「車の個人売買でトラブルってあるの?」
「トラブルの対処法は?」
「車の個人売買での注意点は?」
本記事はこんな疑問をお持ちの方に向けて書いてます。
車の個人売買は業者の中間マージンが不要なため、愛車を高く売ることができます。
しかし車の個人売買はトラブルが多いのは事実です。
そのためトラブルを防ぐためにも、車の個人売買では注意点をよく理解することが大切です。
本記事では車の個人売買のトラブル事例と対処法、注意点を解説していきます。
車の個人売買を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
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引用:カババ公式サイト
車の個人間売買はトラブルが多いので "不安"な方も多いのではないでしょうか。
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カババについて詳しくは以下の記事で解説しています。
≫【カババは売れない!?】評判やデメリットを解説
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車の個人売買でトラブルってあるの!?(売り手)
車の個人売買は契約書を交わすことなく取引を進めることもあり、口約束での売却はトラブルを招く原因になります。
クレームをつけられたり、代金が支払われないなどが発生します。
個人売買での売り手側で発生するトラブルは以下の3つです。
- 車の売却代金が支払われない
- 買取額減額や修理費請求
- 名義変更してくれない
それぞれ詳しく見ていきます。
車の売却代金が支払われない
車の個人売買では、代金が支払わられないトラブルが多いです。
基本的に車を個人売買すると、購入費用は一括払いで支払います。
車の代金は高額であるため、買い手の事情により代金を用意できず支払わないケースがあります。
売り手が入金されていないことに気がついても、買い手と連絡が取れず、車を取り戻せないトラブルです。
対処法:支払い後に車両引き渡し
代金が支払われないリスクを避けるために、購入費用支払い後に車を引き渡しとしましょう。
売り手が買い手のところまで車を持っていき納車する場合は、納車時に代金を支払ってもらうのも1つの方法です。
今はネットバンキングがあるので、その場で代金を入金してもらえば支払いがおこなわれたかすぐに確認できます。
買取額減額や修理費請求
車の引き渡し時に、契約では見つからなかった不具合が見つかり、車の売値を下げられるケースがあります。
または不具合が見つかったので修理費用を出して欲しいと請求する買い手もいます。
売買契約時に車の状態をチェックしても、車の引き渡し後に故障する可能性もあり、売り手側の責任を問われるかもしれません。
買い手によっては、契約をキャンセルしたいと申し出る方もいるでしょう。
対処法:契約書に責任を明記
このような、予期せぬ故障や不具合でのトラブルを避けるために、契約時に車の引き渡し後の売り手の責任について明記しておきましょう。
契約書には「売買契約成立後は車の故障や不具合が見つかっても、一切減額しない・修理費の補償もなし」などと明記しておきます。
不具合や故障のある車を売却する場合は、買い手はその事実をはっきりと説明しておけば、後々トラブルにならずに済みます。
名義変更してくれない
車の個人売買をおこなうと、名義変更は基本的に買い手側が行います。
名義変更をおこなうには、運輸支局に出向き手続きが必要です。
しかし仕事で忙しなどの事情があり、なかなか名義変更をおこなわない方がいます。
手続きには必要書類を揃え、書類を揃えるだけでも手間がかかるので、面倒だと感じる方もいるでしょう。
いつまで経っても名義変更をしてくれないケースもあります。
買い手が名義変更をしないと、車の売り手側に自動車税が請求されます。
さらに、車の駐車違反や事故を起こした場合、売り手側に罰金請求や出頭命令がされます。
対処法:一緒に運輸支局へ
トラブルを避けるためには、車の売却時に売り手側と買い手側が一緒に運輸支局に行き、名義変更を行なってから車を引き渡す方法もあります。
これは少し面倒かもしれませんが確実な方法です。
一つの方法として覚えておきましょう。
車の個人売買で発生するのトラブル(買い手)
続いて、車の個人売買で買い手側で発生するトラブルをいくつか解説していきます。
よくあるトラブルは以下の3つです。
- 購入後に車が故障
- 事故車や盗難車を購入
- 車の輸送費を高額請求される
それぞれ詳しくみていきます。
購入後に車が故障
マッチングサイトなどを通じて車を購入すると、車の状態を自身の目で見て確かめるのが難しいです。
そのため売り手が言う車の状態を信用するしかありません。
素人が車を点検して売るために、車の売却前に状態をしっかりと説明していても、後から故障する可能性はあります。
車の不具合や交渉は、個人売買を行う上では避けられないリスクです。
エアコンなどの故障があれば、修理費は高額です。
そのような高額な修理費が発生する可能性もあるというリスクは把握しておきましょう。
事故車や盗難者を購入
車の個人売買では事故車や盗難車を売りつけるケースもあります。
中には事故車であっても、修復歴を隠して売る方がいます。
購入する車が事故車かどうか知るなら、一般財団法人日本自動車査定協会に依頼しましょう。
調査して、車両状態確認証明を発行してくれるので、証明書を見て事故車かどうか確認できます。
中古車販売店より安すぎる値段で売られている車は、盗難車の可能性があります。
盗難車かどうか判断するのは難しいですが、購入する前には車の販売価格の相場をチェックし、相場より安すぎる時は避けた方が良いかもしれません。
購入した車が盗難車と分かれば、元の持ち主に返す手続きをすぐに行う必要があります。
車を返却しても購入費用が戻ってこない可能性が高いです。
もし車の販売者が代金を返却しない場合は、弁護士に相談しましょう。
車の輸送費を高額請求される
車を購入後は、売り手が買い手の元まで車を運転して届けることもできます。
距離が長いほど、車の輸送費が高くなります。
近隣県への輸送は安ければ1万円程度で済みますが、遠方まで運ぶとなれば10万円の費用が必要なケースもあります。
また輸送にかかる時間や近隣見だと1日程度で済みますが、遠方だと1週間程度かかります。
対処法:事前に契約書で合意
事前にいくらぐらいの輸送費がかかるか調べ、輸送価格について契約書で合意を取りましょう。
あまりに高い輸送費を請求される場合は、自分で運送会社を手配することも可能です。
車の個人売買での注意点
中古販売店で車を購入する場合と比べて、車の個人売買はリスクが高いです。
契約内容や手続きでの売り手と買い手の認識の違いによって、トラブルが発生するケースが多いです。
車の個人売買を行う上での注意点は以下の7つです。
- 契約書を交わす
- ローンは利用できない
- 車の状態を確認
- 車検証や所有者をチェック
- 自動車税の支払い
- 名義変更の仕方と変更期間の確認
- 必要な手続き
たくさんありますが、トラブルを避けるためにもきちんとチェックするようにしましょう。
契約書を交わす
口約束で車の個人売買をおこなうと、後で言った言わないのトラブルが発生しやすいです。
たとえ個人同士の売買であっても、契約書を交わして、契約内容を明記しておきましょう。
契約書について詳しくは「【車の個人売買で契約書は必要!?】雛形のダウンロードと作り方を解説」の記事で解説しています。
売買相手が知人や知り合いであっても注意が必要です。
知人同士の場合は取引のしやすいさもありますが、反対に、トラブルになった場合は関係悪化につながります。
ローンは利用できない
車の個人売買ではローンは利用できず、基本的には一括払いで車の購入費用を払います。
たとえ車の価格が数百万円であっても、その金額を一括払いします。
車の個人売買でローンを使いたい場合は、銀行や消費者金融でローンを組み、借りたお金で車の代金を支払う形になります。
フリマサイトやマッチングサイトを利用すると、クレジットカードを使い分割払いで代金を支払えるケースもあります。
車の個人売買で代行を利用予定の方は「【車の個人売買は代行・仲介サービスを依頼すべき!?】名義変更などの手続き費用・相場を解説」の記事も参考にしてください。
車の状態を確認
車の個人売買では、買い手が自分の目で見て車の状態を確認できないケースもあります。
車の状態を確認せずに購入すると、購入後に車のキズや凹みに気づいたり、事故車や盗難車であったと判明する可能性があります。
トラブルを避けるためにも、売り手は車情報を細かく相手に伝えることが大切です。
また買い手側も気になる部分は購入前に詳しく確認しておきましょう。
買い手側は少なくとも、以下の部分についてはきちんと確認した方が良いです。
【車の状態確認の重要ポイント】
・走行距離
・エンジンの調子
・キズや凹み
・車内の汚れ
・ライトやタイヤの状態
・エアコンが正常に動くか
・事故歴や修復歴
・車検証
・不具合箇所
もしキズや凹み、汚れなどがある場合は写真を送ってもらうとより具体的に確認できます。
キズや凹み、汚れ、車の故障や不具合がある場合は、それらは修復してもらえるのかも確認しておきましょう。
車検証の所有者をチェック
車の個人売買は個人同士でおこなう売買のため、車検証は売買する当事者の名前になってないといけません。
車検証の名義がローン会社や販売者名義になっている場合は、個人売買は成立しません。
車の個人売買を行うためには車検証の名義を変更する必要があります。
もし車検証の名義がローン会社や販売店になっている際は、買い手に必要書類を用意してもらい、提出してもらいましょう。
自動車税の支払い
4月1日時点で車を所有している方に、自動車税の支払い義務は発生します。
車の個人売買では自動車税を売り手と買い手のどちらが支払うのか確認しておきましょう。
たとえば、4月末に車を売却したら、売り手は車をもっていないのに自動車税を支払うことになります。
後で、買い手に「車の自動車税を支払ってくれ」と連絡しても、支払ってくれるとは限りません。
このような事態を避けるためも自動車税の取り決めは必須です。
自動車税の金額の負担割合も、口頭で決めるだけではなく、契約書できちんと明記するようにしましょう。
税金について詳しくは「【車の個人売買で自動車税などの税金は!?】消費税などを支払うケースや注意点を解説」の記事で解説しています。
名義変更の仕方と変更期間の確認
車の個人売買をおこなうと、名義変更が必要です。
名義変更は一般的には買い手側が行います。
しかし名義変更のトラブルを避けるには、売り手と買い手が一緒に運輸支局に行くのがおすすめです。
相手が遠くにいるなどして、一緒に運輸支局に行けない時は、委任状をもらうことで、売り手と買い手のどちらか片方だけが運輸支局に行って手続きを済ませることができます。
売り手と買い手それぞれが用意しなければならない書類があるので、漏れのないように書類を取り揃えましょう。
書類漏れや不備があれば、名義変更手続きができません。
そのため契約時にはいつまでに書類を揃えて、いつ名義変更をおこない、売り手と買い手が一緒に運輸支局に行くのかどうかを決めておきましょう。
これらを決めたら、後で言い合いにならないよう契約書に明記しておきましょう。
必要な手続き
車の個人売買で必要な手続きは以下の通りです。
【必要な手続き】
・車両名義変更
・自賠責保険の名義変更
・車庫証明の取得
車庫証明の取得は地域によっては必要ありませんが、車両と保険の名義変更は必要です。
行わないと、後でトラブルになるため注意しましょう。
また、人によっては以下の手続きも必要です。
【人によって必要な手続き】
・任意保険の解約
・任意保険の車両入れ替え手続き
・任意保険の加入
さらに、後で言った言わないを避けるために、契約書による書面での契約を行うようにしましょう。
車の個人売買でトラブルが発生した場合の対処法
車の個人売買でトラブルが起きないように進めても、問題が起こる可能性はゼロではありません。
もし問題が起こった場合の対処法をいくつか紹介します。
- 契約書を確認
- 国民生活センターに相談
- 弁護士に相談
それぞれ詳しくみていきます。
契約書を確認
問題が発生したら、まずは契約書を確認しましょう。
契約書の内容と発生しているトラブルを照らし合わせて確認します。
もし契約書にあるトラブルであればその通りに従いましょう。
国民生活センターに相談
車の個人売買の場合、原則当事者同士で話し合いをして解決することになります。
しかし問題がこじれると当事者間で話がまとまらない可能性もあります。
当事者間で解決できなければ、専門機関に相談するのがおすすめです。
まずは国民生活センターに相談しましょう。
国民生活センターは、さまざまな消費者トラブルの相談を受け付けている機関です。
日本全国の消費生活センターと連携しています。
また中古車売買に関する専門機関に相談するのも一つの手です。
日本中古車販売協会連合会や自動車公正取引協議会などの窓口があります。
上記のようなところに相談して、どう解決すれば良いかアドバイスをもらいましょう。
弁護士に相談
問題がこじれてしまって解決できない場合の最終手段として弁護士に相談しましょう。
弁護士の中には車の個人売買に強い人もいます。
専門家の知識をもとに、いろいろとアドバイスをしてくれるでしょう。
場合によっては代理人として相手側と交渉してくれるかもしれません。
弁護士費用は高額
ただし弁護士に相談すると費用は高額です。
そのため弁護士への依頼は最終手段として利用しましょう。
車の個人売買でトラブルを回避するなら「カババ」がおすすめ
出典:カババホームページ
上述したとおり、車の個人売買ではトラブルが発生しやすい取引です。
車の個人売買でトラブルを避けたい方は業者に依頼するもの一つの手です。
個人間の仲介に入ることで、売り手・買い手の不安解消、面倒な手続き手間を省かせる役割をします。
「カババ」は安心して取引可能
「カババ」を利用する大きなメリットは、車の個人売買でよくあるトラブルを防ぐことができる点です。
車の個人売買でトラブルになると、面倒なことが多いです。
解決に時間がかかり、つまらないことに時間を使う羽目になります。
そうならないためにも「カババ」を利用してスムーズに車を売買しましょう。
初心者でも安心
カババは出品から成約後の対応まで対応スタッフがサポートしてくれるため、初心者でも安心して出品できます。
また取引成立時に整備士が車両の点検をするため、もし不具合があっても柔軟に対応してくれます。
詳しくは「【カババは売れない!?】評判やデメリットを解説/トラブル事例も要チェック」の記事で解説しています。
まとめ:車の個人売買はトラブルが多い
本記事では車の個人売買におけるよくあるトラブルについて解説しました。
車の個人売買は交渉から、車の引き渡し、手続きまですべてを当人同士で進める必要があります。
大きな金額が車の取引を販売店などを通さずにおこなうため、トラブルが発生しやすいです。
一度トラブルが発生すると、解決するのは大変です。
トラブルなく車の個人売買を行うためには、契約書を作成したり、一部代行してもらうなどの対策があります。
今回紹介した対策をしっかり理解した上で、スムーズに車の個人売買を行いましょう。