「車を売ろうか迷っている」
「車無しでも不便はないの?」
「車を手放すタイミングは?」
本記事は、こんな疑問をお持ちの方に向けて書いています。
車を所有している方にとって、車の”維持費”はかなりの負担ですよね。車を所有しているだけで年間30万円以上に維持費がかかります。
そのため、もし車無しでも生活できるなら、車を手放して維持費を少しでも減らしたいですよね。
とはいえ、車無しの生活は不便になるのが不安で、車を手放すのを悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、車無し生活は本当にできるのか、車無しのメリットやデメリットを詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、車を手放しても良いか判断できるので、車を手放すか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
車無し生活で年間30万円の節約に!
上記のとおりで、車を手放すことで年間30万円以上の節約になります。
車を所有している場合、以下のような維持費がかかります。
【普通自動車にかかる年間維持費(一例)】
・自動車税:39,500円
・車検費用(1年当たり):50,000円
・自動車保険:36,000円
・駐車場代:60,000円
・ガソリン代:150,000円
・メンテナンス費用:30,000円
→合計:365,500円
日本人の平均年収がおおよそ450万円であり、手取りは約350万円とされています。
車の維持費だけで年収の約1割を占めてしまうことになります。恐ろしいですよね。
もし車のローンがある場合は、車にかかる費用の割合がさらに増加します。
車を持たない選択ができれば、これら費用の節約が可能です。
その他にも車を所有することの”デメリット”は多いので、この機会にぜひ車を手放すか検討してみましょう。
車の所有におけるデメリットについて詳しくは「【車を持つことはデメリットだらけ!?】損である9つの理由を紹介!」の記事で解説しています。
車無し生活:車を少しでも高く売る方法を解説
車を高額で売却する方法の一つとして、「MOTA車買取」という一括査定サービスがあります。
通常、車を売るには、地元の中古車販売店や車買取店を何軒も回り、査定してもらう必要があります。
せっかくなら愛車を少しでも高く売りたいですよね。
そこで、おすすめなサービスが「MOTA車買取」の一括査定サービスです。
申し込み後、自宅に車買取業者の査定士が来てくれ、査定をしてくれます。
また、複数の車買取店に一度に申し込みができるため、何度も車買取店に回る手間が省けます。
車を手放す予定の方は、ぜひ利用してみてください。予想以上の高価買取ができるかもしれません。
MOTA車買取について詳しくは「【MOTA車買取のデメリットは5つ!】リアルな評判や口コミを解説」の記事を参考にしてください。
また、車を売る手順は「【車を売る手順は5ステップ!】失敗しない流れと注意点まで解説」の記事で詳しく解説しています。
車無し生活のメリット
車無し生活のメリットは以下5つのメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきます。
節約できる
上記のとおりで、車を手放すことで年間30万円以上節約できます。
特に週末しか運転しない方や遠出をしない方にとって、車の維持だけで年間30万円以上かかるのはもったいないですよね。
車を売ってしまえば、車の維持費の代わりに週末の旅行代などに回すことが可能です。
車の事故の不安がなくなる
交通事故は予期せぬ状況で起こります。
特に車の事故は大きな衝撃があり、時には人生で最も悲惨な出来事の一つとなりかねません。
また、車をこすったり、壁にぶつけたりするだけで、修理費用が発生します。
1回の修理費用は1万円以上、高い時には10万円以上になり、ぶつけた時の気持ちはナイーブになりますよね。
しかし、車を持っていないければ、事故に関する不安や修理費用の心配も不要です。
車無し生活は、余計な出費や心配もなく、心が軽やかになります。
外食が減る
車を手放すことで、外食の回数が減ります。
車を持っていると、出かけたついでに外食することがよくありますよね。
「せっかく外出したのだから、食事をして帰ろう」という気持ちから、解放的な気分になります。
“ついで”って怖いですね。
1回の外食で約5,000円が消費されます。
月に外食を3回すれば、月々の外食費は確実に1万円を超えてしまいます。
しかし、車を手放すことで、外食の頻度が大幅に減り、毎月の外食費が大幅に減ります。
【悪い例】
・車でお出かけ
→楽しいショッピング
→あ、もうこんな時間?お腹減った〜
→せっかくだから、外食しちゃおっか
→無駄使い
5,000円×月3回=15,000円
車を手放すことで、上記のような流れがなくなります。
月に15,0000円節約できるのも車を持たない大きなメリットになります。
健康的になる
車無しの生活では、基本的にどこへ行くにも歩くことになります。
そのため、日々の生活の中に自然とウォーキングの時間が増えます。
【参考】
・近所のスーパーの買い物:3,000〜5,000歩
・駅の往復:5,000〜8,000歩
・週末のショッピング:10,000〜15,000歩
ウォーキングをすることで、健康的になります。
【ウォーキングのメリット】
・生活習慣病の予防
・ダイエット効果
・新陳代謝のアップ
・認知症予防
・リフレッシュ
などなど、ウォーキングにはメリットがたくさんあり、体に良いことばかりですね。
移動中のスキマ時間が増える
車での移動中は運転に集中していたため、他のことをすることができません。
しかし、車を手放すことで電車での移動が増え、読書や勉強が可能になります。
特に電車の場合は、読書や調べごと、YouTubeなど、いわゆる”スキマ時間“が増えますよね。
移動時間を有効活用することで、人生をより充実させること可能です。
車を持たないメリットについては「【車を持たないことが賢いワケ8選!】車の維持費節約のコツも紹介」の記事でも詳しく解説しています。
車無し生活のデメリット
車無し生活のデメリットは以下の4つです。
それぞれ詳しくみていきます。
大量の買い物ができない
車での買い物は、買った荷物をトランクに積むことが可能です。
そのため、トイレットペーパーやティッシュボックス、ペットボトル飲料など、かさばる重い物でも、車があれば簡単に運べて、非常に便利です。
コストコなどで荷物を満杯に積んで帰宅するのは楽しいですよね。
しかし、車を手放すことで、歩きで運べないような買い物はできません。
そのため、運べない買い物はネットを利用し、配達してもらう必要があります。
とはいえ、今はネットでなんでも買える時代です。
結果として、車から自宅まで荷物を運ぶ手間もなくなり、買い物が楽になるかもしれません。
おすすめの宅配サービスは以下の3つです。
【参考】
・パルシステム
→アトピーやアレルギー持ちでも安心、質が良い食材が買える
・0isiX
→オーガニックにこだわれる、ちょっと良いスーパー
・Amazonのスーパー「ライフ」
→注文してその日に届く気軽さ
サービスが飽きた際にはすぐに停止することもできるので、気軽に使えます。
特に小さなお子さんのいる家庭では、送料サービスや様々な特典が付いていて、お得に利用が可能です。
中でも、『パルシステム』の子育て応援割引や手数料無料のサービスは魅力的です。
習い事などの送り迎えができない
車無し生活では、家族を駅や実家への送迎ができなくなります。
車があれば、家族が駅や実家に行きたい時に送迎できますが、車無しの生活では自力で移動してもらうことになります。
これは逆に送迎しなくて良いという、送迎側からしたらメリットになりますね。
しかし、子どもの習い事などで送迎が必要な場合には、かなりの不便を感じることもあると思います。
電車やバスの時間を調べるのが手間
車で出かける際は、家族が準備が整い次第出発します。
しかし、車がない場合は、電車やバスの時刻表を事前に調べ、それに合わせて家を出る必要があります。
都会では電車やバスが頻繁に運行しているため、あまり心配はいらないでしょう。
しかし、郊外や田舎では本数が少なく、一本逃すと次の便まで1時間待つこともありますね。
自由な時間で出かけたいな、、、
というご家庭には、車はやはり必要なのかもしれません。
一方、あまり気にならないご家庭なら、電車やバスの時間に合わせて、出かける準備をすれば良いだけです。
真夏や真冬、雨の外出が憂鬱
車が無い生活では、季節によって外出が困難な時期があります。
特に夏は近年の猛暑で、日中の歩行だけで熱中症の心配が生じます。冬は厳しい寒さの中を歩かなければならないこともあります。
気候が極端な地域では、車なしの生活はあまり向いていないかもしれません。
また、子連れの場合、雨の日の外出も大変になります。
そのため、雨の日の外出は正直面倒で、家にこもりがちになるかもしれません。
子どもが小さい間は、何かと車を持っている方が便利なことは間違いありません。
子育て世代で車が不要な条件については「【子育て世代に車は必要!?】車なしで子育て生活するための3つの条件」の記事で解説しています。
車無しで生活できる都市
車無しで生活できる年を7都市ご紹介します。
以下の7都市なら車無しでも生活が可能です。
それぞれ詳しくみていきます。
東京都
東京は日本で最も交通機関が発達しているため、車を持つ人の割合が他の都市に比べて少ないです。
駐車料金が高く、車の維持費も他の都市よりかかるため、公共交通機関を利用して生活する人の割合が日本で最も高いです。
多くの人が電車を利用して通勤や通学をしています。
しかし、朝の満員電車は日常茶飯事で、それがストレスの原因となることもあります。
また、狭い都市構造のため、自転車を利用した移動もしやすいという特徴があります。
大阪市
日本で二番目に大きな都市である大阪は、発達した公共交通機関と、平坦な埋め立て地が特徴です。
そのため、自転車での移動が非常にしやすく、他の都市と比べて自転車を利用する人が多いです。
車が無くても、買い物や通勤、通学などの日常生活を自転車で済ませることができる都市です。
名古屋市
名古屋市は地下鉄が非常に便利な都市です。
市内の郊外地域でなければ、多くの住宅が地下鉄の駅から徒歩5分から20分の範囲内にあります。
地下鉄は約10分おきに運行しており、待ち時間も少なく、ストレスフリーです。
また、市内を広範囲にカバーする地下鉄の路線があるため、移動に困ることはありません。
市営バスも充実しており、郊外に住んでいても地下鉄の駅まで容易に移動できます。
スーパーマーケットやコンビニも多く、日常の買い物にも便利です。
多くの人が地下鉄や市営バスを利用して通勤や通学をしています。
京都市
京都市では、東京や大阪のように広範囲に地下鉄が走っているわけではありませんが、代わりに路線バスが充実しています。
自宅や職場の位置によっては、公共交通機関だけで容易に生活を送ることが可能です。
しかし、週末や祭りのシーズンには観光客が多く訪れるため、バスの運行が定刻通りにならないことがあります。
そのため、市民の中には自転車での移動を好む人も多いです。
また、大阪市内へは約30分で移動が可能なため、大阪以外に頻繁に出かける必要がなければ、車なしでの生活も十分に実現可能です。
横浜市
横浜市は、公共交通機関が充実しており、特に鉄道網が発達しています。
JR線、横浜市営地下鉄、みなとみらい線などが市内を網羅しており、これらの交通機関を利用すれば、市内の多くの場所へ容易にアクセスできます。
また、東京都心へも約30分とアクセスが良好で、隣接する都市への移動も便利です。
横浜市は、海に面しており、山下公園やみなとみらい地区など、散策や観光に適した場所も多くあります。
このため、市民や観光客は、自転車や徒歩での移動も楽しむことができます。
駐車場が限られているエリアもあるため、車での移動には少し不便を感じることもあるかもしれませんが、公共交通機関の充実により、車がなくても生活することは十分に可能です。
福岡市
福岡市では地下鉄よりもバスのネットワークが発達しています。
特に西鉄バスは市内を広範囲にカバーしており、市民の多くが公共交通機関として利用しています。
住宅の家賃や物価が比較的安いこともあり、車を持たない生活を選ぶことで、より裕福な生活が可能になります。
また、新幹線の利用や市中心部に位置する空港の存在もあり、遠距離への移動も容易です。
神戸市
神戸市では電車やバスの交通網が充実しています。
大阪まで電車で約30分とアクセスが良いため、大阪のベッドタウンとしても人気があります。
街を歩くと、多くのおしゃれなカフェがあるため、車を持たずに歩くこと自体が楽しい体験となります。
また、道が狭く駐車場も限られているため、車の運転が難しい都市の一つです。
車無し生活は案外快適!車を売るべきタイミングは?
いかがだったでしょうか?
車を売る前は、車が無い生活がかなり不便になるのではないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に車無しの生活では、年間約30万円の節約効果だけでなく、多くのメリットがあることに気づきます。
さて、「車を売るタイミング」についてですが、買取業者の皆さんが共通しておっしゃるのは、
「売りたい時が、一番の売り時」です!
車を売るタイミングについて詳しくは「【車が高く売れる時期は1月〜3月と9月!】実際の査定の差額も公開」の記事で解説しています。
しかし、私たち売り主としては、最適な売却時期について迷いますよね。
そこで、今回は「“ライフスタイルの変化”から見た車を売るタイミング」を紹介します。
それぞれ詳しくみていきます。
子どもが成長した時
車を手放1つ目のタイミングは子どもが成長した時です。
小さなお子さんがいる家庭では、お出かけだけでなく、習い事や通院などで車が必要な生活を送っている方も多いでしょう。
しかし、子どもたちが成長するにつれて、彼らはより自立してきます。長い距離を歩けるようになり、自転車にも乗れるようになります。
子どもが大きくなり、「あれ?私たち、車がなくても大丈夫かもしれない」と感じ始めたら、その時が家族でマイカーの必要性を再検討する良いタイミングかもしれません。
車の使用頻度が減った時
マイカーがなくても、他の移動手段を見つけることは可能です。
最近では、シェアリングエコノミーが流行しており、
・カーシェア
・新車のサブスク
もかなり充実してきました。
車の維持費は家計に大きな影響を及ぼすため、このようなサービスの有無が家計状況を大きく左右します。
大きな買い物を避け、サブスクリプションやリースを活用することが、賢明な選択と言える時代です。
車にかけるお金がもったいないと感じた時
マイカーの維持には、年間数十万円という高額な費用がかかります。
そのため、一度、車の無料査定だけしてもらうと、次の行動に移しやすいかもしれません。
この記事を読んだのをきっかけに、ぜひ家族会議してみてはいかがでしょうか。
もし車の査定を依頼する場合は車一括査定サイトで申し込むことで車が高く売れやすいです。
詳しくは「【車一括査定のリアル評判は!?】悪い口コミあり/おすすめ人気ランキング5選!」の記事で解説しています。
どうしても車が必要なときは?
お金がないけど、どうしても車が必要になった場合の対策を3つ紹介します。
それぞれ詳しくみていきます。
カーリース
カーリースは、車を購入する場合に比べ、購入金額や維持費を大幅に抑えることが可能です。
カーリースの中でも特におすすめは「定額カルモくん」です。
定額カルモくんカーリース業界の中で最安と言われており、月々の料金を安く抑えることができます。
また、カーリースをすることで、ライフスタイルの変化に合わせて乗り方をすることが可能です。
車を手放して、もし車が必要になった場合は、”カーリース”も選択肢の1つです。
定額カルモくんについて詳しくは「【トヨタ「KINTO」のデメリットは3つ!】走行距離の制限まで徹底解説」の記事で解説しています。
カーシェア
街中の駐車場でカーシェアリングサービスの車を見かけたことはありませんか?
カーシェアリングサービスは、スマートフォンで登録し予約することで簡単に利用できるサービスです。
月に2日以下の車の利用を考えている方にとっては、カーリースよりもカーシェアリングを利用する方が経済的にお得です。
レンタカー
レンタカーは、短期間の車の利用に最適な選択肢です。
旅行や特定の用途のために一時的に車が必要な場合、レンタカーを利用することで、必要な期間だけ車を借りることができます。
必要に応じて小型車から大型車、特別な機能を持った車まで幅広く用意されています。
予約はネットや電話で簡単にできるため、初心者でも利用しやすいサービスです。。
レンタカー料金は利用時間や車種によって異なりますが、手軽に利用できるため、短期間の移動手段になります。
特に旅行時の移動や、短期間だけ車が必要な場面でレンタカーはおすすめのサービスです。
まとめ
- 車無し生活で年間30万円以上の節約に!
- 車無し生活はメリットとデメリットがある
- 車無しで生活できるのは都会のみ
- 車が必要な場合はカーリースやカーシェアを利用
本記事では、車無し生活のメリット・デメリットから、車が必要な場合の対処法まで紹介しました。
車を手放すことで、年間30万円以上の節約になるため、車の必要性が少ない方は、ぜひ検討してみてください。
特に都会に暮らしている場合、電車やバスが発達しているため、車がなくても不便を感じることは少ないです。
この機会にぜひ、車なしの生活を検討してみましょう。年間30万円以上の節約につながるかもれません。