今回はハリアーのサイズを、歴代モデルやライバル車と比較していきます。
ハリアーはサイズが大きいため、購入する前にボディサイズを確認しておく必要があります。
車両のボディサイズは、運転のしやすさや乗り心地に影響するポイントです。
ハリアーのサイズ感のポイントは以下になります。
- ハリアーのサイズは歴代モデルごとに異なる。
- 新型ハリアーの全長、全幅は歴代で最も大きい。
上記を踏まえ、ライバル車とのボディサイズや価格の比較を交えながら紹介していきます。
また、ハリアーを購入予定の方は「【ハリアーの目標値引き額は60万円!】ハリアーの値引き相場と交渉術を徹底解説!」の記事も参考にしてください。
ハリアーの歴代モデルの特徴とサイズ比較
出典:ハリアーホームページ
2022年6月時点では、ハリアーは4代目モデルまで発売されています。
モデルごとにサイズが異なるため、購入の際には歴代のハリアーを比較することでサイズ感を把握することができます。
旧モデルの初代、2代目、3代目の特徴とサイズを紹介していきます。
エンジンや駆動方式、装備の違いも見ていきますので、購入する際の判断基準にしてみてください。
初代ハリアー
現行ハリアーと初代ハリアーのボディサイズをまとめました。
初代ハリアーは1997年に発売されました。
高級セダンの品格と乗り心地の良さを持つクロスオーバーSUVです。
ベースグレードのほか、内装の高級感をグレードアップしたGパッケージ、スポーツシートやJBLオーディオを装備したSパッケージがあります。
初代ハリアーと2代目は、海外市場ではレクサスの「RX」という車名で販売されていました。
ボディサイズは現行に比べて一回り小さいです。
ただし、全高のみ、初代のハリアーの方が大きいです。
2代目(30系)ハリアー
現行ハリアーと初代、2代目ハリアーのボディサイズをまとめました。
2代目ハリアーは2003年にフルモデルチェンジされ、サイズも初代に比べて全長、全幅、全高全てにおいてサイズアップしています。
グレード体系はベースグレードと上級グレードがある、ベースグレードには「Lパッケージ」と「プレミアLパッケージ」がありました。
最上級グレード「AIRS(エアーエス)」には電子制御エアサスペンションが標準装備されました。
2005年にはハリアーハイブリッドが登場し、燃費はガソリン車が9~11km/Lに対し、17.8km/Lと高い燃費を実現しています。
3代目(60系)ハリアー
現行ハリアーと初代、2代目、3代目ハリアーのボディサイズをまとめました。
3代目ハリアーは初代よりはサイズが大きいですが、2代目と比較すると全高以外が小さくなっています。
3代目ハリアーはレクサスRXから切り離され2012年に国内専用車として発売されました。
V6エンジンモデルがなくなり、3ZR-FAEエンジンを搭載したガソリン車とハイブリッド車のみになりました。
その後、マイナーチェンジによりターボ搭載車が追加され、スポーティな走りを楽しめるようになりました。
2代目に比べて格段に燃費性能が向上し、2WDは2代目が11km/Lに対して3代目が16km/L、4WDは2代目が10.6km/Lに対し3代目が14.8km/Lと40~45%向上しています。
3代目ハリアーは、ハイブリッド車も含めて、「平成27年度燃費基準+10%」「平成27年度燃費基準+20%」を達成しました。
ハリアーとライバル車のボディサイズ比較
出典:RAV4ホームページ
新型ハリアーはミドルサイズSUVであり、他のメーカーにも同等のSUVが存在します。
ハリアーの購入を検討されている方は、ライバル車との選択を迷う方も多いのではないでしょうか。
現行ハリアーのライバル車である、
- トヨタ:RAV4
- マツダ:CX- 5
- スバル:フォレスター
- レクサス:NX
とのサイズを比較していきます。
ライバル車の外装サイズ、室内サイズとの比較をするので参考にしてみてください。
ハリアーとトヨタ:RAV4
トヨタのRAV4との比較です。
RAV4とハリアーのサイズは、ほぼ同じです。
全長は現行ハリアーの方が長いですが、室内空間はRAV4の方が若干広くなっています。
双方を実際に見てみるとハリアーの方がボリュームがあるイメージがありますが、こうして数値で見てみると、そこまで大きな差はありません。
ハリアーとマツダ:CX-5
マツダのCX-5との比較です。
外装サイズでは全長、全幅ともに現行ハリアーが大きいですが、全高はCX-5の方が大きいです。
また、室内サイズは、室内長、室内幅、室内高全てCX-5の方が広いです。
とくに室内高が50mmちがいますので実際に座ってみるとかなり空間の広さに差があるように感じます。
ハリアーとスバル:フォレスター
スバルのフォレスターとの比較です。
ハリアーの方が全長や全幅は大きいですが、全高はフォレスターの方が大きいです。
また、室内サイズについては、室内長、室内幅、室内高全てフォレスターの方が大きいです。
ハリアーは他のライバル車に比べて、ボディサイズは同じくらいですが、室内サイズはやや小さいです。
ハリアーとレクサス:NX
レクサスのNXとの比較です。
レクサスNXと比べると現行ハリアーが全長、全幅、全高ともに大きいです。
また、室内サイズは室内長と室内高はハリアーの大きく、室内幅は同じになっています。
ハリアーはボンネットが長い分、全長が大きくなっていますが、その他はほぼ同じサイズです。
また、ボディサイズの比較は下記にありますので、ぜひ参考にしてください。
【ハリアーのボディサイズは!?】旧モデルやライバル車とボディサイズを徹底比較!
ハリアーとライバル車の価格比較
出典:RAV4ホームページ
車を購入する際に、車両のサイズは確認が必要ですが、サイズだけではなく、車の価格も確認しておく必要があります。
車の費用はしっかりと把握し、できるだけ抑えたいですよね。
ここからはライバル車との価格の比較をしていきます。
下記の車と比較していきます。
- トヨタ:旧ハリアー(3代目)
- トヨタ:RAV4
- マツダ:CX- 5
- スバル:フォレスター
- レクサス:NX
ガソリン車とハイブリッド車に分けてそれぞれ比較していきます。
ハリアーと旧ハリアー(60系)
現行ハリアーと旧ハリアー(60系)との比較です。
3代目ハリアーと現行ハリアーを比較するとガソリン車の新車価格ではベースグレードの価格が上昇し、上位グレードが20万円ほど安くなっています。
また、ハイブリッド車ではほとんど変わっていません。
現行車がモデルチェンジ前と価格差が小さいのは少し不思議な感じですよね。
安全装備や燃費性能は3代目に比べて充実していますが、価格はそれほど変わっておらず、かなりお得感があります。
また、下記に燃費についての記事がありますので、よかったら参考にしてみてください。
【ハリアーの実燃費はかなり良い!】燃費性能や実燃費、ライバル車との燃費比較!
ハリアーとトヨタ:RAV4
トヨタのRAV4との比較です。
現行ハリアーは新車価格は、RAV4よりも100~200万円ほど高くなっています。
ボディサイズは同じくらいですが、やはりこの2車の間には大きな価格差があります。
価格を抑えたい方は、RAV4も選択肢の一つです。
ハリアーとマツダ:CX-5
マツダのCX-5との比較です。
マツダ:CX-5にはハイブリッド車がなく、ディーゼル車がありますので、ディーゼル車の価格を載せてあります。
ガソリン車では、ハリアーの方が価格帯が30~50万円程度高いです。
ハイブリッド車とディーゼル車では比較が難しいですが、単純な価格のみの比較をすると、ハリアーの方が50~100万円高いです。
こちらもRAV4との比較同様に、ボディサイズはあまり変わりませんが価格帯はハリアーの方が高いです。
ハリアーとスバル:フォレスター
スバルのフォレスターとの比較です。
フォレスターのガソリン車は1グレードしかないため、比較は難しく、ハリアーのグレードによってフォレスターの価格より高い場合も低い場合もあります。
ハイブリッド車では、ハリアーの方が高く、上位グレードで200万円ほどの差があります。
車がもう1台買えるくらいの価格差ですね。
ハリアーとレクサス:NX
こちらの比較はおおよそ予想がつくと思いますが、レクサス:NXの新車価格は、現行ハリアーより151~155万円ほど高いです。
さすがレクサス、とても高いですね。
特に、上位グレードではハリアーとの差が約234万円もあります。
ボディサイズはほとんど同じなのにこの価格差は恐ろしいです。
ただ、ハリアーの上位グレードとNXのベースグレードであれば同じくらいの価格ですので、NXが買えないこともありません。
まとめ
出典:ハリアーホームページ
今回はハリアーのサイズを歴代ハリアーやライバル車と比較しました。
ハリアーはモデルチェンジするにつれて少しずつ大きくなる傾向があります。
3代目ハリアーとサイズはほとんど変わりませんが、数値を見ると大きくなっているため、普段運転する際は変わりないかもしれませんが、狭い道等を走行する際は注意が必要です。
また、ライバル車と比較してもボディサイズはそこまで変わらず、ライバル車と同じくらいです。
価格としてはレクサスを除いては一番高い価格帯になっており、手が出しづらい部分もあります。
ですが、総合的に見て素晴らしい車であることは間違いないでしょう。