「車の所有はデメリットだらけ?」
「維持費とかが高くないの?」
「車無しで生活できないかな?」
本記事は、こんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
「車を持つか持たないか悩んでいる」「マイカーを所有するのはデメリットだらけと聞いた」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
車は持つと生活が便利になるメリットだけではなく、同時にデメリットもあります。
本記事では、車の所有がデメリットだらけな理由を9つと、自家用車を持たずに生活する方法について解説していきます。
この記事を読むことで、車を所有するデメリットがわかり、マイカーを持たない選択肢も増えるかもしれません。
車を持つか手放すかを悩んでる方は、ぜひ参考にしてください。
車の所有はデメリットだらけ!?
車を持つことは、維持費がかかることを含めて、以下の9つのデメリットがあります。
【車を持つことのデメリット】
・車の維持費が20万円以上かかる
・購入時と売却時に費用が必要
・車両の価値は5年で半値になる
・メンテナンスの手間がかかる
・駐車スペースが必要
・事故に遭うリスクがある
・交通手段としては費用が高い
・代行を手配する手間がかかる
・運転に時間を割かれる
特に、車は購入するときと手放すときも費用がかかるところが忘れがちな部分かもしれません。
車を持つか迷っている方は、これからお伝えする、デメリットな理由を参考にしてください。
車の所有がデメリットだらけな理由①【車の維持費が20万円以上かかる】
車を所有することの大きなデメリットは、「年間20万円以上の維持費が必要」となることです。
車を持つと、さまざまな維持費がかかり、それらの費用が年間で20万円以上に上ることが多いのです
【車にかかる維持費の内訳】
・自動車税(年1回)
・自動車重量税(車検ごと)
・ローン金利(ローン購入の場合)
・自賠責保険料(車検ごと)
・自動車任意保険(月or年払い)
・車検費用(車検ごと、新車時のみ3年)
・駐車場代
・ガソリン代
・洗車・消耗品費用等
また、普通自動車を所有する際には、車の重さや排気量、経過年数によって税金が異なるため、維持費も変動することがあります。
【普通自動車にかかる年間維持費】
・自動車税:29,5000円〜
・自動車保険:36,000円〜
・車検費用(2年に1回):100,000円〜
・メンテナンス費用:50,000円〜
・駐車場代:60,000〜300,000円
・ガソリン代:走行距離による
維持費を節約したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
車の所有がデメリットだらけな理由②【購入時と売却時に費用が必要】
車を所有するデメリット2つ目は、「購入時と手放す際にかかる費用」です。
車を購入する際には車両の購入費用が必要ですし、手放す際には下取りや廃車手続きの費用が発生します。
【廃車にかかる手数料】
・解体費用:20,000〜30,000円
・運搬費用:10,000〜30,000円
・リサイクル費用:0〜20,000円
【下取り手数料】
・手続き・下取り車代行費用:5,000〜15,000円
・下取り査定料:5,000〜10,000円
車を所有する際には、手放す時の費用も考慮する必要がありますので、所有を始める時点で「いつ手放すか」を計画しておくことをお勧めします。
車を手放すタイミングについては「【車が高く売れる時期は1月〜3月と9月!】実際の査定の差額も公開」の記事を参考にしてください。
また、「車を手放す際にどこに依頼すればよいか」とお考えの方は、カーネクストがおすすめです。
廃車になるような車でも、高く売れる可能性があります。
詳しくは「【カーネクストの廃車買取の評判は悪い!?】デメリットやトラブルを調査」の記事で解説しています。
車の所有がデメリットだらけな理由③【車両の価値は5年で半値になる】
次に、車を所有することのデメリットとして、「車両の価値が5年で半分になる」点があります。
車は価値が下がりやすく、10年経過するとほとんどの車両が底値になります。
このため、車の価値低下の影響を避けるために、中古車を選ぶ方や、リセールバリューが高い車両を購入する方が多いです。
リセールバリューを気にする方は「【2023年最新版:SUVのリセールバリューランキング】買取相場が高い国産SUVを紹介」の記事も参考にしてください。
「特に車にこだわりはないが、通勤のための手段が必要」という方には、価値が大きく下がっている中古車の選択がおすすめです。
車の所有がデメリットだらけな理由④【メンテナンスの手間がかかる】
4つ目の車を持つことのデメリットには、「メンテナンスに手間がかかる」ことです。
車を常に運転可能な状態に保つためには、定期的なメンテナンスや手入れが必要になります。
【車にかかるメンテナンス】
・オイルゲージチェック
・オイル・エレメント交換
・タイヤの空気圧チェック
・タイヤ交換・組み替え
・クーラント液チェック
・洗車・ワックス
エンジンオイルは5,000km走行または、半年ごとに交換することが推奨されています。
特に古い車では、より頻繁なメンテナンスが必要となることがあります。
車を所有していると、このような定期的なメンテナンスに時間を割かなければならないでしょう。
車の所有がデメリットだらけな理由⑤【駐車スペースが必要】
5つ目の車を所有することのデメリットは、「駐車スペースを確保する必要がある」ことです。
車を所有する際には、自宅でのスペースを確保するか、月極駐車場を借りるなど、車の保管場所を用意しなければなりません。
特に古い車や旧車の場合、屋根付きの駐車場を用意しないと、サビや劣化が進むリスクがあります。
車の所有がデメリットだらけな理由⑥【事故に遭うリスクがある】
6つ目のデメリットは「事故に遭うリスクがある」ことです。
実際、全国で発生している交通事故の件数は年間で40万件以上にものぼり、1日あたり約1,000件以上の事故が起きています。
車を所有しないことで、加害者となるリスクを低減でき、結果として事故に遭う確率も減らすことができるでしょう。
「事故に遭うリスクをできるだけ避けたい」とお考えの方は、車を手放すことも一つの選択肢かもしれません。
車を売る場合は「【車を高く売るコツは9つ!】車買取で最も高く売れる方法を徹底解説」の記事も参考にしてください。
車の所有がデメリットだらけな理由⑦【交通手段としては費用が高い】
7つ目のデメリットとして、「交通手段としては費用が高い」という点です。
実は、マイカーでの通勤は、バスや電車を利用するよりも月に40,000円以上高くなることがわかっています。
例えば、同じ距離をバスや電車で移動する場合、月に約20,000円の費用がかかる一方、車の場合は燃料代やその他の維持費を含めると、月に約60,000円以上の費用がかかります。
これを年間に換算すると、車通勤には480,000円以上の費用がかかることが分かります。
通勤の費用を節約したい方は、公共交通機関を活用することで、大幅なコストカットが可能になるかもしれません。
車の所有がデメリットだらけな理由⑧【代行を手配する手間がかかる】
8つ目のデメリットとして、車を持つことには「代行サービスを手配する手間がかかる」という点があります。
車を所有している場合、例えばお店でお酒を飲んだ後には、帰宅のための代行サービスを手配する必要が生じます。
また、お酒を飲んだ後は車の運転ができないため、移動範囲も限定されてしまいます。
「お酒をよく飲む」という方は、車を所有していると帰宅の際の心配が必要になるかもしれません。
車の所有がデメリットだらけな理由⑨【運転に時間を割かれる】
最後にお伝えしますが、車を所有することのデメリットの一つとして、「毎日1時間以上の運転時間を費やす」ということが挙げられます。
実際、車を所有している方が1日に運転に費やす時間は、平均で約1.6時間にもなるのです。
バスや電車を利用して通勤する場合、車での通勤にかかる1時間以上をご自身の好きなことに使うことができるでしょう。
「読書を楽しんだり、副業に時間を割いたりしたい」とお考えの方は、バスや電車での通勤に切り替えてみるのも良い選択かもしれません。
車を持たなくてもカーシェアリングでカバーできる
車を持たない生活をしていると、時には行動の幅が制限されてしまうことがありますね。
日常生活では車がなくても不便を感じない方でも、遠出をする際や短時間だけ車を利用したいと思うことがあるでしょう。
そんなときは、カーシェアリングサービスを活用することをおすすめします。
カーシェアのメリット
カーシェアのメリットは以下の3つです。
【カーシェアのメリット】
・保有コストがかからない
・短時間の利用が可能
・24時間いつでも使える
カーシェアリングを活用すると、車の保有コストがかからず、24時間いつでも利用可能といった多くのメリットがあります。
車を所有すると、維持費などの固定費が発生しますが、カーシェアリングなら、レンタル料や基本使用料のみで車を必要な時に利用することができます。
また、車種を選ぶこともできるため、目的地や同乗者の人数に合わせて車を選択することが可能です。
さらに、ガソリン代もレンタル料に含まれているため、満タンにして返す必要がありません。
会員登録をすれば、24時間いつでも好きな時に車を利用できます。夜中にドライブをしたくなっても、すぐに利用可能です。
私の友人もカーシェアリングを活用しており、必要な時にだけ車を利用できるため、経済的にも車を持つよりお得だと大変満足しています。
頻繁に車を使う必要がなく、必要な時だけ利用したいという方には、カーシェアリングをおすすめします。
カーシェアのデメリット
カーシェアのデメリットは以下の3つです。
【カーシェアのデメリット】
・車を使わなくても基本料はかかる
・週末などは車が使えない可能性がある
・長時間利用すると割高な場合もある
カーシェアリングを利用する際のデメリットとして、車を使用しなくても基本料金が発生すること、週末や連休前には予約が取りにくくなる可能性があることが挙げられます。
カーシェアリングは会員登録が必要であり、その際に登録料などの基本料金がかかります。
しかし、カーシェアリングの企業によっては、一定の使用回数を満たせば基本料金が免除されるなどの特典がありますので、お住まいの近くのサービスを調べてみると良いでしょう。
特に週末や連休前には利用者が増え、予約が満員で車を利用できない場合もあります。
私の近くにあるカーシェアリングサービスも、週末には車がほとんど残っていないことがあります。
予約が取れなかった場合は、レンタカーの利用や公共交通機関を検討するのも良いでしょう。
また、カーシェアリングは短時間の利用に適していますが、長時間の利用だと割高になることがありますので、長時間の利用を考えている場合はレンタカーも選択肢としてご検討ください。
まとめ:車を所有するデメリットは大きい
本記事では、車を所有するとデメリットだらけな理由を解説してきました。
車は持っているだけで維持費がかかるため、金銭的にもデメリットが大きいです。
そのため、車無しでも生活できる場合は、車を所有しない手もありかもしれません。
自身のライフスタイルに合わせて、検討してみてください。