「CX-60ってどんな車?」
「グレードは何種類?」
「CX-60の価格はどのくらい?」
この記事はそんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
マツダの新型車である【CX-60】が2022年の9月に販売されました。
すでにネットニュースやYouTubeなどで取り上げられていますが、【CX-60】とはいったいどのような車なのでしょうか。
本記事ではマツダの新型車【CX-60】について、「価格」や「グレード」、「パワートレイン」について紹介していきます。
ご興味をお持ちの方はぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。
また、CX-60を購入予定の方は「【CX-60の値引き限界は25万円!】値引き相場は渋い/値引きのコツを紹介」の記事も参考にしてください。

新型CX-60のグレード
新型CX-60のグレードは大きく分けて以下の4種類です。
- ガソリン車
- ディーゼル車
- ディーゼルマイルドハイブリッド車
- プラグインハイブリッド車
特に「ディーゼルハイブリッド車とプラグインハイブリッド車」マツダの新しいモデルのため、注目を集めています。
新型CX-60の価格は!?
出典:CX-60ホームページ
【CX-60】の新車価格は299.2万円~626.45万円となっており、一番下から一番上のグレードまでは300万円円以上の価格差があります。
【CX-60】は「ガソリン」「ディーゼル」「ハイブリッド」「PHEV」の4モデルとそれぞれの「グレード」、「2WDor4WD」と数多くのラインナップがあり、トータルで23のグレードに分けられています。
CX-60のガソリン車
ガソリンモデル3つのグレードがあり、それぞれ「2WDと4WD」の設定があります。
価格としては299.2万円~407万円と100万円以上の価格差があります。
「S Package」の2WDでも十分なパワートレインですので、とにかく価格を抑えたい方にはおすすめです。
CX-60のディーゼル車
「ディーゼルモデル」は「ガソリンモデル」よりも50~60万円ほど高くなっています。
こちらも一番下と一番上のグレードで100万円以上の価格差があります。
一番上のグレードは465.8万円ですので、金額的には他車と比べても高級車の部類になるのではないでしょうか。
またこの「ディーゼルモデル」は「3.3Lのディーゼルエンジン」を搭載しておりますので、「CX-5」や「CX-5」よりもパワフルな走行性能を実現します。
金額的にもこの「ディーゼルモデル」が売れ筋モデルになるのではないでしょうか。
CX-60のディーゼルマイルドハイブリッド車
「ハイブリッドモデル」はマツダ車で初のパワートレインともあって、価格はかなり高めの設定です。
また、「ハイブリッドモデル」は4WDのみの設定で、グレードも「Exclusive」と「Premium」のみとなっています。
この「ハイブリッドモデル」は燃費性能が通常の「ディーゼルモデル」よりも向上しているので、普段のガソリン代を抑えることができます。
ただし、車両本体価格が全グレード505.4万円~ですので、少し手が出しづらいかもしれません。
CX-60のプラグインハイブリッド車
「プラグインハイブリッドモデル」もマツダ車で初のパワートレインとなっており、金額はかなり高めの設定です。
一番下のグレードで539万円ですので、他メーカーのライバル車である「ハリアー」、「RAV4」、「フォレスター」よりも高いです。
また、一番上のグレードの車両本体価格は626.45万円で、トヨタのプラドの最上位モデルよりもはるかに高くなっています。
ですが、この「Premium」は今までにない高級感漂う内装となっていますので、高級感を求める方にはおすすめです。
CX-60のパワートレイン
出典:CX-60ホームページ
プラットフォームは、縦置き高出力パワーユニットに対応する新開発の「SKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」が採用されています。
より大きなパワーを思い通りに操る感覚を可能とし、CX-60では以下4つのパワートレインが設定されています。
・ディーゼルエンジン
・ハイブリッド(ディーゼル)
・プラグインハイブリッド
「ディーゼルエンジン」と「ガソリンエンジン」は今までのマツダ車にありましたが、「ハイブリッド(ディーゼル)」と「プラグインハイブリッド」はマツダとして初のエンジンとなります。
また、マツダ車である「CX-5」や「CX-8」のディーゼルエンジンは「2.2Lのディーゼルエンジン」でしたが、今回の【CX-60】は「3.3Lディーゼルエンジン」となっており、今まで以上にパワフルなエンジンとなっています。
それではそれぞれのパワートレインの特徴を紹介していきます。
ガソリンモデル
直列4気筒2.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載モデルが用意され、軽快なパフォーマンスと優れた燃費性能を発揮します。
また、2WDモデルはFRとなっており、「CX-5や「CX-8」よりも力強い走りを実現しています。
ディーゼルモデル
既存の2.2Lディーゼルターボに対して排気量を拡大し、余剰空気を燃焼改善に用いることで、加速のレスポンスが向上しています。
さらに熱効率向上に伴い、燃費性能も強化されています。
エンジン構造を簡素化することで、エンジン重量を従来の4気筒エンジン相当に軽量化しています。
CX-60の実燃費については「【CX-60の実燃費は良い!?】CX-5と燃費を徹底比較!」の記事で詳しく解説しています。

ハイブリッドモデル(ディーゼル)
48Vマイルドハイブリッドシステム「M Hybrid Boost」を搭載する「e-SKYACTIV D」は、新開発の直列6気筒3.3Lディーゼルターボエンジン+モーターとなっています。
大排気量による高出力化とクリーンな排ガス性能を実現し、アクセルを踏み込んだ瞬間から感じる上質な走りと高い環境性能が両立されています。
プラグインハイブリッドモデル
直列4気筒2.5Lガソリンエンジン+モーターの「e-SKYACTIV PHEV」は、大容量バッテリーと大型モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドです。
運転手に高揚感を感じさせるエンジンサウンドと共に力強い走りを実現しています。
大容量バッテリーを搭載し、走行時の回生充電に加え、外部充電機能も備えられています。
一般道路はモーター駆動が主体となり、バッテリー充電が一定以下になった場合とモータートルクを超える加速が必要になった場合は、エンジン駆動を用いて制御が行われます。
新開発のトルコンレス8速AT
出典:CX-60ホームページ
新開発のトルコンレス8速ATは、トルコンをクラッチに置き換えることで、エンジンやモータートルクをダイレクトに伝え、MTのような駆動伝達の切れとリズミカルな変速を両立し、人間にとってより自然な応答を再現しています。
また、クラッチの摩擦伝達機能と冷却機能を進化させ、滑らかな発進と高効率化も実現しています。
コンパクト化とパワーパック全体の最適レイアウトによってトンネルスペースを小さくでき、ペダルワークスペースへの影響を最小限に抑えているおり、人馬一体につながる理想のドライビングポジションを可能にしています。
さらに、ワイドレンジ化によって環境性能にも貢献しています。
i-ACTIV AWD
出典:CX-60ホームページ
その他にも、高いトラクション性能と理想的なハンドリング特性を実現したハイパフォーマンスな後輪駆動ベースの4WDシステム「i-ACTIV AWD」が新たに採用されいます。
減速時には回生協調ブレーキと連携し、前後の回生配分を最適化することで、効率的で安定した制動姿勢を生み出しています。
また、サスペンションは、前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンクを採用し、人間中心の開発思想に基づき、サスペンションをスムーズに動かすことで、日常のさまざまなシーンにおいてしなやかな乗り心地を実現しています。
まとめ
出典:CX-60ホームページ
- 新エンジン含めた4つのパワートレイン設定
- 価格は299.2~626.45万円
今回はマツダ【CX-60】について紹介しました。
今までのマツダ車にないパワートレインやデザインとなっているので、マツダを代表する1台です。
また、最上位モデルである「Premium Modern」と「Premium Sports」は他社に負けない「高級車」と呼べるのではないでしょうか。
【CX-60】の購入を検討されている方は、ぜひ一度マツダ販売店に足を運んでみてください。