2022年8月2日に特別仕様車「Matt Black Edition」が発売されたプラド。しかし早くも受注停止の話が出てきました。
特別仕様車「Matt Black Edition」については「【プラドのマットブラックエディション登場!】2パターンで見積もりしてみた!」で紹介しています。
車業界全体において、半導体不足による生産遅延の流れは止まらず、先行きが見えない状況となっています。
そこで今回は、最新のプラド受注状況、今後の予想について見ていきます。

新型プラドの現在の受注状況は?【9月14日現在】
出典:プラドホームページ
まず結論ですが、ガソリン車は販売終了しているディーラーもあります。ディーゼル車も少なくなっており、受注停止も時間の問題かもしれません。
ガソリン車が販売停止している理由は単純にガソリン車の方が売れているからです。中古車でもガソリン車の方が多く出回っています。
売れている理由はいくつかありますが、一番は価格です。
下記がガソリン車とディーゼル車の価格差です。
TX(7人乗り)の価格:
ガソリン車:3,834,000円
ディーゼル車:4,488,000円
約65万円の差があります。
燃費:
ガソリン車:8.3km/L
ディーゼル車:11.2km/L
レギュラーガソリンと軽油の価格差が15円程度なので、5万km走行して、30~35万円程度です。ランニングコストでペイはできません。
とはいえ、ディーゼル車はガソリン車に比べてパワフルなエンジンがあります。
これは実際に乗って頂くと分かりますが、走り出しがガソリン車に比べて力強く、パワフルな馬力を感じながら運転をすることができます。
プラドの馬力については「【プラドの馬力やトルクはどのくらい!?】馬力やトルクをライバル車と比較しながら紹介!」で紹介しています。
ディーゼル車特有のエンジン音が気にならなければ、個人的にはディーゼル車もおすすめです。
新型プラドの受注停止の真相は?
プラドは来年フルモデルチェンジするのでは?と噂されています。
フルモデルチェンジが控えている場合、通常であれば予定時期の2~3ヶ月前あたりで受注停止になります。
ですが今回は半導体不足等の理由により新車が長納期化しており、来年のフルモデルチェンジ前までの生産枠が埋まりそうなため、このような早期の受注停止になったと考えられます。
プラドの兄貴分である「ランドクルーザー」は昨年フルモデルチェンジしましたが、発売当初から納期が4年以上かかると一時期話題になりました。
ですので現在はその「ランドクルーザー」も受注を停止しており、その理由は「ランドクルーザー」のマイナーチェンジの予定があり、早期の受注停止とのことと考えられます。
同じく「アルファード」も来年フルモデルチェンジを控えているため現在は受注停止しています。
プラドを手に入れるには?
出典:プラドホームページ
現在、新車でプラドを手に入れるのは困難となっています。契約したとしても早くて6~8ヶ月後になります。
ですので今すぐにプラドに入手するには中古車がおすすめです。新車の長納期化の影響で中古車の在庫も今はかなり少ないです。そのため中古車価格も高騰しつつあります。
とはいえ、中にはお値打ちのプラドもありますし、特別仕様車「Matt Black Edition」も購入可能です。
また狙い目は、
- 1~3年落ちの装備が良い後期モデル
- 5~6年落ちの中期モデル
上記が比較的安く買えて、今後のリセールも良いです。
詳しくは「【プラドのリセールバリューは最強!】プラドの残価率を特別仕様車まで紹介」を参照ください。
まとめ
出典:プラドホームページ
今回は新型プラドの受注停止について見てきました。
地域によってはすでに販売を停止しているところもあるかもしれませんが、現行のプラドを購入できる最後のチャンスかもしれません。
プラド購入を検討されている方は、早急に近所のディーラーに足を運んでみてください。すぐに手に入れたい方は中古車がおすすめです。
またフルモデルチェンジした新型プラドが欲しいという方は少し待ちますが、来年に発売と噂されています。
プラドのフルモデルチェンジについては「【プラド(180系)のフルモデルチェンジはいつ!?】フルモデルチェンジの内容や発売時期を大予想!」で紹介しています。
新型のプラド発売まで貯金しておき、楽しみに待つのも良いかもしれません。