60ホームページ
続いてCX-60の実燃費です。
実燃費は実際のユーザー情報なので、より具体的な数値です。
実燃費は「e燃費」を参考にしています。
ガソリンモデル(25S)の実燃費
ガソリンモデルの実燃費は下記の通りです。
25S | ||
2WD | 4WD | |
実燃費(km/L) | 10.46 | ー |
4DWの詳しい情報はありませんでした。
とはいえ基本的に燃費は2WDの方が良いので、4WDの方が1〜2km/L程度悪いと考えられます。
続いて、ツイッターの情報です。
1ヶ月点検行ってきました!
— CX60-25s納車済! (@bE7dBnvYjMSSRAx) May 21, 2023
ハイオク満タンで燃費リセット、低燃費運転心掛けて燃費が15以上でてたからディーラーの店長がめっちゃ驚いてた!笑
けど1時間の点検でなにが😂
あと言われなかったけどリプロされた?低速のギクシャクほぼ消えてました💯#cx60#mazda#25s#ギコギコはしません#スゥー pic.twitter.com/CaaS2bw5Fe
ははーん 皆これ写真撮ってるのね
— こー@CX-60 (@cx607080) May 14, 2023
分かりやすい🤣
25S 普通に燃費いいね
前のcx5ディーゼルは何も気にせず13.6キロ/Lでした 9年落ちだしまぁしゃーなし#CX60 pic.twitter.com/5xYO8AEwRi
CX-60は大柄なボディですが、13km/L以上の方もいるようです。
とはいえ、CX-60のガソリン車はハイオクなので、燃料代としてはかなり高くなります。
ディーゼルモデルの実燃費
続いてディーゼルモデルの実燃費です。
XD-AT | ||
2WD | 4WD | |
実燃費(km/L) | 16.20 | 15.81 |
やはりガソリン車よりディーゼル車の方が燃費が良いです。5〜6km/L程度ディーゼル車の方が燃費が良いです。
ディーゼル車の燃費は非常に良く、場合によって18km/L以上になることもあるようです。
以下、ツイッター情報です。
だいたい、このくらいの燃費に落ち着いて来たかな。
— TomTom (@TomTom603355) April 4, 2023
街乗り中心なら充分。#CX60 pic.twitter.com/gKtZTEIzEN
この燃費で、ハイブリットではなく素のディーゼルという驚き
— 7ach1@マツダデミオ→ゴルフ7.5→CX60 (@7ach1_CX60_) May 16, 2023
東北自動車道→秋田自動車(260km)#CX60 pic.twitter.com/hy6nRtl62B
中には20km/L以上の方もいます。高速道路などでは20km/Lが目指せそうです。
ガソリン代を気にされる方はディーゼル車一択ですね。
ディーゼルハイブリッドモデルの実燃費
続いてディーゼルマイルドハイブリッド車モデルの実燃費です。
XD-AT | |
4WD | |
実燃費(km/L) | 17.15 |
ディーゼルマイルドハイブリッドモデルの実燃費はカタログ燃費より3〜4km/L程度悪いです。
またディーゼル車より1〜2km/L程度良いです。
以下がツイッター情報です。
CX-60燃費バグってるw
— ささくれ文部大臣 (@2580This) November 13, 2022
通勤と釣りで730キロ走ってリッター19.7はやば 笑
満タンにしたら1000キロ位走れるやん🚗
君3.3Lの車重2トンのやんな😱 pic.twitter.com/YuArmVM3NQ
やはりハイブリッドモデルだけあって燃費は非常に良いですね。
とはいえ、ハイブリッドモデルは価格がかなり高価なので、ディーゼル車の方がお得かもしれません。
ガソリン代を気にされる方はディーゼルモデルかマイルドハイブリッドモデルがおすすめです。
PHEVモデルの実燃費
CX-60PHEVモデルの実燃費は以下の通りです。
・実燃費:13〜14km/L
決して燃費が良いとは言いがたい数値です。
また、価格自体も高額なため、正直なところあまりおすすめできないグレードです。
CX-60はCX-5と比べての燃費性能はどうなの?

出典:CX-5ホームページ
ここからは【CX-60】と「CX-5」の燃費性能を比較していきます。
まずはじめに、【CX-60】と「CX-5」で展開している「ガソリンモデル」と「ディーゼルモデル」で比較していきます。
グレードは「L Package」の「2WD/4WD」とします。
「CX-60」と「CX-5」のガソリンモデル比較

「CX-5」はFFですが、今回の【CX-60】はFRとなっています。
ですが、燃費の差はほとんどありません。
このモデルでの燃費向上はあまり感じられません。
「CX-60」と「CX-5」のディーゼルモデル比較

「CX-60」と「CX-5」のディーゼルモデル燃費比較
「CX-5」は「2.2Lディーゼル」ですが、今回の【CX-60】は「3.3Lディーゼル」となっています。
ディーゼルの排気量が上がったにも関わらず、【CX-60】の方が2.0~2.0km/Lほど燃費が向上しています。
馬力もあり、かつ燃費が良いのは魅力的ですね。
CX-60のパワートレイン

出典:CX-60ホームページ
【CX-60】に搭載されるパワートレインは4つ、組み合わせられるトランスミッションは8ATとなっています。
・XD(3.3L直列6気筒ディーゼル)
・XD-HYBRID(3.3L直列6気筒ディーゼル+MHEV)
・PHEV(2.5L直列4気筒プラグインハイブリッド)
「ディーゼルエンジン」と「ガソリンエンジン」は今までのマツダ車にありましたが、「ハイブリッド(ディーゼル)」と「プラグインハイブリッド」はマツダとして初のエンジンとなります。
また、マツダ車である「CX-5」や「CX-8」のディーゼルエンジンは「2.2Lのディーゼルエンジン」でしたが、今回の【CX-60】は「3.3Lディーゼルエンジン」となっており、今まで以上にパワフルなエンジンとなっています。
各パワートレインのスペック一覧です。

今までにない素晴らしいスペックですね。
また今回、排気量が大きいので毎年かかる自動車税は「CX-5」や「CX-8」よりも高くなるので注意が必要です。
下記に【CX-60】のパワートレイン詳細や最新情報がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
→【マツダ新型「CX-60」予約注文開始!】CX-60の特徴、価格の最新情報!

CX-60の価格は?

出典:CX-60ホームページ
【CX-60】の新車価格は299.2万円~626.45万円となっており、一番下から一番上のグレードまでは300万円円以上の価格差があります。
【CX-60】は「ガソリン」「ディーゼル」「ハイブリッド」「PHEV」の4モデルとそれぞれの「グレード」、「2WD/4WD」と数多くのラインナップがあり、トータルで23のグレードに分けられています。
ガソリンモデル(25S)の価格
ガソリンモデル3つのグレードがあり、それぞれ「2WDと4WD」の設定があります。
価格としては299.2万円~407万円と100万円以上の価格差があります。

ディーゼルモデルの価格
「ディーゼルモデル」は「ガソリンモデル」よりも50~60万円ほど高くなっています。
こちらも一番下と一番上のグレードで100万円以上の価格差があります。

ディーゼルハイブリッドモデルの価格
「ハイブリッドモデル」はマツダ車で初のパワートレインともあって、価格はかなり高めの設定です。
また、「ハイブリッドモデル」は4WDのみの設定で、グレードも「Exclusive」と「Premium」のみとなっています。

PHEVモデルの価格
「プラグインハイブリッドモデル」もマツダ車で初のパワートレインとなっており、金額はかなり高めの設定です。
ですが、この「Premium」は今までにない高級感漂う内装となっていますので、高級感を求める方にはおすすめです。

まとめ

出典:CX-60ホームページ
- CX-60のパワートレインは4つ
- 「ガソリン」は「CX-5」同等の燃費
- 「ディーゼル」や「ハイブリッド」は低燃費を実現
本記事ではマツダCX-60の実燃費や燃費性能について解説しました。
今回初めて採用される「3.3Lディーゼルエンジン」は、馬力があるにも関わらず、20km/L近くの燃費を実現できており、驚きです。
今後、マツダの主力車になるのではないでしょうか。
発売が開始されてから街中で見かけるのが楽しみです。
CX-60の購入を検討されている方は、ぜひ一度マツダ販売店に足を運んでみてください。
