車は売りたいけれど、何から始めたらいいかわからない、、、
という方も多いのではないでしょうか。
車を売る際の流れを事前に把握しておくことで、安心して、スムーズに売ることができます。
今回は、車を売る方法から、売る時のポイントや注意点、車を高く売るコツについても触れていきます。
車売却の流れ
まずは、車を買取ってもらう際の全体の流れや手続きについてみていきます。
車を売る際の流れは以下の通りです。
全部で5ステップあります。
2、査定してもらう
3、必要書類を揃え、手続きする
4、車両を引き渡す
5、入金確認する
この5ステップを全て完了するのに1~2週間程度かかるのが一般的です。
前提として、車売却の主な方法は「中古買取業者による買取」「ディーラーによる下取り」「個人売買」があります。
ここでは、より高く売れる可能性が高い「中古買取業者による買取」を想定して、車売却の流れを説明していきます。
1、買取店を選ぶ
車を売ることを決めたら、まずは買取店を選びましょう。
近所の買取店に行ってみるという手もありますが、ユーザーの口コミや評判も踏まえて売却先を選ぶのがおすすめです。
店舗によっては「担当者が売るのに必死」、「後から減額された」、などのネガティブな口コミが多い業者は避け、「対応が丁寧だった」、「満足できる金額だった」などのポジティブな口コミの多い業者を選びましょう。
また、他の判断基準として、買取店がJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の「適正買取店」に認定されているかどうかを確認するのもおすすめです。
JPUCの適正買取店に認定されている業者は厳しい条件をクリアしており、安心して利用することができます。
詳しくは「JPUC-一般社団法人日本自動車購入協会」をご覧ください。
2、査定してもらう
売買する買取店が決まったら、実際に査定をしてもらいましょう。
基本的に買取店と連絡を取り指示に従えば問題ありません。
車の査定は、自ら店舗に車を持ち込む「持ち込み査定」と、査定士に出張してもらい自宅などで査定を受ける「出張査定」があります。
自分で店舗に行く手間や時間を省きたい方は出張査定がおすすめです。
基本的に「持ち込み査定」「出張査定」どちらも無料で行ってくれます。
※上記で買取店を選んでから査定してもらうと書きましたが、場合によっては先に査定をしてもらって、より高額な査定額を提示した買取業者と契約する場合もあります。
3、必要書類を揃え、手続きする
査定額が決まったら、売却の手続きに進みます。
その際に必要な書類は以下の通りです。
普通自動車を売る場合と軽自動車を売る場合で必要書類が少し異なるので注意してください。
上で示した必要書類のうち、普通車を売る場合の「委任状」、軽自動車を売る場合の「自動車検査証記入申請書」は、買取店が無料で用意してくれます。
車を売却する際に必要な書類については「【初心者必見!車の売却に必要な書類とは?】車の売却をする際の事前準備について!」に詳しい記事がありますので、合わせて参考にしてみてください。
店舗に行って書類の確認や署名、押印を行えば手続き完了となります。
担当者の指示に従って手続きを進めましょう。
4、車両を引き渡す
手続きが完了したら、車両を引き渡すことになります。
その際、以下の点を確認しておきましょう。
- 車内に忘れ物がないか
- カーナビに登録していた個人情報の削除
- ドライブレコーダーやオーディオ内のメディアを忘れていないか
以上の点をしっかりと確認し、車両の引き渡しを行いましょう。
5、入金確認をする
車両の引き渡しが完了したら、あとは入金を待つだけです。入金までの日数は業者によって異なりますが、1週間以内がほとんどです。
何日かかるのか、事前に担当者に確認しておくと安心できます。もし予定した日を過ぎても入金が確認できない場合は、すぐに買取店に連絡しましょう。
入金が確認できれば、売却は完了となります。
車を売る際のポイント・注意点
車を売る際におさえておきたいポイントが3つあります。
- 売却する車の買取相場を調べておく
- 分からないことはは遠慮なく確認する
- キャンセル規定を確認しておく
売却する車の相場を調べておく
車を売る際は、売却する車の相場を事前に調べておきましょう。相場を知っておかないと、低い査定額をつけらてしまった時に気づくことができません。
また、買取相場を知っていれば査定額アップの交渉もしやすくなります。
分からないことは遠慮なく確認する
査定や手続きの際に分からないこと・疑問に思ったことは遠慮せず担当者に確認しておくことが大切です。
後でトラブルになることを防ぐためにも、どういう理由でその査定額になったのか、手続き、手数料などを確認しておきましょう。
その際、修復歴や傷を隠さないことも大切です。傷を隠したままで、後になって見つかった場合はトラブルになりかねません。
疑問点はしっかりと質問しつつ、逆に何か聞かれた場合はきちんと答える・説明するようにしましょう。
キャンセル規定を確認しておく
どうしてもキャンセルする必要がある場合があるかもしれません。そういった時のために、キャンセル規定を事前に確認しておきましょう。
契約後いつまでならキャンセルが可能なのか、その場合にキャンセル料はいくらかかるのかなどを把握しておく必要があります。
まとめ
今回は車売却の流れを紹介してきました。車を売ることは、売却相場の把握や必要書類の準備といった手順を正しく踏めば、それほど難しいものではありません。
また、車をできるだけ高く売りたい場合は、売り方やコツをしっかりと把握しておくことが重要です。ある程度の流れを把握した上で車の売却に望むことでスムーズに手続きをすることができます。